
和田 正人 (ワダ マサト)
情報教育教室(学校教育系)(教育組織) | 特任教員 |
研究者情報 (担当授業科目については、ページ一番下の「授業ガイド(シラバス検索)」をご利用ください。)
研究活動情報
書籍等出版物
- 平和を創る心理学 第2版 私とあなたと世界ぜんたいの幸福を求めて
2014年03月, 杉田明宏、いとうたけひこ、堀尾良弘、草柳和之、坂西友秀、小平朋恵、高垣忠一郎、和田正人、中島常安、松本俘、, メディアと暴力, ナカニシヤ出版(京都市), 第1章 平和心理学の理論
第2章 平和心理学の歴史
第3章 犯罪・非行における暴力ー加害と被害ー
第4章 暴力とジェンダーの役割ー新たな暴力モデル構築へー
第5章 グローバル化の中の偏見と差別
第6章 自己肯定感と平和
第7章 メディアと暴力
第8章 ロール・モデルの平和心理学
第9章 幼児期の平和教育
第10章 非暴力の視点から見た平和心理学とその可能性について - 第3版 学校教育辞典
2014年02月, 今野喜清、新井郁男、小島邦宏編、和田正人他多数, 回帰分析・重回帰分析、共分散分析、統計的検定、ネットワーク分析、パス解析、GMP分析, 教育出版, 東京, 回帰分析・重回帰分析(p.63)、共分散分析(p.262)、統計的検定(p.591)、ネットワーク分析(p.622)、パス解析(p.632)、GMP分析p.785) - 子どもの発達社会学
2011年01月, 住田正樹・高島秀樹・中村真弓・田中理絵・中田周作・夏秋英房・和田正人・杉谷修一・横山卓・久保田真功, マス・コミュニケーションと社会化環境, 北樹出版(東京), マス・コミュニケーションと社会化環境
第1節 マス・コミュニケーションと社会の変化
第2節 マス・コミュニケーションの効果と影響
1. マス・コミュニケーションの効果、2.マス・コミュニケーションの影響としてのメディア暴力
第3節 マス・コミュニケーションの対人的影響、集団への影響
1.コミュニケーションの2段階の流れと仮説と普及 2.子どもと集団とマス・コミュニケーション
第4節 マス・コミュニケーションと子どもの社会化、教育、将来
1.情報環境の疑似環境化 2.マス・コミュニケーションとメディア・リテラシー 3.マス・コミュニケーションの将来 - 新版学校教育辞典
2003年02月, 今野喜清・新井郁男・児島邦宏, 教育出版 - ひとはなぜテレビを見るのかーテレビへの接触行動モデルの構築に関する実証的研究ー
2001年, 近代文藝社
論文
- 高等学校共通教科情報科におけるメディア・リテラシー教育実践の可能性の一考察(3):1970~80年代の通信白書における「メディア」の位置付け
2025年02月16日, 高橋敦志・和田正人, 共著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 75, 研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 本研究では,高等学校情報科におけるメディア・リテラシー教育実践の可能性の一考察として,高橋・和田(2024a,b)が行った臨教審,中教審,文科相および文部省の1984年から2018年(第1-4期)の教育施策文書の分析に続き,初刊から第1期に相当する1989年までの総務省の通信白書について,「メディア」
の位置付けや意味を分析した。分析の結果,1.第1期と同様に「メディア」,「ニューメディア」,「マスメディア」に加え「通信メディア」が頻出していた,2.マス,ニュー,パーソナルのそれぞれのメディア間で重複があった(例えばマスメディア・放送メディア・放送系マスメディア・電気通信系のマスメディア等),3.マス,ニュー,パーソナルのメディアの下位項目では,明確に分けて記述されているものがあった(例えばパーソナルメディア・パーソナル通信メディア・パーソナル情報通信メディア等),の3点が明らかとなった。 - メディア・リテラシー学習における生成AIを利用したメディア史動画制作が著作権侵害リスク認知に与える影響(4): 著作権侵害と授業での利用におけるアンビバレンス
2025年02月16日, 和田正人・高橋敦志, 共著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 58, 研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 教員養成系大学生20名がメディア・リテラシー学習において,自分のメディア接触経験について生成AIを用いた動画制作をすることによる,著作権侵害リスクと授業での利用とのアンビバレンスを明らかにした。動画制作後でも,著作権侵害リスクが残り,授業の利用可能性が100%未満の学習者が半数以上であった。このことから,メディア史動画制作には著作権侵害リスクがある一方で,授業でのその動画の利用可能性が100%とは考えないというアンビバレンスな態度があることが明らかになった。また,動画制作前には,著作権侵害リスクが生成AI利用動画の方が生成AI非利用動画よりも高かったものの,動画制作後にはその違いはなかった。そして動画制作後にリスクが低くなることもなかった。
さらに学習者は生成AIの動画制作における様々な問題を指摘しており,それは現在の生成AIが日本の論理的思考と異なっていることが想定された。 - デジタル・ストーリーテリング制作による SNS の認知への影響(3)
―― SNS のメンタルヘルスとウェルビーイング ――
2025年02月01日, 和田 正人・高橋 敦志・小川 眞理絵, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学, 76, 研究論文(大学,研究機関紀要), 24349356, 英王立公衆衛生協会(RSPH)(2017)は SNS が若者の精神健康にポジティブかネガティブの影響を及ぼしているという研究報告書を公表した。そこで大学生が,メディア・リテラシー学習のひとつとしてのデジタルストーリーテリング(DS)の制作が YouTube と Instagram での精神幸福感に与える影響を調べた。大学生 7 名の DS 制作前後と SNS ごとの精神幸福感の値にベイズ分析を行なった。その結果,DS 制作前後での精神幸福感の変化は有効ではなかった。また SNS の種類によって精神幸福感の 14 項目のうちの 4 項目が有効であったものの,分散が 0 の水準があったために信頼性がなかった。学生の自由記述からは,DS 制作は RSPH(2017)の精神幸福感尺度で測定できず,自分やオーディエンスの人生観に関わる変化を及ぼしていることが明らかになった。今後の課題として,DS 制作による精神幸福感尺度以上の観点を調べる必要があることが明らかになった。 - メディア・リテラシー学習での動画制作が著作権違反リスク認知に与え
る影響(4):デジタル・ストーリーテリング制作における生成AIのイノ
ベーション普及過程
2024年07月28日, 和田正人・高橋敦志, 共著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 57, 研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 教員養成系大学生9名がメディア・リテラシー学習において,メディア史動画制作に続きデジタル・ストーリーテリング(DS)を行なった。学生2名は生成AIを用いたDS制作後に著作権違反リスクの認知が減少した。それらのDSには違和感を覚えており,作品の満足度も中程度であった。その生成AI利用は,ロジャーズのイノベーション普及過程において,知識段階と説得段階のいくつかの項目が該当した。そして利用生成AIについて友人に尋ねたものの,YouTubeやSNSの説明動画の視聴はなかった。しかしDS制作後の半年後も生成AI利用した動画の制作はしていなかった。今後は生成AIの発展と利用の増加のもとで,学校教育での生成AIのイノベーション普及過程を調べる必要があった。 - 動画生成AIとメディア・リテラシー教育のゆくえ
2024年07月01日, 和田正人, 単著, 視聴覚教育, 日本視聴覚教育協会, 921, (MISC)総説・解説(商業誌), 0037-3664, 動画生成AIの出現、これまでの映画教育・映像教育・視聴覚教育からメディア・リテラシー教育、これからの日本におけるメディア・リテラシー教育について概説した。 - コロナ禍における学校外教育でのICT支援フィールドワーク
2024年02月29日, 和田正人, 高橋敦志, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学教育実践研究推進本部, 75, 研究論文(学術雑誌), 文部科学省(2018)の教育のICT化に向けた5か年計画において,2021年のICT支援員配置は43%にとどまっている。大学生の ICT 支援のフィールドワークにおいて,こうした状況とコロナ禍により,学校現場での
フィールドワークはほぼ不可能であった。また ICT 利用や ICT 支援についてのフィールドワークの研究も行われていない。そこで本研究では,5名の学生がアルバイトを行っている学校外の学習現場で,フィールドワークを行った。インタビューは児童生徒と教師を対象とした。実施後のレポートによると,ICT 利用のポジティブな面は,学校の業務の効率化,学習の進展とフィードバック,学習場面を拡大することに使われていた。一方,ICT 利用のネガティブな面は,機器所有のアンバランス,紙媒体の選好,機器システムの不備,インターネットを介することによるコミュニケーションの不足の問題であった。ICT 利用は学生が全て経験してきたことであるために,自分自身を観察して自分の ICT 利用ないし支援された経験を記録して分析するオートエスノグラフィーの方法も有効であることが,今後の課題となった。 - 高等学校共通教科情報科におけるメディア・リテラシー教育実践の可能性の一考察―臨時教育審議会審議過程の概要(その1)(1984年)から学習指導要領(1999年)までの議論における「メディア」の位置づけ―
2024年03月17日, 髙橋 敦志,和田 正人, 共著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 56, 研究論文(学術雑誌), 2435-0729, 本研究では,高等学校情報科におけるメディア・リテラシー教育実践の可能性の一考察として,情報科新設のきっかけとなった1984年の臨時教育審議会の議論から情報科が新設された1999年の学習指導要領の内容までにおける,高等学校情報科の教育に直接関連する教育政策文書について,「メディア」の位置付けや意味を分析した。分析の結果,「マスメディア」については負の側面が強調され,後にはマスメディアの社会への影響を学ぶ内容となった一方,「ニューメディア(新しい情報手段)」はコンピュータ等の情報機器や情報通信ネットワークを指す「情報手段」となり,「マルチメディア」については文字や音声,画像の特徴等を学ぶ内容となった。そして,メディア・リテラシー教育に強く関連する学習内容が一時的には強調されたものの,情報モラル等の学習内容と比べて明確には記述されなかったことが明らかとなった。 - メディア史動画制作が著作権違反リスク認知に与える影響(3)
