稲見 正浩 (イナミ マサヒロ)

人文社会科学系 人文科学講座 哲学・倫理学分野教授

研究者情報  (担当授業科目については、ページ一番下の「授業ガイド(シラバス検索)」をご利用ください。)

基本情報

  • 性別

学位

  • 博士(文学)

所属学協会

  • ジャイナ教研究会
  • 広島哲学会
  • 国際仏教学会
  • 日本宗教学会
  • 日本仏教学会
  • 日本印度学仏教学会

研究分野

  • (人文・社会) 中国哲学、印度哲学、仏教学
    中国哲学・印度哲学・仏教学

研究キーワード

  • 仏教認識論 仏教倫理学

研究テーマ

  • 仏教認識論・論理学
    1980年 - 2020年

書籍等出版物

  • A STUDY OF THE PRAMANAVARTTIKATIKA BY SAKYABUDDHI FROM THE NATIONAL ARCHIVES COLLECTION, KATHMANDU Part I : Sanskrit Fragments Transcribed
    K. Matsuda, T. Tani, 財団法人東洋文庫(東京)
  • プラジュニャーカラグプタ研究
    2021年03月, J-Stage オンライン

論文

  • Conventional Validity: A Study of Prajñākaragupta’s Interpretation of Pramāṇavārttika II 4d–5a in the Light of Yamāri’s Sub-commentary.
    2023年11月, Masahiro Inami, 単著, To the Heart of Truth: Felicitation Volume for Eli Franco on the Occasion of His Seventieth Birthday. Ed. Matsuoka Hiroko, Moriyama Shinya, and Tyler Neill. Part 2. Wiener Studien zur Tibetologie und Buddhismuskunde 104.
  • プラジュニャーカラグプタの〈非認識〉論
    2024年03月31日, 稲見正浩, 単著, 『プラジュニャーカラグプタ研究』, 4
  • プラジュニャーカラグプタの〈非存在〉批判
    2023年03月31日, 稲見正浩, 単著, プラジュニャーカラグプタ研究, プラジュニャーカラグプタ研究会, 3, 研究論文(学術雑誌)
  • 欺かない認識 —Pramāṇavārttikālaṅkāra ad Pramāṇavārttika II 1和訳研究—
    2022年03月31日, 稲見正浩, 単著, プラジュニャーカラグプタ研究, プラジュニャーカラグプタ研究会, 2, 研究論文(学術雑誌)
  • 認識は単一か多数か—Pramāṇavārttikālaṅkāra ad PV III 208–221和訳研究—
    2021年03月, 稲見正浩, 単著, プラジュニャーカラグプタ研究, プラジュニャーカラグプタ研究会, 1
  • 再考:ディグナーガのpakṣābhāsa説 —PS III 2b2-d1の読み方—
    2021年03月, 稲見正浩, 単著, 印度学仏教学研究, 日本印度学仏教学会, 69, 2, 研究論文(学術雑誌)
  • Pre-Dharmakīrti Interpretations of Dignāga’s Theory of pakṣābhāsa
    2020年12月, Masahiro Inami, 単著, Transmission and Transformation of Buddhist Logic and Epistemology in East Asia, ARBEITKREIS FÜR TIBETISCHE UND BUDDHISTISCHE STUDIEN, UNIVERSITÄT WIEN
  • Two Kinds of Causal Capacity: sāmānyā śaktiḥ and pratiniyatā śaktiḥ
    2020年12月, Masahiro Inami, 単著, Reverberations of Dharmakīrti's Philosophy, Proceedings of Fifth International Dharmakīrti Conference Heidelberg August 26-30, 2014, Austrian Academy of Sciences Press
  • 仏教論理学派の論証式
    2018年12月, 単著, 『印度学仏教学研究』, 日本印度学仏教学会, 67, 1
  • 世俗の真実とは何か ―クマーリラの批判に対するプラジュニャーカラグプタの回答―
    2018年10月, 単著, 『哲学』, 広島哲学会, 70
  • 宝石の光に対する宝石の認識
    2016年12月, 単著, 印度學佛教學研究, 日本印度学仏教学会, 65, 1
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(13)
    2014年, 稲見正浩, 共著, 東京学芸大学紀要 人文社会科学系II 第65集, 東京学芸大学, 65
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究 (13)
    2014年01月, 単著, 東京学芸大学紀要 人文社会科学系II 第65集, 東京学芸大学, 65
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究 (12)
    2013年01月, 単著, 『東京学芸大学紀要 第2部門 人文科学』, 東京学芸大学, 64
  • 二種の因果効力 ― sāmānyā śaktiとpratiniyatā śakti ―
    2012年12月, 単著, 『印度学仏教学研究』, 日本印度学仏教学会, 61, 1
  • 存在論 ー存在と因果ー
    2012年01月, 単著, シリーズ大乗仏教 第9巻 認識論と論理学, 春秋社
  • Nondual Cognition
    2011年07月, 単著, Religion and Logic in Buddhist Philosophical Analysis, Proceedings of the Fourth International Dharmakirti Conference Vienna, August 23-27, 2005, Osterreichische Akademie der Wiassenschaften
  • インド仏教論理学の需要と展開ーチベット・中国・インドー
    2011年03月, 単著, 『異文化理解教育と宗教』平成22年度東京学芸大学重点研究費報告書, 東京学芸大学
  • 教科書のインド仏教 「倫理」教科書の分析を中心として
    2009年03月, 単著, 社会科教育と世界三大宗教(平成20年度 東京学芸大学重点研究費 研究報告書), 東京学芸大学
