内海 友加利 (ウツミ ユカリ)

総合教育科学系 特別支援科学講座 特別ニーズ教育分野講師

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その他の所属

  • 東京学芸大学, 総合教育科学系 特別支援科学講座 特別ニーズ教育分野, 講師

経歴

  • 兵庫教育大学
    2019年04月 - 2023年03月, 大学院学校教育研究科, 助教
  • 東京学芸大学
    2023年04月 - 現在, 教育学部 特別支援科学講座, 講師

学歴

  • 筑波大学大学院
    2019年03月, 人間総合科学研究科, 障害科学専攻

学位

  • 博士(障害科学)

所属学協会

  • 日本教師教育学会
    2020年06月 - 現在
  • 障害科学学会
    2016年04月 - 現在
  • 日本特殊教育学会
    2015年04月 - 現在

研究分野

  • (人文・社会) 特別支援教育

研究キーワード

  • 特別支援教育
  • 肢体不自由教育
  • 自立活動
  • 現職研修

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会
    科学研究費助成事業 若手研究, 特別支援学校女性教師の成長に関する基礎的研究―自立活動の専門性に着目して―, 若手研究, 2020年04月 - 2024年03月
  • 日本学術振興会
    科学研究費補助金研究活動スタート支援, 特別支援学校若手教師の専門性向上に資する自立活動に係る自主研修, 2019年08月 - 2022年03月, 競争的資金
  • 日本学術振興会
    科学研究費補助金基盤研究(C), 特別支援学校(肢体不自由)における意思決定論的アプローチに基づく授業開発研究, 2018年04月 - 2022年03月, 競争的資金
  • 松下幸之助記念財団
    2017年度研究助成, わが国の肢体不自由教育における現職教育の基礎的研究―JEモデルによる発展途上国への展開を射程において―, 2017年10月 - 2018年09月, 競争的資金

書籍等出版物

  • 特別支援教育における「チームで育つ教師」
    2024年06月21日
  • 肢体不自由教育
    2024年04月20日, 内海友加利「第13章インクルーシブ教育システムと特別支援学校(肢体不自由)の使命」,「 リフレクション」, 9784762832468
  • 特別支援教育要論
    2024年03月20日, 安藤隆男(編著), 内海友加利「第5章 特殊教育制度の整備と養護学校教育の義務化」, 「リフレクション」, 9784762832451
  • よくわかる肢体不自由教育[第2版]
    2023年12月10日, 安藤隆男(編著)・藤田継道(編著), 内海友加利「ティームティーチングにおける授業者の意思決定」, 9784623094837
  • 特別支援教育
    2022年01月, 米田宏樹・川合紀宗, 内海友加利「Q53肢体不自由のある幼児児童生徒に対する支援方法は?」(pp.170-171), 協同出版, 9784319003471
  • 「自立活動の指導」のデザインと展開 : 悩みを成長につなげる実践32
    2019年09月, 北川貴章・安藤隆男, 内海友加利「コラム③自立活動の研修に関する情報提供―茨城県の取組―,コラム④自立活動に関する研究の紹介」(pp.170-173), ジアース教育新社, 9784863715134
  • 特別支援教育 : 共生社会の実現に向けて
    2018年03月, 小林秀之・米田宏樹・安藤隆男, 内海友加利;安藤隆男「第15章 教師の専門性と研修」(pp.179-190), ミネルヴァ書房, 9784623081523
  • 平成29年版 小学校新学習指導要領の展開 総則編
    2017年10月, 無藤隆, 内海友加利;安藤隆男「4章 特別な配慮を必要とする児童への指導,1 障害のある児童などへの指導」(pp.110-115), 明治図書出版, 9784188381229