2024年03月17日, 和田 正人,高橋 敦志, 共著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 56, 研究論文(学術雑誌), 2435-0729, 教員養成系大学生13名が,メディア・リテラシー学習において,メディア接触経験について動画制作を行なうことによる画像と音楽の著作権違反リスク認知の変化を調べた。制作した7動画は,アニメーション映画,ゲーム,音楽バンド等であった。動画制作前後とAIに関わる著作権の議論後の3回の画像と音楽の著作権違反リスク認知の数値(0~100)にベイズファクタ分析を行なった。リスク認知の変化のBF値は有効ではなかった。著作権違反リスクは,学習前よりAI議論後に増加し,動画制作後に減少したものの,学習前よりは増加する傾向があった。画像よりも音楽リスクの方が高い傾向があった。動画制作には生成AI機能は使用しなかったものの,生成AI利用に否定的な意見はなかった。今後はAI利用の有無による制作した動画を比較することで,メディア・リテラシーの学習と著作権違反リスクの関連を調べることとした。 - 共通教科情報科における写真の分析を通してメディア・リテラシーの基本概念を学ぶメディア・リテラシー教育の実践研究
2024年03月01日, 高橋 敦志, 和田 正人, 共著, 日本教育メディア学会, 30, 2, 研究論文(学術雑誌), https://doi.org/10.24458/jaems.30.2_21, 1340-9352, 本研究では,高等学校共通教科情報科において,写真の分析を通してメディア・リテラシーの基本概念(OISE 2009)を学ぶ学習指導を行い,学習者が作成した振り返りシートの分析を行うことで,学びの意識を明らかにすることを目的とした。分析の結果,振り返りシートには,基本概念1「メディアは『現実』を構成する」,2「オーディエンスがメディアの意味を解釈する」,および5「それぞれのメディアがそれぞれの伝え方で情報を伝えている」に関する記述,さらに「メディアへの批判的思考」や「メディアによるコミュニケーション」の記述があり,写真分析を通してこれらを培うことができることが明らかとなった。これらから,学習指導要領の「メディアの特性」に加え,「リプレゼンテーション」や「発信者の意図」も学ぶことができることが示唆された。その一方,2と5の両方の記述は多かったが,3「メディアは商業的・社会的・政治的意味をもつ」・4「メディアはイデオロギーや価値観を伝える」の記述が少なかったことから,社会的背景やイデオロギー・価値観等を学ぶ際には,それらを中心とした学習指導や発問作成等を含めた授業設計が求められることが示唆された。 - メディア史動画制作と著作権知識が著作権違反リスク認知に与える影響
2023年06月17日, 和田正人, 単著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 55, 研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 1344-8153, メディア・リテラシー学習では,送り手として情報を表現・発信する。送り手は著作権違反のリスクの認知も行ないながらメディアを制作する。本研究では,教員養成系大学生12名が,メディア・リテラシー学習として,今までに接触したメディアを2分間の動画で制作することによる,著作権侵害リスク認知の変化を明らかにした。動画は音楽関連が半数であった。動画制作前後の著作権侵害リスク認知の数値(0~100)にベイズファクタ分析を行った結果,BF値は有効であり,動画制作前より後の方が著作権侵害リスク認知は高くなった。また,構造方程式モデリングを行い,著作権の一般的知識と学校における著作権の例外措置の知識が著作権侵害リスク認知に関連するモデルを明らかにはした。制作者のレポートからも著作権侵害に注意しながら動画制作をしていることが明らかになった。今後は動画制作に利用した各素材について著作権を分析することが必要とした。 - メディア情報リテラシーとこれからのICT教育
2023年03月, 和田正人, 単著, メディア情報リテラシー研究, 法政大学図書館司書課程, 4, 1, ユネスコのメディア情報リテラシー(MIL)において、メディアと情報の理解の学習、オンラインリスクの学習、フェイクニュースについて概観し、メディアリテラシー学習によってフェイクニュースに対処できるかどうかを検討した。 - コロナ禍におけるICT支援フィールドワーク
2023年03月, 和田正人, 単著, 日本教育工学会2023年度春季大会発表論文集, 日本教育工学会, 2023, 1, 研究論文(その他学術会議資料等), 文部科学省 (2012)は,教育のICT化に向けた5か年計画で,ICT支援員を4校に1人配置するとしたものの,2021年の配置校は43%であった.大学生のICT支援のフィールドワークは,こうした配置状況とコロナ感染により,学校現場での参与観察はほぼ不可能であった.そこで本研究では,学生がすでに参与している塾等の学校外の学習現場でフィールドワーク実践を行った.学生7人がICT支援フィールドワークの研究計画を策定した.計画では,児童生徒に加えて講師を対象としたICTの活用実態把握,学習のアプリケーションの利用,不満等を質問した.また調査方法としては参与観察やインタビューやアンケートを行い,記録方法ではスマートフォンやメモを用いていた.コロナ感染状況が改善されない現在,こうした学校外の学習場面における ICT支援のフィールドワーク実践が重要であると考えられた. - デジタルストーリーテリング制作とSNS利用による自尊感情への効果
2023年03月18日, 和田正人, 単著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 54, 若者はSNSの利用によって自尊感情が低下することが明らかになっている。本研究ではSNSの利用で低下した自尊感情の大学生が,セレブレティのデジタルストーリーテリングの動画制作をおこなうメディア・リテラシーの学習によって,自尊感情を増加させることを目的とした。制作前後のローゼンバーグの自尊感情尺度値をベイズ分析した結果,自尊感情は83% の確率で増加した。しかし,SNSの利用頻度及び重要度と自尊感情との関連は明らかではなかった。制作前後とも自尊感情が低い学生は,自分の動画のレプレゼンテーションがオーディエンスに認
知されなかったという理由も明らかになった。今後の課題として,SNSへの反応の方法と自尊感情以外の影響も明らかにすることであった。 - 批判的思考態度・志向性及びストレス対処方略におけるプログラミング学習の影響に関する検討
2023年02月, 杉本 さくら、和田 正人、髙橋 敦志, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学, 74, 1, 研究論文(学術雑誌), 本研究では,批判的思考やストレス対処といったライフスキルの視点からプログラミング学習の有用性を明らかにするため,仮説1「プログラミング学習と批判的思考態度・志向性,批判的思考態度・志向性とストレス対処方略はそれぞれ関連がある。この 2 つの関連からプログラミング学習とストレス対処方略の関連を導くことができる」,仮説2「プログラミング学習の経験度合いによって,批判的思考態度・志向性の形成に差が
ある」,仮説3「プログラミング学習の経験度合いによって,ストレス対処方略に違いがある」,以上 3 つの仮説を設定した。調査は大学生72人を対象とし,対象者全員に対する質問紙調査のほか,「情報」の講義(90分)に参加した24人を対象に,講義後にも同内容の質問紙調査を行った。結果,仮説2・3は検証されたが,仮説1 の検証には至らなかった。これにより,プログラミング学習がもたらす批判的思考態度・志向性への有用性,具体的には,「独断的で頑固な態度にならない」「他の人の考えを尊重することができる」といった,人付き合いにおいて発揮される「物事の捉え方の柔軟性」などを示すことができた。また,ストレス対処方略への有用性としては,「ストレッサーとなり得る困難な問題にも,諦めずに向き合う」といった「放棄・諦めの選択をしない」傾向の上昇などを示すことができた。さらに,プログラミング学習の度合いによって影響の大小に差があることも明らかとなった。 - デジタルストーリーテリングによる自尊感情の効果
2022年07月, 和田正人, 単著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 53, 研究論文(学術雑誌), 1344-8153, 若者のインスタグラム等のSNSの過剰な利用には精神健康面でネガティブな影響があることが明らかになっている。一方ポジティブな影響もありそれが自己表出である。そこで本研究では,大学生25人がセレブレティのデジタルストーリーテリングの動画作成を行うことによる精神健康面における効果を調べた。動画作成前後のローゼンバーグの自尊感情尺度値をベイズ分析した結果,自尊感情が30.0% の確率で増加し,増加率は15.6 %であり,27.3%から63.7%のずれがあった。さらに,学生のレポートから自尊感情の変化と関係する内容を分析し,オーディエンスが自分のレプレゼンテーションの意図通りの評価を行うことが自尊感情の増加に関係することを確認した。今後はSNSの利用状況の要因を加えた研究が必要とした - 高等学校情報科の「問題解決」におけるブレーンストーミングの実践研究
2022年07月, 高橋敦志、和田正人, 共著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 53, 研究論文(学術雑誌), 1344-8153, 本研究では,高等学校情報科の単元「問題解決」においてブレーンストーミングを行い,学習者が作成した振り返りシートの記述を質的に分析することで,培われた学習者の意識を明らかにする。埼玉県にある高等学校で,2年生40名がSNSに投稿されたある文章を読み,ブレーンストーミングを行いながら問題の発見,原因の分析,解決方法の考察を行った。SCATを用いて学習者が作成した振り返りシートを分析した結果,問題解決について「自身の意見の深まり」,「グループによる意見の創出」,「他者の意見による新たな気づき」,「問題解決の方法の理解」,また,メディアに関する考察について「機能・特性の理解」,「批判的な読み解きへの意識」,「情報の表現・発信への意識」,「メディア利用における態度」のそれぞれ4つの学びが意識されていることが明らかとなった。 - メディア・リテラシー学習による著作権リスク認知の効果