  • インド哲学と教育
    2009年03月, 単著, 教育学部教育における哲学・倫理学の意義と役割に関する研究(東京学芸大学平成20年度重点研究報告書), 東京学芸大学
  • 仏教論理学研究雑録(1)
    2009年01月, 単著, 東京学芸大学紀要 人文社会科学系 II 第60集, 東京学芸大学, 60
  • 他者は存在するか —インド仏教後期唯識思想における他心問題—
    2008年03月, 単著, 赤司英一郎・荻野文隆・松岡榮志編『多言語・多文化社会へのまなざし—新しい共生への視点と教育—』, 白帝社
  • Pramanasamuccaya III 8のサンスクリット・テキストについて
    2006年03月, 単著, インド仏教哲学文献のネットワーク型テクスト・データベースの構築(平成16年度?17年度科学研究費補助金(萌芽研究)研究成果報告書)
  • プラジュニャーカラグプタのvyavaccheda論 - Pramanavarttikalankara ad PV IV 189-194和訳研究 -
    2005年12月, *稲見正浩 石田尚敬 野武美弥子 林慶仁, 共著, 南都佛教, 南都佛教研究会(東大寺), 85
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究 (11)
    2005年02月, *稲見正浩, 単著, 東京学芸大学紀要 第2部門 人文科学, 東京学芸大学, 56
  • プラジュニャーカラグプタにおける不二知
    2004年03月, 単著, 神子上恵生教授頌寿記念論集, 永田文昌堂
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(10)
    2003年02月, 単著, 東京学芸大学紀要 第二部門 人文科学, 54
  • プラジュニャーカラグプタにおける二種の認識対象と認識手段 - Pramanavarttikalankara ad PV III 1-2 和訳研究
    2002年, 野武美弥子、林慶仁、護山真也, 共著, 南都仏教, 81
  • The Problem of Other Minds in the Buddhist Epistemological Tradition
    2001年08月, 単著, Journal of Indian Philosophy, 29
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(9)
    2001年02月, 単著, 東京学芸大学紀要 第2部門 人文科学, 52
  • astu yatha tatha
    2000年10月, 単著, 戸崎宏正博士古稀記念論集 インドの文化と論理, 九州大学出版会
  • On the Determination of Causality
    1999年03月, 単著, Dharmakirti's Thought and Its Impact on Indian and Tibetan Philosophy
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(8)
    1999年02月, 単著, 東京学芸大学紀要第2部門人文科学, 50
  • 仏教論理学派の因果関係の決定方法について-本当に因果関係は決定できるのか?-
    1998年12月, 単著, 印度学仏教学研究, 47, 1
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(7)
    1998年02月, 単著, 東京学芸大学紀要 第2部門 人文科学, 49
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(6)
    1997年03月, 単著, 東京学芸大学紀要 第2部門 人文科学, 48
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(5)
    1996年03月, 単著, 島根県立国際短期大学紀要, 3
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(4)
    1995年03月, 単著, 島根県立国際短期大学紀要, 2
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(3)
    1994年03月, 単著, 島根県立国際短期大学紀要, 1
  • 仏教論理学派の真理論-デーヴェーンドラブッディとシャーキャブッディー
    1993年05月, 単著, 渡辺文磨博士追悼記念論集原始仏教と大乗仏教(下巻85-118頁)
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(2)
    1992年12月, 単著, 広島大学文学部紀要, 52
  • 『プラマーナ・ヴァールティカ』プラマーナシッディ章の研究(1)
    1992年03月, 単著, 広島大学文学部紀要, 51
  • Pramanavarttikatikaのサンスクリット写本
    1991年12月, 単著, 印度學佛教學研究, 日本印度学仏教学会, 40, 1
  • On paksabhasa
    1991年03月, 単著, Studies in the Buddhist Epistemological Tradition, Proceedings the Second International Dharmak(]J1137[)rti Conference
  • vyavaccheda再考
    1990年12月, 単著, 印度仏教学研究, 39, 1
  • ダルマキールティにおける佛道
    1989年07月, 単著, 日本仏教学会研究年報, 日本仏教学会, 54
  • ダルマキールティのpaksabhasa説-pratitinirakrtaの場合-
    1988年, 単著, 印度學佛教學研究, 日本印度学仏教学会, 37, 1
  • 仏教論理学における「間違った主張」
    1988年, 単著, 哲學, 40
  • ダルマキールティにおける因果関係の決定
    1987年, 単著, 哲学, 広島哲学会, 39
  • ダルマキールティによる論廻の論証(下)
    1987年03月, 単著, 南都仏教, 南都仏教研究会(東大寺), 57
  • Another Look at the Framework of the Pramanasiddhi Chapter of Pramanavarttika
    1986年, 単著, Wiener Zeitschrift fur die Kunde Sudasiens, 30
  • ダルマキールティの慈悲の修習の議論
    1986年, 単著, 印度学仏教学研究, 日本印度学仏教学会, 35, 1
  • ダルマキールティによる論廻の論証(上)
    1986年08月, 単著, 南都仏教, 南都仏教研究会(東大寺), 56