2022年05月28日, 和田正人, 単著, 日本教育工学会研究報告集, 日本教育工学会, 2022, 1, 研究論文(学術雑誌), 10.15077/jsetstudy.2022.1_36, 2436-3286, 大学生25人が,メディア・リテラシー学習の導入として,自分のメディア史の2分間の動画制作を行なった.それにより情報倫理の分野である著作権への侵害リスクの認知が96.0% の確率で減少し,減少率は15.6 %であったが32.6%ぐらいのずれがあった.作品はアニメーションが多かったが,作品の差異によるリスク変化の違いは見られず,また,動画制作中及び制作後もリスクを認知していた.著作権の知識があるとリスクは減少が少なかった. - ICTと本におけるマンガ・アニメの繰り返し接触
2022年03月31日, 和田正人, 単著, 東京学芸大学教育実践研究, 東京学芸大学特別支援教育・教育臨床サポートセンター, 18, 研究論文(大学,研究機関紀要), 1349-9580, 研究では,大学生のマンガ・アニメの繰り返し接触について,メディアごとに比較した結果,マンガでは単行本に,アニメではテレビに繰り返し接触を行なっていた。さらにマンガ・アニメ両方に接触している回答者はマンガでは単行本に最も多く繰り返し接触を行なっていたものの。アニメではテレビ放映と配信サイトで繰り返し接触していた。さらに,マンガ・アニメ同一作品に接触していた回答者は,マンガで単行本の繰り返し接触がアニメでのテレビ放映や配信サイトでの繰り返し接触と同程度であった。ハマっているマンガ・アニメについて,同一の作品を回答した者が少なかったために,作品ごとの繰り返しの比較は行えなかった。繰り返しマンガで読む作品と1回読んだだけのマンガ,あるいは繰り返しテレビ放送を録画して視聴や配信サイトでの繰り返し視聴のアニメと1回だけ見る動画については不明であったことである。また今後,電子コミックが市場を席巻して,紙での印刷が行われなくなった場合には,スマホでの繰り返し接触が全て行われることになる。現在ではその過渡期にあり,メディア接触の形式が大幅に変化する可能性がある。 - メディア・リテラシー教育におけるアクターネットワーク理論の実証的研究
-アニメ・マンガの大学聖地におけるレプレゼンテーションとオーディエンス-
2022年02月01日, 和田正人, 単著, 東京学芸大学紀要総合教育科学系, 東京学芸大学, 73, 研究論文(学術雑誌), 本研究は,メディア・リテラシーのレプレゼンテーションとオーディエンスの関係をアクターネットワーク理論(ANT)(Latour,2005) を用いて明らかにした。学生とマンガ・アニメ「ギヴン」と聖地巡礼者と大学がアクターとしてネットワークを形成していると想定した。仮説「学生のマンガ・アニメのオーディエンスへの態度は,学生のマンガ・アニメへの親近性とマンガ・アニメにおける大学のレプレゼンテーションに関連する」を設定した。オーディエンスはファンとオタクとし,学生のマンガ・アニメの親近性は,マンガ・アニメへの好嫌度と接触量と接触時間とし,マンガ・アニメのレプレゼンテーションはBLとLGBTQへの賛成度と大学聖地への喜びとした。311人の学生が,マンガ・アニメのギヴンについて,オーディエンスと親近性とリプレゼンテーションからなる質問紙に回答した。このデータについて,構造方程式モデル(SEM)の分析をRのパッケージの”lavann”を用いて行なった。その結果,CFI=.974, RMSEA=.080, SRMR=.069より,モデルは適合された。学生のマンガ・アニメへの親近性とレプレゼンテーションがオーディエンスに影響を与えることが明らかになり,さらにレプレゼンテーションはLGBTQへの態度に最も影響を与えることも明らかになった。またオーディエンスからの影響は巡礼者がファンであるかオタクであるかの違いに差はなかった。本研究の限界のひとつは,コロナ禍でマンガ・アニメをギヴンだけに依存したことであった。 - メディア・リテラシー教育におけるマンガ・アニメ大学聖地のレプレゼンテーションとオーディエンスの関係
2021年11月01日, 和田正人, 単著, 日本教育工学会研究報告集, 日本教育工学会, 2021, 3, 研究論文(学術雑誌), 10.15077/jsetstudy.2021.3_1, メディア・リテラシー教育の主要素であるレプレゼンテーション(R)とオーディエンス(A)の関連について,310名の学生が大学聖地のアニメ・マンガ「ギヴン」の質問紙の回答を共分散構造分析した。その結果,(R)は(A)に影響を与えること,(R)はBLよりもLGBTQに強く表れること,(A)はファンとオタクでも差はないことが明らかになった.また,ギヴンへの少数接触者,コロナ禍,BLの(A)の問題があった. - コーチングによるメディア・リテラシーの学びの支援に関する研究
―高校生を対象としたCMの分析と制作の実践から―
2021年03月, 高橋敦志・和田正人, 共著, 読書科学, 日本読書科学学会, 62, 2, 研究論文(学術雑誌), In this research, the author conducted media literacy education applying coaching approach to support students’ self-directed learning, which is one of the objectives of media literacy education. Coaching in educational settings aims to increase self awareness and a sense of personal responsibility through the self-directed learning, whereas media literacy education aims to enhance students’ autonomy in their daily life situation, which is to increase self-awareness and to consolidate self-directed learning. In this paper, the author aims to figure out what kind of skills the students can acquire, by analyzing reflection papers which
students made, using SCAT, which is characterized by its explicit process of analysis and the integration of theoretical coding and qualitative data analysis. 20 students of senior high school took media literacy class during the first term and 5 students took coaching sessions. As a result of the study, the author found that the students nurtured the skills of setting goals particularly and specifically, the ability to solve problems, and self-awareness. - メディアリテラシーの生態学:大学キャンパスのアニメ聖地におけるリプレゼンテーションとオーディエンスの関連における大学生の態度
2021年03月31日, 和田正人, 単著, 東京学芸大学教育実践研究紀要, 東京学芸大学教育支援センター, 17, 研究論文(学術雑誌), 大学のキャンパスが2つのアニメの聖地となっていることに対して、生態学的に検討し、さらに大学がリプレゼンテーションとなり大学生がオーディエンスとなっている状態で、その大学に所属する学生の態度を明らかにした。 - インターネット接触が職業におけるジェンダー・ステレオタイプに及ぼす影響
2021年02月, 小川眞理絵・和田正人, 共著, 東京学芸大学紀要, 東京学芸大学, 72, 研究論文(学術雑誌), インターネットが中心のメディアとなっている若年層において,仮説「インターネットの利用により,職業に対するジェンダー・ステレオタイプは低減する.」を検証するために,教員養成大学の学生 290 名に日常のメディア利用とジェンダー・ステレオタイプのアンケートを行った.学生のメディアの利用を比較し,結果,インターネット利用と SNS の利用において,ジェンダー・ステレオタイプの低減の可能性
があることが示唆された. - 学習支援としてのコーチングの導入に関する検討―メディア・リテラシーの学びの意識化を目指して―
2021年02月, 高橋敦志・高橋秀雄・和田正人, 共著, 東京学芸大学紀要, 東京学芸大学, 72, 研究論文(学術雑誌), メディア・リテラシーを学ぶ学習者に対し、コーチングによる学びの支援について考察を行った。教育におけるコーチングでは、自己認識や学びに対する責任感を育みながら、学習者の自律的学習を促進することが不可欠な要素である。また、メディア・リテラシー教育では、批判的思考や情報の表現・発信、コミュニケーションを通じて自律的に学ぶことができるのか、ということが主要な課題となる。そのため、学ぶ者が“教師のいないところで”自らの学習に自律的に取り組み、達成目標について計画を立て実行したり評価したりする力は、“教師のいるところ”で教師が自律的な学びを志向する支援をすることによってその育成が可能になると考えられ、自律的学習を促進するコーチングは学びの支援として適していると考えられる。 - メディア・リテラシー教育の実証的研究に関する検討
2021年02月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学紀要, 東京学芸大学, 72, 研究論文(学術雑誌), メディア・リテラシーにおいて,実証的な教育研究を分類して比較検討した。CiNiiの論文より実証(的)研究は9件であであった。観察,発話分析,史資料の収集と内容分析,質問紙調査,行動分析,実験の研究方法を用いた研究論文は30件であった。最も多い論文は質問紙調査で10件であり,内容分析が7件,実験が6件,観察が5件であり,発話分析と行動分析は2件であった。したがって実証研究を様々な研究方法で明らかにしていることが示された。 - メディア利用におけるジェンダーステレオタイプの比較
2020年05月, 小川真理恵・和田正人, 共著, 日本教育工学会研究会論文集, 日本教育工学会, 120, 大学生が、マスメディア及びインターネット接触により、ジェンダーステレオタイプとしての職業テストにおいていくつかの職業で違いがあることが明らかにされた。 - メディア・リテラシー教育におけるアニメーションのリプレゼンテーション:ムーミン及び京都アニメーション作品における場所についての教員養成大学生の態度
2020年03月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学教育実践研究紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 16, 研究論文(学術雑誌), メディア・リテラシー教育において,リプレゼンテーションの要素の場所(setting)の問題を明らかにした。センター入試問題でムーミンの場所について教員大学生20人の態度を明らかにした。「仮説1.アニメーションの利用において,教科書における利用よりも,大学入試問題における利用に許容度が低い」は検証された。また、アニメの舞台、聖地巡礼への態度、通学路や付近の公園の聖地の認知から、「仮説2.アニメ聖地巡礼として意識している場所よりも,自分がよく知っている場所が知らずにアニメ聖地になっている方が多い」も検証された。聖地地巡礼経験学生のインタビューやインターネットやSNSの影響も含めて調査を行う必要があった。 - 小学生向けプログラミング学習ツール「ロジゴル」の開発
2020年02月, 森本達也, 和田正人, 共著, 東京学芸大学紀要, 東京学芸大学, 71, 研究論文(学術雑誌), 本研究では,教員の指導を必要とせず児童が自主的にプログラミングの基礎である「順次」,「繰り返し」,「条件分岐」を学ぶこと,教科の中で使用されることが多いビジュアルプログラミングツールの基本的な使い方に関して学ぶことを目的として,プログラミング学習ツール「ロジゴル」の開発を行った。ビジュアル×チュートリアル・ドリル型のプログラミング教材であり,ロボットをプログラムで動かしながらステージを解くスモールステップ型の学習ツールである。小学2 年生の実践でおもしろかった,もっとやりたいとの意見も多かった。教員の指導を必要とせず子供が自立的にプログラムを学ぶ目標は達成できた。今後の課題は,ロジゴルの機能の修正と機能の有効性の検証であり、児童のプレイデータにあるプログラムの作成過程の分析である。 - メディア・リテラシー教育
―― 日本及び海外における定義 ――
2020年02月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学研究紀要, 東京学芸大学, 71, 日本において,過去20年間にメディア・リテラシー教育が実践されてきた。しかし,双方向のコミュニケーションを主流としたメディアの隆盛により,メディア・リテラシー教育が変革を迫られている。そこで本研究では,メディア・リテラシーの定義について日本及び海外のメディア・リテラシー教育の検討を行なった。その結果,メディア・リテラシーの定義にはクリティカルと創造性が共通であった。また,日本のメディア・リテラシーの定義には,映画研究,映像研究,視聴覚研究の蓄積が生かされているとはかならずしも言えないこと,マスメディア時代の創造性重視が現状のSNSの創造性に追いついていないこと,感情の要因と集団での学習が日本の定義にも海外の定義にも入っていないことを指摘した。 - メディア利用におけるジェンダー・ステレオタイプの比較
2019年05月, 小川眞理絵・和田正人, 共著, 日本教育工学会研究報告集, 日本教育工学会, 20, 1, 研究論文(学術雑誌), 仮説「インターネットの利用により、職業に対するジェンダー・ステレオタイプは低減する。」を検証するために、教員養成大学の学生290名にメディア利用とジェンダー・ステレオタイプのアンケートを行った。学生のメディアの利用を比較し、結果、テレビの視聴とSNSの利用において、ジェンダー・ステレオタイプの低減の可能性があることが示唆された。 - 教育におけるコーチングの実践と研究の概観
―メディア・リテラシー教育におけるコーチングの実践研究を通して―
2019年03月31日, 高橋敦志、和田正人, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 15, 教育におけるコーチングの実践と研究の概観として、メディア・リテラシー教育においてコーチングのGROWモデルを用いて、高校生がCM分析及びCM作成を行い、コーチングによるリテラシー尺度値が有意に上昇した。 - メディア・リテラシー教育における批判的分析の効果: 教員養成課程学生による東京五輪ボランティアの分析
2019年03月31日, 和田正人, 単著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 15, メディア・リテラシーの学習において、批判的分析を行った。教員養成大学学生38名の学習者が、東京五輪ボランティアのホームページと新聞記事の分析を行い、参加意欲と児童生徒へのブランティアをすすめる度合いを、学習前後で測定した。また非学習者として同大学生18名が新聞記事を読む前後で回答した。学習者と非学習者の差はなく、また学習者のボランティア参加意欲の変化もなかったが、児童生徒へのブランティアをすすめる度合いは、学習者、非学習者とも減少した。 - 教員養成課程学生のフリー労働への態度の研究:児童・生徒のフリー労働における第三者効果
2019年02月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系II, 東京学芸大学, 70, SNSの利用によるフリー労働がメディア・リテラシーを理論として支えるカルチュラル・スタディーズで問題となっている。しかし,日本では実証的研究は行われていない。そこで,教員養成課程の学生が,小中高校生へのフリー労働について,第三者効果を調べることにした。21名の学生が,フリー労働の賛否の説明文を読み,SNS経営者による小中高校生からのフリー労働による収益を自分よりも少なくすることを考えるかどうかを確認した。結果として,フリー労働の賛否の説明文と学校種の交互作用は有位傾向(F(3, 57)=2.39, p<.10)で,学校種の主効果が有意( F(3,57)=3.23, p<.05)であり,自分よりも小学生と中学生がSNS経営者によるフリー労働からの収益を少なくすべきと認知していることが明らかになった(MSe=153399796, 5%水準)。しかし,フリー労働という概念の理解が難しいことが明らかになり,SNSによる個人情報の提供の問題を明らかにする必要が示唆された。 - 情報を教える教員養成学生がブルーライト睡眠障害の教授に用いる情報源の信頼性と利便性
2018年03月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学紀要総合教育科学系II, 東京学芸大学学術情報委員会, 69, ブルーライトはサーカディアンリズムに影響し,網膜,角膜,眼精疲労,精神疾患,肥満,特にスマートフォンを利用する青少年への睡眠への影響が大きいことが示されている。本研究では,22名の情報教育の教員養成学生が児童生徒のブルーライトによる睡眠障害を教えるための教材の信頼性と教授利便性を明らかにした。学生は,医学専門論文,科学雑誌のコラム記事,Webサイト記事の順に信頼性を高く評価していた。さらに,小中高等学校でのこれらの教材の教授利便性を評価したところ,小中高と進むに従って医学専門論文の利便性が高くなり,ネット記事の利便性が低くなった。科学雑誌記事は一貫して利便性が高かった。したがって,信頼性と教授利便性はある程度交互作用があることが明らかになった。これらの結果は,情報源の信頼性と教授利便性は発達段階によって異なることを示唆している。 - Japanese pre-Service Teacher's Manga Digital Storytelling
2017年09月, WADA Masato , Zhao Rouhan, Xu Yao, 共著, Multidisciplinary Approaches to Media Literacy: Research and Practice, 中国伝媒大学出版社, 1, 1, 日本において、マンガは公共の場や政府公共機関において様々に利用されている。マンガによるスポーツへの態度や高度の変化というインフォーマルな教育だけでなく、小中高等学校の教科書にもマンガが多用されている。教育におけるマンガの効果を概観し、教員養成大学の学生が、自分が接してきた日本のマンガについて、ICT機器を用いて動画のデジタルストーリーテリングを作成した。自分の作品について学生が行なった自由記述に質的分析を行い、マンガについて批判的な意見は皆無であり、肯定的な多様な態度を形成していた。さらに学校でのマンガを積極的に利用する意見もみられた。 - 高等学校共通教科情報科の授業における新聞の分析と制作を通したメディア・リテラシー教育の実践研究
2017年09月, 高橋敦志・和田正人, 共著, 教育メディア研究, 日本教育メディア学会, 24, 1, 研究論文(学術雑誌), 高等学校共通教科情報科におけるメディア・リテラシー教育として、18歳選挙権に関して、埼玉県の私立大学附属高校で高校3年生7名が編集、取材、調査、論説に分かれて新聞を制作しWeb上で公開した。生徒が作成した振り返りシートを質的分析した結果、中橋(2015)のメディア・リテラシーの構成要素のうち、メディアの特性を理解する能力やメディアを批判的に捉える能力などが得られたことが明らかになった。 - 中国のインターネットでの女性の身体イメージにおけるウェイボーの影響
2017年07月, 韓晴・和田正人, 共著, 日本子ども社会学会第24回大会発表要旨集録, 日本子ども社会学会, 24, 中国の内モンゴル自治区の高校2年生10名にウェイボーによる身体イメージへの影響をWeChatを用いてインタビューを行った。その結果、身体イメージや化粧、美容整形手術についてのイメージに影響を与えていることが明らかになった。 - メディア・リテラシー教育実践における学習者の振り返りシートの質的分析
2017年07月, 高橋敦志・和田正人, 共著, 日本子ども社会学会第24回大会発表要旨集録, 日本子ども社会学会, 24, 大学附属高等学校の情報の授業において、高校生7名が選挙権に関する新聞制作を行い、その1名について振り返りシートのついてSCAT分析を行った。その結果、メディア・リテラシーの構成要素のうち5つの要素を獲得することができた。 - 教員養成大学生が児童生徒にブルーライト睡眠障害教授に用いる情報源
2017年07月, 和田正人, 単著, 日本子ども社会学会第24回発表要旨集録, 日本子ども社会学会, 24, 教員養成大学の情報教育選修の学生22名が児童生徒にブルーライト睡眠障害教授に用いる情報源として、医学論文、科学雑誌、ネット記事について比較を行った結果、小学校ではネット記事を説明に用いるが、高校では医学論文を用い、科学雑誌は小中高一貫して用いることが明らかになった。 - メディア史のデジタルストーリーテリング作成によるホープレスネス及び時間型態度の変化2: 協同学習
2017年03月, 和田正人, 単著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会, 42, 自分のメディア史について、教員養成学生25名がデジタルストーリーテリング作成を行って、学習前後のベックのホープレスネス尺度及びジンバルドの時間型態度の変化を集団での協同学習と個人での学習と比較した。個人と集団では、変化はなかったものの、制作の苦労は集団が個人よりも少ないことが明らかになった。 - メディア接触による潜在的ステレオタイプの低減の研究:映画の分析を通して