講演・口頭発表等

  • ダルマキールティのanupalabdhi論̶—Pramāṇavārttika IV 260–279—(その1)
    2024年03月05日, 無の探求科研 集中全体研究会
  • 〈⾮存在〉という認識⼿段に対する プラジュニャーカラグプタの批判—シャーンタラクシタなどの批判内容との⽐較を通して—
    2023年09月03日, ⽇本印度学仏教学会第74回学術⼤会
  • 〈非存在〉という認識手段に対する プラジュニャーカラグプタの批判
    2023年03月08日, 令和4年度科研「無の探求」集中研究会, 口頭発表(一般)
  • Structure of Dharmakīrti’s Syllogism
    2022年08月25日, The 6th Dharmakīrti Conference, 口頭発表(一般)
  • 拒斥知と非存在
    2022年03月11日, 「無の探求」研究会
  • 近世日本の『因明正理門論』研究
    2021年09月05日, 日本印度学仏教学会第72回学術大会, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
  • 再考:ディグナーガのpakṣābhāsa説
    2020年07月04日, 日本印度学仏教学会第71回学術大会
  • Conventional Validity — Prajñākaragupta’s interpretaion of PV II 4d–5a —
    2019年06月30日, The Workshop ‘Prajñākaragupta and Yamāri.’, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
  • 仏教論理学派の論証式
    2018年09月, 日本印度学仏教学会第69回学術大会
  • Pre-Dharmakīrti Interpretations of Dignāga’s Theory of pakṣābhāsa
    2017年08月, XXI. Congress of the International Association of Buddhist Studies
  • 宝石の光に対する宝石の認識
    2016年09月, 第六十七回日本印度学仏教学会学術大会
  • 認識の分析とその超越 ―仏教認識論はどこに向かっていくのか―
    2014年12月, 龍谷大学現代インド研究センター2014年度第3回伝統思想研究会
  • Two Kinds of Causal Capacity: sāmānyā śaktiḥ and pratiniyatā śaktiḥ
    2014年08月, Fifth International Dharmakīrti Conference
  • 二種の因果効力 ― sāmānyā śaktiとpratiniyatā śakti ―
    2012年07月, 日本印度学仏教学会第63 回学術大会
  • 仏教論理学派における存在と認識
    2012年03月, 筑波大学にて講演
  • 認識は分析できるのか
    2010年05月, 第55回国際東方学者会議
  • Nondual Cognition
    2005年08月, The 4th International Judo Federation, World Judo Research Symposium