2017年03月, 和田正人, 単著, 京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 13, メディア・リテラシー学習でりプレゼンテーション分析を通したメディア接触によって韓国へのステレオタイプの低減を目的とした。本学21名が日本映画とそのリメイク版を比較分析した。潜在的ステレオタイプ(IAT)テストを学習前後で実施結果、日本映画とその韓国版のリメイクを分析した学習者が、日本映画と米国のリメイク版および非学習群よりもステレオタイプが減少したことは明らかにはならなかった。比較分析がステレオタイプを増加させることも考察された。 - 若者のテレビ番組接触における接触行動の要因分析-1995年と2016年の比較-
2017年02月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学紀要 総合教育学系II, 東京学芸大学, 68, 若者のテレビ番組接触行動について1995年と2016年の約20年かの変化を明らかにした。2016年の研究ではテレビ番組について、特定の番組を選んで視聴する選択的行動には、習慣的要因がマイナスに関連していることが明らかになった。 - 日中両国の大学生のツイッターとウェイボーの利用傾向
2017年02月, 赵若涵・和田正人, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系II, 東京学芸大学, 68, 日中両国の大学生それぞれ約200名のツイッター及びウェイボーについての基本的な利用週間、利用実態、利用のリスク、発信者と受信者である場合の行為、利用意見の違いを明らかにした。 - 情報科「メディア・リテラシー」における新聞作成によるシチズンシップ教育の実践研究
2016年11月, 高橋敦志・和田正人, 共著, 日本教育メディア学会発表集録, 日本教育メディア学会, 23, 1, 高等学校の共通教科の選択科目として「メディア・リテラシー」のなかで、18歳選挙権の実施による参議院投票を行う高校3年生が、選挙に関する新聞作成を行った。その振り返りシートをSCAT分析した結果、シチズンシップ教育が行われたことを示すことができた。 - 私のドラマ世界
2016年09月, 中村純子・村井明日香・和田正人, 共著, Media Production and Analysis, 日本教育工学会, 1, 1, 西オーストラリアのMPAに関する教材 - 情報科「メディア・リテラシー」における紙媒体と電子媒体の学習効果の分析~18歳選挙権をテーマとして~
2016年06月, 高橋敦志、中村純子、和田正人, 共著, 日本教育工学会SIG-08 メディア・リテラシー、メディア研究 第4回研究会, 日本教育工学会, 4, 高校3年生が18歳選挙権について、紙媒体と電子媒体の新聞を作成し、それを生徒全体が読み、新聞作成者の高校生がそのアンケートを収集することで振り返りを行った。 - 若者のインターネット・リスク
2016年03月, 和田正人, 単著, 精神科, 精神科発行委員会, 28, 3, 若者のインターネットリスクについて、OECDの分類枠組みを先行研究から分析し、さらに日本のAILASについての説明及びその対処を政府・民間のレベルで説明した。 - 自分のメディア史のデジタル・ストーリーテリング作成によるホープレスネス及び態度の変化
2016年03月, 和田正人, 単著, 日本教育メディア学会研究論文集, 日本教育メディア学会, 39, メディア・リテラシー学習において,学習者が好んだメディアに批判的分析を行うことは容易ではない.しかし過去に接触したメディアには懐かしさを共有する.そこで自分のメディア史のデジタル・ストーリーテリング(DST)の心理的効果を量的研究と質的研究から明らかにすることを目的とした.教員養成の学生2年生58人によるメディア史のDST作成により,抑うつに関連したホープレスネス尺度では,ホープレスネスが高い学習者は低い学習者に比べて学習後にホープレスネスが低下していた.また,ジンバルドらが作成した時間志向型テストでは,過去否定型が減少し現在快楽型が増加した.これは,学習者の作品を視聴したコメント及び作品についてのレポートの質的分析でメディアに懐かしさを共有していることからも明らかであった.今後,この効果の持続性や抑うつ尺度の検討及び自尊感情への効果を調べる必要があった. - 意味構造の把握に着目した算数文章題の指導に関する研究
2016年03月, 永藤 理裕・ 和田 正人, 共著, 日本教育工学会研究報告集, 日本教育工学会, 16, 1, 児童による算数文章題の解決においては,問題を理解する段階を支援することが必要である.そこで,本研究では,意味構造の把握に着目した算数文章題指導の有効性を検証することを目的とし,小学校第1学年の児童 20 名を対象に授業実践を行った..実践の結果,意味構造の指導を行ったクラスの方が事後テストの平均点が高く,算数文章題の問題解決において「数量関係図」を描く割合が高いことが明らかとなった. - メディア・リテラシーにおけるクリティカル分析と社会的認知-映画・ドラマ比較における外国人に対する社会的距離とイメージへの影響-
2016年03月, 和田正人, 単著, 日本教育工学会研究報告集, 日本教育工学会, 16, 1, メディア・リテラシーにおけるクリティカル分析を教員養成課程の学生58名が,日本製の映画・ドラマとそのリメイクされた米国版と韓国版の比較で行った.学習は米国人と韓国人への社会的距離を近くする効果は明らかにならなかった.イメージでは,米国人では,正直とおしゃべりが減少し,行動的と運動神経の発達が増加し,韓国人では,腹黒いと個人主義的が減少し,行儀が悪いと法律を守らないが増加したものの,50年前の研究と同じものがあった. - メディア・リテラシー学習による教員のICT活用指導力への効果
2016年03月, 和田正人・田島知之, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 12, 本研究は現職教員が教員免許更新講習会においてメディア・リテラシーを学習することによる,教員のICT活用指導力(文部科学省,2007)の変化を明らかにしたものである.2015年8月に,本学で,小中高の19名の現職教員が,教員免許更新講習会の選択講習としてメディア・リテラシーの学習を7時間行った.この学習は,グループでのワークショップ形式で,自分のメディア史,CMの映像言語,ニュース番組の分析の各90分間のものである.教員のICT活用指導力18項目のうち,学習前後で変化した項目は6項目であり,5項目は学習前後の平均値は同じであった.したがって,教員による教員のICT活用指導力の認知の固定化と活用指導力の測定尺度の問題が指摘され,さらに今後教員のICT活用指導力と児童生徒の学力の関係を調べることが必要であるとされた. - 教員養成におけるone minute wonder作成によるメディア・リテラシー教育
2016年02月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学紀要 総合教育学系II, 東京学芸大学, 67, 童生徒は1分間の動画one minute wonderの作成を行い,メディア・リテラシー学習を行っている。そこで本実践では,one minute wonderの動画の作成がメディア・リテラシー学習の批判的分析に与える効果を明らかにすることを目的とした。80名の教員養成学生の動画作成についてのレポートの分析から,リプレゼンテーションとメディア言語の概念の学習が行われたかどうかを評価した。メディア言語についての学習が行われたことは明らかになったが,リプレゼンテーションの学習が行われたかどうかは明らかにならなかった。また振り返りはできていると考えられた。メディア・リテラシーの学習歴がない学生にとっては,振り返りを学習するためにone minute wonderの作成が有効であると考えられた。そして,多様で高学歴な学生の学習とカリキュラムで扱われることが、教員養成のメディア・リテラシー学習には必要であることが議論された。 - 日本製のテレビドラマに描かれる中国人の女性若者像
2016年02月, 陳啓・和田正人, 共著, 東京学芸大学紀要総合教育学系II, 東京学芸大学, 67, 日本製の連続テレビドラマ3番組における中国人の若者の女性4名がどのように描かれているかについて、番組分析を行った。最初に女性は貧しく力がない存在であるが、ドラマの進展により日本人の指導によって自立していくと描かれていた。 - 教員養成学生のユネスコ「教師のためのメディア情報リテラシーカリキュラム」の実践-映画比較とオンラインゲーム-
2015年11月, 和田正人, 単著, Amilec News, 1, 6, ユネスコが2011年に発行し,2014年に翻訳された「教師のためのメディア情報リテラシーカリキュラム」を用いて教員養成学生44名が,日本とそのリメイク版の外国映画のクリティカル分析的比較、及びFoodForceという食糧問題についてのオンラインゲームを用いた学習計画を作成した.映画比較では学習意欲及び教授意欲を向上させた.ゲームについては児童生徒に食糧問題を学習する動機付としては有効で、グループ学習にも利用できると考えているが,ゲームだけでは学習には不十分であると認知していることが明らかになった. - 教員養成に対するメディア・リテラシー教育実践の検討
2015年10月, 中村純子・和田正人, 共著, 日本教育メディア学会第22回年次大会研究発表集録, 日本教育メディア学会, 22, 1, 教員養成におけるメディア・リテラシーの指導として、アクティブ・ラーニングの指導の有用性を検証した。教員養成大学の国語科教育専攻の2年生を対象に、高等学校2年生「国語表現」の授業構想を立てることを目標とするニュース制作のグループ活動を実施した。スマートフォンを活用し、調査、取材、制作、発表に取り組ませた。その結果、メディア・リテラシーに対する理解が深まり、最終課題の指導案では、教授者としての立場での記載が多く見受けられた。具体的な制作活動で得た知見を抽象的な概念への理解へとつなげていく過程がメディア・リテラシーの理解に有効であることが確認できた。 - 日中両国の若者のツイッターとウェイボーの使用傾向についての研究
2015年10月, 趙若涵・和田正人, 共著, 日本教育メディア学会第22回年次大会発表集録, 日本教育メディア学会, 22, 日本のツイッターと中国のウェイボーを対象に、日中両国の若者の最新の利用状況に焦点を当てて、日中両国間で質問紙調査を実施して、ツイッターとウェイボーの利用頻度、利用手段、時間などの基本的な使用習慣と、ツイッターとウェイボーの情報の信頼性と情報を受け入れる傾向を明らかにした。 - 小学校第1学年の算数文章題における意味構造把握のための指導に関する研究
2015年08月, 永藤理裕・和田正人・河崎雅人・梅澤実, 共著, 日本教育情報学会第31回年会論文集, 日本教育情報学会, 31, 1, 算数科教育においては,これまで文章題を苦手とする児童への指導法が研究されてきた.しかし,依然として現場の教員は,具体的にどのような授業を行えばいいのかわからないという現状がある.そこで,本研究では,小学校における算数文章題の指導法を提案することを目的とし,小学校第1学年を対象に意味構造の把握に着目した指導実践を行った.実践の結果、通常の授業を行ったクラスに比べ,本指導法の有効性が確認された. - 3D仮想空間の活用に見られる自己効力感と学習活動との関係
2015年03月, 小川真里江、和田正人, 共著, 東京学芸大学紀要, 東京学芸大学, 66, 3D仮想空間を提供するOpenSimを活用した授業実践における自己効力感と学習行動との関係を「調査した。OpenSimの活用によって自己効力感が高く学習行動が高い学生は学習習慣が獲得されている学生が多く含まれた。しかし、自己効力感が高いが学習行動の低い学生は学習習慣が獲得されている学生が少なかった。 - クリティカル分析に対応した絵本のメディア分析モデル
2015年03月, 川島佳奈、和田正人, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系II, 東京学芸大学, 66, 絵本についてのメディア分析とクリティカル分析を行うことができるモデルの構築を行った。そのために、クリティカル分析のアプローチとして、単純比較、意識化、創造的を用いて、ワークシートを用いた実践を行うことによってモデルの項目の検討と妥当性の評価を行った。 - クイーンズランド工科大学におけるメディア教員養成授業科目「映画・メディア・カリキュラム研究2」
2015年03月, 和田正人、マイケル・ディズアニ, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系II, 東京学芸大学, 66, クイーンズランド工科大学でのメディア教員養成授業科目「映画・メディア・カリキュラム研究2」について、授業方法、教材、評価を分析し、さらに授業者のインタビューも行った。 - 教師のためのICTコンピテンシーへのメディア情報リテラシーの効果
2015年02月, 和田正人, 単著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会研究委員会, 38, ユネスコが2011年に開発した「教師のためのICTコンピテンシーの枠組」、ユネスコが2011年に開発した「教師のためのメディア情報リテラシー・カリキュラム」、さらに文科省が2008年に発表した「教員のICT活用指導力」について、その相互関係を明らかにした。 - 呉越同舟に基づく争いの解決法-災害、盗賊洞窟実験、ジグソー法における検討
2014年06月, 和田正人, 単著, トランセンド研究, トランセンド研究会, 12, 1, 争いの解決法について、「孫子」の呉越同舟の原理が、関東大震災などの災害、シェリフの盗賊洞窟実験の結果とそれを利用したアロンソンのジグソー法にどのように適応されているかを検討した。 - 教員免許更新講習会におけるメディアリテラシー学習による教員のICT活用指導力向上
2014年03月, 和田正人、田島知之, 共著, 日本教育メディア学会研究会論集, 日本教育メディア学会研究委員会, 36, 教員免許講習会の選択講習において,34名の現職教員がワークショップ形式でメディアリテラシーの学習を行った.この学習によって教員のICT活用指導力のうち,授業中にICTを活用して指導する能力,児童生徒のICT活用を指導する能力,情報モラルなどを指導する能力が向上していた.教員は児童生徒にメディアリテラシーを教えるだけでなく,メディアリテラシーを生かした作品制作及びメディアリテラシーをもとにしたものの考え方を教える意欲を持った. - 教員養成学生のデジタルストーリーテリング作成による態度変化
2014年03月, 和田正人, 単著, 日本教育工学会研究報告集, 日本教育工学会, 14, 1, 自分のメディア史及び東日本大震災のデジタルストーリーテリングを教員養成学生31名が作成した.学生は,この作成に意欲を持ち,児童生徒の学習にも有効であると認識した.作成後に学生の教師効力感,実習不安,批判的思考の変化はなかったものの,メディア情報リテラシーの教師としての能力は高くなった.したがって,デジタルストーリーテリングの効果は,教員養成における教師個人の資質への効果よりも,グローバルなメディア情報リテラシーにあることが明らかになった. - テレビ接触とFacebook
とメディア・リテラシーにおける自己愛傾向
2013年03月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 9, 自己愛傾向が高い者が、テレビ接触、Facebook利用、メディア・リテラシーでの動画作成にどのように関係するかについて、調査、実験、教育実践を行って調べた。 - ユネスコ「教師のためのメディア情報リテラシー教育カリキュラム」ガイド
2013年02月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系II, 東京学芸大学, 64, ユネスコが2011年に発行したMedia and Information Literacy Curriculum for Teachers を日本の教師が使うために、その概要を書いたものである。 - ユネスコ「教師のためのメディア情報リテラシーカリキュラム」の実践と評価(1)-モジュール1ユニット1の実践-
2012年03月, 和田正人、坂本旬、駒谷真美、上松恵理子、神田真理子、森本洋介、菅原真悟、田島知之, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 8, ユネスコの「教師のためのメディア・情報リテラシーカリキュラム」を用いて、教師教育の実践を行うことで、カリキュラムを評価した。 - 幼児向けNHKI教育番組を台湾に導入する可能性-屏東市における保育・幼稚園の保護者及び教師の意識調査-
2012年02月, 劉小台萱、和田正人, 共著, 東京学芸大学研究紀要 総合教育科学系II, 東京学芸大学, 63, 台湾の保育園・幼稚園の保育士、教師及び保護者がNHK幼児向け番組を導入することについての態度を調査した。 - ソーシャル・メディアを利用した東日本大震災ニュース映像についての大学生のメディア・リテラシー学習
2012年02月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学研究紀要 総合教育科学系II, 63,, 東京学芸大学, 63, 東日本大震災のニュースのメディア・リテラシー分析及びソーシャルメディアを利用したニュース番組を制作して評価を行った。 - 日本の高等教育におけるゆとり教育と近年のネオリベラル改革のあいまいさ
2011年03月, 単著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 7, 日本の高等教育について、ゆとり教育の影響について、戦前から2011年についてを論考した。 - ビデオゲームのメディア・リテラシー学習:倫理的問題の分析によるリテラシー認知の効果
2010年03月, 単著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 6, 倫理的に問題があるビデオゲームについて、大学生113名が批判的分析を行った。あらかじめ7教材で分析の基本的認知を行い、さらにQLDの5つのキー概念をもちいて、ビデオゲームをグループで分析した。分析後のビデオゲームの倫理的認知は分析前に比べて高くなっていった。しかし、ビデオゲーム自体をプレゼンするのに躊躇する場面も見受けられた。 - ビデオゲームのメディア・リテラシー学習:教材作成によるメディア・リテラシー分析能力の効果
2010年02月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系II, 東京学芸大学, 61, ビデオゲーム学習教材の作成を行い、教材作成によりメディア・リテラシーへのイメージが変化したことが明らかになった。また、メディア・リテラシー分析能力は教材作成後に上昇していたが、ビデオゲーム学習がアニメーション学習よりも優れていることは明らかにはならなかった。 - ビデオゲームのメディア・リテラシー学習:教材作成によるメディアリテラシー分析能力の効果
2010年02月, 単著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系II, 東京学芸大学, 61, 教員養成学生80人に、アニメ分析教材あるいはビデオゲーム分析教材を作成して、作成前後のメディアへのイメージ、メディアリテラシーへのイメージ、分析能力について調べた。結果として、分析能力が高くなったことが示された。しかし、アニメ作成とビデオゲーム作成では差がなかった。また、メディアリテラシーの既習者と未習者との差もなかった。 - メディア・リテラシー学習におけるビデオゲーム学習
2009年03月, 和田正人, 単著, 教育メディア研究, 日本教育メディア学会, 15, 2, メディア・リテラシー学習として、オーストラリアのビデオゲームの学習に基づき、ビデオゲームの分析の分析の学習の実践をおこなった。 - メディア・リテラシー学習分析における感情の影響:テレビCMの分析
2009年03月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 5, 198名の教員養成学生を対象に「コカコーラ」「ペプシコーラ」「茶葉」のCM分析でスナックを提供して実験を行い、「仮説1 食べながらテレビCMを見るとメディア・リテラシー分析は阻害される」、「仮説2 笑いのあるテレビCMは笑いがないテレビCMに比べをメディア・リテラシー分析は阻害される」、「仮説3 食事をしながら食べながら笑いのあるテレビCMを見ると、そうでない場合よりもメディア・リテラシー分析は阻害される」はいずれも支持されなかった。 - 暴力メディア接触と非社会的行動と友人関係の関連
2009年02月, 和田正人, 単著, 東京学芸大学紀要総合教育科学系, 東京学芸大学, 60, 中学3年生80人と高校1年生80人を対象として、58のテレビ暴力番組と144の暴力テレビゲームと秦(1990)の敵意的攻撃インベントリーと榎本(2003)の友人関係尺度で測定した。「仮説1 テレビ暴力接触は子どもの非社会的行動と関連がある」は検証されず、、「仮説2 テレビゲーム暴力接触は子どもの非社会的行動と関連がある」、「仮説3 子どもの非社会的行動は子どもの友人関係と関連がある」は部分的に支持された。 - 日本の教育革新の潮流
2007年11月, Bruce Burnett・Masato Wada, 共著, International Education Research Conference, Australia n Association for Research in Education, 国際会議プロシーディング - 中学生と保護者の情報活用能力・態度
2007年02月, 平川龍一・和田正人, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 3 - クイーンズランド工科大学の教師教育革新ーオンライン教育とメディア教育ー
2007年02月, 単著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 3 - 大学教育におけるeラーニング活用授業の形成的評価
2006年10月, 単著, 教育メディア研究, 日本教育メディア学会, 13, 1 - 達成動機の社会文化的アプローチーネット利用教育のリスク認知、リーダーシップによるフォロワーの影響、女性のキャリアパターン
2006年03月, 和田正人・関亨・久野典子, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 2 - 屋久島におけるアカウミガメの孵化状況と未孵化卵の死亡原因について
2006年02月, 山田さやか・和田正人, 共著, 東京学芸大学紀要総合教育学系, 東京学芸大学, 57 - インターフェースとしての製品デザインに関する分析ーユーザビリティとしての評価についてー
2006年02月, 池田裕利子・和田正人, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 2 - 高等学校「情報」教員養成におけるメディア・リテラシー教育の可能性
2005年06月, *和田正人, 単著, 教育メディア研究, 日本教育メディア学会, 11/2,23-30 - デジタルメディア活用における教授学習不安の研究
2005年03月, *和田正人・島村睦, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 1 - デジタルコンテンツビジネス確立における分析と提案
2005年03月, 野表めぐみ・和田正人, 共著, 東京学芸大学紀要第1部門教育科学, 東京学芸大学, 56 - インターネット利用における情報格差の拡大に関する研究
2005年03月, *和田正人・高柳良太, 共著, 東京学芸大学紀要第1部門教育科学, 東京学芸大学, 56/,407-414 - 暴力番組における第三者効果の研究ーコントロール感の過信と規制態度ー
2004年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, 28 - 大学生の読書についての生態学的研究
2004年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, 28/,121-126 - 高等教育におけるマス・メディア接触の影響ー心理学・社会心理学・教育工学・情報教育へのイメージ及び興味・知識
2004年, 単著, 東京学芸大学紀要第1部門, 55/,345-352 - 教員養成学生のデジタルメディアへの教育利用への不安に関する要因
2004年, 単著, 教育メディア研究, 日本教育メディア学会, 10/2,39-46 - 高等学校普通教科「情報」に関する学生の態度調査
2003年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, 27/,133-138 - 現職教員のインターネット不安低減に関する研究ーインターネット中毒と教育的効果の認知を中心にー
2003年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, 27/,127-132 - コンピュータ接触における認知の歪みに関する調査
2003年, 高柳良太, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, 27/,117-126 - メディア接触が脳死臓器移植への態度に及ぼす影響に関する研究ードナーカード保持行動及びリスク・イメージー
2003年, 藤田篤史, 単著, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 54/,339-348 - 音楽教育におけるコンピュータ及びインターネット利用に関わる自己正当化についての実証的研究
2003年03月, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, 東京学芸大学, 27/,139-152 - Changing Role of Teachers in Relation to Information and Communication Technology Discussion in Tokyo Seminar/Workshop on Educational Technology in the Sixth Programming Cycle of APEID Activities-
2002年, 新藤茂, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, 26/,181-188 - 大学生のインターネット中毒とインターネット不安の関連についての実証的研究
2002年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, 26/,199-208 - インターネットを用いた教育におけるフォールス・コンセンサス効果についての研究
2002年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, 26/,189-198 - メディア暴力への第三者効果に関する実証的研究
2002年, 単著, 東京学芸大学紀要第1部門 - An Instance of Mobile Training Team Program of UNESCO(Co.)
2001年, 単著, Bulletin of Integrated Research Center For Educational Practice - 大学生の読書への接触・非接触要因に関する実証的研究
2001年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 - 東京学芸大学における教育委員会との連携についての提案(共著)
2001年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 - 脳死臓器移植への態度とマス・メディア接触の関連についての実証的研究
2001年, 単著, 東京学芸大学紀要 第1部門教育科学 - インターネット不安に関連する要因の測定及び不安の減少についての実践的な研究-Web教材の作成を通して-
2001年, 単著, 日本教育工学雑誌, 日本教育工学会 - コンピュータ利用におけるコンピュータ効力感と自己効力感に関する実証的研究
2000年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター紀要, 24 - コンピュータ利用における友人とのコミュニケーションに関する実証的研究ー社会的勢力と不安を中心にー
2000年, 単著, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学 - 現職教員にたいする情報教育の実践と課題(共著)
1999年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 - テレビ暴力番組接触における第三者効果に関する実証的研究
1999年, 単著, 教育メディア研究 - コンピュータ利用に関する対人関係についての実証的研究(2)-教員養成系大学学生の生態学的環境の分析-
1999年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 - 学生のパーソナル・コンピュータ利用モデルに関する実証的研究
1999年, 単著, 東京学芸大学紀要第1部門教育科学 - パソコン利用についての生態学的研究
1998年, 単著, 日本心理学会第62回大会発表論文集 - パーソナル・コンピュータ利用モデルに関する実証的研究
1998年, 単著, 1998年日本教育工学会第14回大会講演論文集 - 東京学芸大学における教育の方法及び技術に関する科目の展開
1998年, 単著, 教育メディア研究 - 子どものメディア利用に関連する友人の社会的影響についての実証的研究
1998年, 単著, 東京学芸大学紀要第1部門教育科学 - コンピュータ利用に関する対人関係についての実証的研究-生態学的環境の分析を中心に-
1998年, 単著, 東京学芸大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 - 新しい通信メディア利用による子どもの対人関係に関する実証的研究(共著)
1997年, 単著, 第4回日本子ども社会学会大学抄録集 - 子どものニューメディア利用によるオピニオンリーダーシップに関する実証的研究(共著)
1997年, 単著, 国際基督教大学学報I-A『教育研究』 - テレビへの接触行動モデルの構築に関する実証的研究
1995年, 単著, 国際基督教大学学報I-A『教育研究』 - 高校生のテレビ接触行動に関する実証的研究(共著)
1995年, 和田正人、阿久津喜弘, 共著, 『子ども社会研究』(日本子ども社会学会編)創刊号, 日本子ども社会学会 - 高校生の読書の構造的研究
1987年, 単著, 読書科学, 日本読書学会
講演・口頭発表等
- コロナ禍におけるICT支援フィールドワーク
2023年03月, 日本教育工学会2023年春季全国大会, 文部科学省 (2012)は,教育のICT化に向けた5か年計画で,ICT支援員を4校に1人配置するとしたものの,2021年の配置校は43%であった.大学生のICT支援のフィールドワークは,こうした配置状況とコロナ感染により,学校現場での参与観察はほぼ不可能であった.そこで本研究では,学生がすでに参与している塾等の学校外の学習現場でフィールドワーク実践を行った.学生7人がICT支援フィールドワークの研究計画を策定した.計画では,児童生徒に加えて講師を対象としたICTの活用実態把握,学習のアプリケーションの利用,不満等を質問した.また調査方法としては参与観察やインタビューやアンケートを行い,記録方法ではスマートフォンやメモを用いていた.コロナ感染状況が改善されない現在,こうした学校外の学習場面における ICT支援のフィールドワーク実践が重要であると考えられた. - メディア利用におけるジェンダーステレオタイプの比較
2020年05月23日, 学習・教授システムの開発・利用/一般(日本教育工学会2020年度第1「回研究会), その他, 仮説「インターネットの利用により、職業に対するジェンダー・ステレオタイプは低減する」を検証するために、教員養成大学学生290名にメディア利用とジェンダー・ステレオタイプの関連の質問紙調査を実施した。テレビの視聴とSNSの利用でジェンダー・ステレオタイプの低減の可能性がが示唆された。 - 小学校での読書指導における電子化した読書ノートに求められる機能の要件抽出
2020年03月01日, 日本教育工学会2020年春季全国大会, 口頭発表(一般), 本研究は,小学校の学級内における読書活動を活性化し,教師による読書指導の効果を高めるための機能要件を提案する.既存のアプリケーションの機能調査を行うとともに,先行研究関係者及び小学校教員等に聞き取り調査を行った.その結果,学習者自身が感想などの記録を残し,記録の閲覧やコメント等を通して他の学習者と交流を図ることができ,またその活動記録の蓄積データを可視化する機能、個々の児童の読書記録の蓄積だけでなく,それらのデータを集計し学級全体の読書傾向や児童の興味関心を把握できる機能の意義を確認することができた. - コーチングによる学びの支援に関する実践研究
2020年02月29日, 日本教育工学会2020年春季全国大会, 本研究は,メディア・リテラシーの学びにおいて,コーチングを通した学びの支援を行い,その効果を明らかにするものである.メディア・リテラシーを学ぶ高校生5 名にコーチング・セッションによる学びの支援を行い,学習者が作成した振り返りシートを,SCAT を用いて分析した.その結果,コーチングには,1.目標設定,2. 対話による問題解決,3.自己認識・気付き,4. 学びの転移の意欲,の4 つを育むことが明らかになった.また,コーチと学習者の関係性も,学びの支援には重要であることが示唆された. - コーチングを取り入れたメディアリテラシーの実践研究
2018年11月, 日本教育メディア学会26回大会 - Manga digital storytelling appears effective for time perspective of pre-service teachers: Production in media literacy
2018年11月01日, Media Education Summit 2018, マンガのデジタルストーリーテリングを教員養成学生が制作することにより、自己効力と自己時間に影響を与えることができた。 - メディア教育による態度変化
2018年03月, 日本教育メディア学会研究会 - メディア教育による態度への効果
2018年03月, 日本教育メディア学会研究会 - 中国のインターネットでの女性の身体イメージにおけるウェイボーの影響
2017年07月, 第24回大会 - メディア・リテラシー教育実践における学習者の振り返りシートの質的分析
2017年07月, 第24回大会 - 教員養成大学生が児童生徒にブルーライトの健康被害を教えるために用いる情報源
2017年07月, 第24回大会 - メディア史のDST
2017年03月, 日本教育メディア学会研究会 - メディア史のデジタル・ストーリーテリング作成によるホープレスネス及び時間型態度の変化2:協同学習
2017年03月, 日本教育工学会・日本教育メディア学会合同研究会 - 情報科「メディア・リテラシー」における新聞制作を通したシチズンシップ教育の実践研究
2016年11月, 日本教育メディア学会第23回大会 - 私のドラマ世界
2016年09月, Melville and Rome: The 8th International Melville Conference - 情報科「メディア・リテラシー」における紙媒体と電子媒体の学習効果の分析~18歳選挙権をテーマとして~
2016年06月, 日本教育工学会SIG-08 メディア・リテラシー、メディア研究 第4回研究会 - メディア・リテラシーにおけるクリティカル分析と社会的認知
2016年03月, 日本教育工学会研究会 - 西オーストラリア州メディア・リテラシー教育概要
2016年03月, 日本教育工学会SIG08 メディア・リテラシー、メディア教育 第3回研究会 - iPadを利用した幼児教育:リテラシーと創造性の発達、オーストラリアの幼稚園への導入
2016年03月, 日本教育メディア学会編集委員会・企画委員合同ワークショップ - 意味構造の把握に着目した算数文章題の指導に関する研究
2016年03月, 日本教育工学会第三回研究会 - 自分のメディア史のデジタル・ストーリーテリング作成によるホープレスネス及び態度の変化
2016年03月, 日本教育メディア学会2015年度第3回研究発表会 - ルネ・ホッブス氏のメディア・リテラシー研究について
2015年12月, 日本教育工学会SIG-08第一回研究会 - デジタル時代のメディア・リテラシー教育
2015年11月, 22nd annual Congress of the European College of Sport Science - Japanese Pre-Service Teacher's Manga Digital Storytelling
2015年11月, The Fourth Worldwide Forum for Comparative Education - 教員養成に対するメディア・リテラシー教育実践の検討
2015年10月, 日本教育メディア学会第22回年次大会 - 日中両国の若者のツイッターとウェイボーの使用傾向についての研究
2015年10月, 日本教育メディア学会第22回年次大会 - 教職科目「教育工学」におけるMOOC作成
2015年10月, 日本教育メディア学会第22回年次大会 - 小学校第1学年の算数文章題における意味構造把握のための指導に関する研究
2015年08月, 教育情報学会第31回年会 - 教師のためのメディア情報リテラシー・カリキュラムにおけるメディア活用
2015年02月, 日本教育メディア学会ワークショップ - クイーンズランド州中等教育におけるメディア・リテラシー教員の養成科目「映画・メディア・カリキュラム研究」
2014年10月, 日本教育メディア学会年次大会 - 2.教員養成における「教師のためのメディア情報リテラシーカリキュラム」を利用したデジタルストーリーテリング作成とその効果
2014年10月, 第2回J-MILS研究会 - クリティカル分析に対応した絵本のメディア分析モデルにおけるクリティカル分析の評価
2014年10月, 第21回日本教育メディア学会年次大会 - 教員養成のデジタルストーリー手リング作成によるメディア情報リテラシーの教師のコンピーテンシーの向上
2014年09月, MILID(Media and Information Literacy and Intercultural Dialogue) Week Egypt 2013 - 高校生のインターネットリスク
2014年03月, 平和研究懇親会 - 教員免許状講習会におけるメディアリテラシー学習による教員のICT活用指導力向上
2014年03月, 2013年度日本教育メディア学会研究会第2回研究会 - 教員養成学生のデジタルストーリーテリング作成による態度変化
2014年03月, 日本教育工学会研究報告会 - SNSについて教師が知っておくことは何か―ATOM2013でのSNS教員研修ワークショップを通して―
2013年10月, 第20会日本教育メディア学会年次大会 - An Evaluation of UNESCO Media and Information Literacy Curriculum for Teachers
2013年06月, AVS 56th International Symposium & Exhibition - The Great Earth Quake in Japan and Students Today
2013年04月, Mind, Culture, & Evolution: 1st UBC summer symposium - ソーシャルゲームを利用した教員養成
2012年12月, 2012亜洲媒介素養教育大会 - 教師教育におけるメディアリテラシー教育への専門家遠隔支援
2012年09月, 日本教育工学会第28回全国大会 - マス・メディア接触からソーシャル・メディア接触へー自己愛傾向とテレビ、Facebook及びメディア・リテラシーの関連
2012年08月, 第19回日本教育メディア学会年次大会 - メディア情報リテラシーカリキュラムにおける情報と図書館の連携
2012年08月, 日本教育学会第71回大会 - ユネスコ「教師のためのメディア情報リテラシーカリキュラム」の評価:教員養成大学学生へのICT活用能力への効果
2012年08月, 第三届媒介素養教育国際学術研究会 - 課題研究「ソーシャルメディアを利用した東日本大震災ニュース映像についての大学生のメディア・リテラシー学習
2011年11月, 第18回日本教育メディア学会年次大会 - ゲーム暴力とメディア・リテラシー教育
2010年10月, 平和教育会議 - 世界のメディア・リテラシー教育の現状
2010年07月, 国語メディア教育会議 - The Ebb and Flow of Japanese Educational Reform: The End of Neo-liberal Reform
2010年06月, Lecture Series 2010 - 日本の教育の潮流:ネオリベラル改革の終焉
2010年06月, LEOS 2005 - メディア・リテラシー教育の課題:教員養成のメディア・リテラシー教育
2010年05月, 日本教育メディア学会研究会 - 暴力的ビデオゲームのメディア・リテラシー批判分析
2010年05月, 日本教育メディア学会研究会 - メディア・リテラシー教育の課題:教員養成について
2010年05月, 日本教育メディア学会研究会 - 暴力的ビデオゲームのメディア・リテラシー批判分析
2010年05月, 日本教育メディア学会研究会 - ルーブリックを活用したメディア・リテラシー評価に関する研究:西オーストラリアの事例から
2009年09月, 日本教育工学会第25会全国大会 - 教授メディアの利用とメディア接触の関連
2007年10月, 第14回日本教育メディア学会年次大会 - インターネット利用と自己愛人格
2007年10月, 第14回日本教育メディア学会年次大会 - 高等教育におけるeラーニングの効用と限界
2005年01月, 第12回日本教育メディア学会年次大会 - 教員養成学生のインターネット利用教育におけるリスク認知の研究
2005年01月, 第12回日本教育メディア学会年次大会 - インターネット利用と情報格差:学生の専門と知識分野
2004年 - 大学生の読書に及ぼす人間関係ー大学教員推薦本の読書への友人の読書の関係
2004年 - 教員養成学生のデジタルメディア利用教育不安減少
2004年 - 教員養成大学生のテレビ暴力の反応ー中学生への第三者効果、影響力、規制ー
2004年 - 大学生の社会心理学への態度とメディア接触に関する研究
2003年 - 教育工学と情報教育への学生の態度比較
2003年 - 心理学への態度に関する研究
2003年 - 大学生の読書についての生態学的研究
2003年 - マス・メディアの影響へのコントロール感の過信の研究
2003年 - 高等学校普通科「情報」に関する教職科目履修学生の態度調査
2002年11月, 日本教育工学会第18回大会 - メディア接触とドナーカード保持の関連についての研究
2002年11月, 和田正人 - 携帯メール利用における友人の社会的勢力とソーシャルサポートの研究
2002年11月 - 音楽教育におけるコンピュータ利用に関わる自己正当化についての実証的研究
2002年10月 - 脳死臓器移植問題へのメディア接触とリスク・イメージに関する研究
2002年09月