論文

  • 通級指導担当教員のキャリア教育観-小学校段階での自己理解と連携に着目して-
    2024年11月30日, 吉井加奈, 中島武史, 内海友加利, 共著, 兵庫教育大学学校教育学研究, 37
  • 小学校知的障害及び自閉症・情緒障害特別支援学級における個に応じた教育の充実に資する朝の活動時間についての実態調査
    2024年11月30日, 八木貴之, 中島武史, 内海友加利, 共著, 兵庫教育大学学校教育学研究, 37
  • 肢体不自由特別支援学校教師の初任期における成長過程の検討 : 自立活動の指導における専門性に着目して
    2023年12月, 単著
  • 自立活動の個別指導における特別支援学校(肢体不自由)教師の意思決定に関わる構造と関連要因-身体の動きに関する指導に着目して-
    2023年08月, 共著, https://doi.org/10.6033/tokkyou.21B026
  • 養成・採用・研修の一体化を通した特別支援学校教師の専門性向上に関する研究
    2023年03月15日, 池田彩乃・植田佐知子・有井香織・内海友加利・安藤隆男, 共著
  • 特別支援学校教師の養成課程に求める専門性―小学部教師に対する質問紙調査から―
    2022年03月, 池田彩乃・内海友加利・橋本陸, 共著, 障害科学研究, 46, 研究論文(学術雑誌), 10.20847/adsj.46.1_61
  • 肢体不自由特別支援学校における教師の協働に基づく校内研修プログラムの実施と有効性―自立活動の指導における個別の指導計画作成に焦点をあてて―
    2021年11月, 内海友加利・安藤隆男, 共著, 特殊教育学研究, 59, 3, 研究論文(学術雑誌)
  • SDGs を題材としたリフレクションを促す中堅教員研修-研修プログラムのデザインおよび受講者による研修評価-
    2021年11月, 泉村靖治・徳島祐彌・阪上弘彬・池田匡史・山本真也・坂口真康・内海友加利・花輪由樹, 共著, 兵庫教育大学学校教育学研究, 兵庫教育大学, 34, 34, 研究論文(学術雑誌), 本アイテムは、リポジトリシステムの更新に伴い、2022年3月以降URLが変更になります。引用時にはご注意ください。
  • 戦後養護学校の構想・制度化と義務制実施に至る整備過程―知的障害・肢体不自由・病弱三校種間の比較を通して―
    2021年09月, 内海友加利・安藤隆男, 共著, 兵庫教育大学研究紀要, 59, 研究論文(学術雑誌)
  • 肢体不自由特別支援学校教師の教職キャリアにおける個業性と協働性の認識
    2020年03月, 内海 友加利・安藤 隆男, 共著, 障害科学研究, 44, 研究論文(学術雑誌)
  • 肢体不自由特別支援学校のティーム・ティーチングにおける授業者の役割に関する調査研究―自立活動を主とした教育課程に注目して―
    2020年03月, 竹内 博紀・小山 瑞貴・大関 毅・落合 優貴子・内海 友加利・安藤 隆男, 共著, 障害科学研究, 44, 研究論文(学術雑誌)
  • 自立活動の個別指導場面における若手教師の意思決定プロセスの分析―動作法の習熟度に着目して―
    2020年03月, 北川 貴章・内海 友加利・安藤 隆男, 共著, 障害科学研究, 44, 研究論文(学術雑誌)
  • Teacher Needs and Relevant Factors for Teaching Jiritsu-Katsudo in Special Needs Schools for Children with Physical Disabilities
    2019年02月, UTSUMI Yukari; ANDO Takao, 共著, Journal of special education research, The Japanese Association of Special Education, 7, 2, 2187-5014
  • 肢体不自由特別支援学校のティーム・ティーチングにおける教師の意思決定過程の分析と授業改善
    2018年12月, 内海友加利・平山彩乃・安藤隆男, 共著, 特殊教育学研究, 56, 4, 研究論文(学術雑誌)
  • 学齢肢体不自由児の就学実態について:肢体不自由特別支援学校通学区域に着目して
    2018年03月, 三嶋 和也・内海 友加利・池田 彩乃・安藤 隆男, 共著, 障害科学研究, 障害科学学会, 42, 1, 1881-5812, <p>本研究は、特定の地域における義務教育段階にある肢体不自由児の就学先ごとの彼らの障害の状態等の実態を明らかにした。肢体不自由特別支援学校とその通学区域にある小・中学校の通常学級、知的障害特別支援学級、知的障害特別支援学校を対象に質問紙調査を実施した。その結果、障害部位では、どの形態においても下肢障害の割合が最も高かった。移動の自立度が高い児童生徒が通常学級に多く在籍するのに対して、肢体不自由特別支援学校では、独歩や移動の自立度の割合が低かった。また、肢体不自由特別支援学校では、独歩の割合は中学部段階で増え、自立度も高くなる傾向があることから、小学校等から肢体不自由特別支援学校の中学部へと就学先を変更している可能性が示唆された。本研究において得られた結果は地域における肢体不自由児の多様な学びの場における指導の連続性を考究する基礎的な資料となると考えられる。</p>
  • 肢体不自由特別支援学校における初任者研修の実施状況の特徴:教育センターによる初任者研修プログラムとの比較から
    2018年03月, 内海 友加利・安藤 隆男, 共著, 障害科学研究, 障害科学学会, 42, 1, 1881-5812, 本研究は、肢体不自由特別支援学校における初任者研修について、内容、形態、指導者、対象者等の視点から分析するとともに、同年度に実施された校外研修と比較し特徴を明らかにした。対象校の初任者研修では、基礎的な知識の提供に関する内容が多くを占める一方で、授業研究など実践的な内容も取り組まれた。分掌担当教員など様々な教員が初任者研修の指導に携わっており、学校組織の多様な構造や運営を理解することが求められていた。対象校が独自に設定したものとして、在籍する児童生徒の障害が重度化、重複化する中で、医療的ケアや自立活動の指導に関する内容に特徴が見出された。児童生徒の多様なニーズに向き合うためにはティーム・アプローチが重要となることから、普段からかかわりのある教師集団の中で、若手教員の専門性育成に向けた校内研修を考究することが求められる。
  • 特別支援学校教員の初任者研修における実施内容の変遷 〜一自治体における校外研修に着目して〜
    2017年03月, 内海 友加利・安藤 隆男, 共著, 障害科学研究, 障害科学学会, 41, 1, 10.20847/adsj.41.1_91, 1881-5812, 特別支援学校教諭免許状の保有率が依然低く、教員構成における若手教員の割合 が高まる今日、教員の資質能力向上は現職教育における喫緊の課題である。本研究は、現職教育の初段階として重視される初任者研修の変遷を明らかにすることを目的とした。任命権者である都道府県教育委員会が実施する校外研修に着目し、若手教員の割合が比較的高い自治体の研修実施概要を、文部科学省が示した枠組みに照らして検討した。内容は基礎的な知識を提供するものが多く、変遷の背景には学習指導要領改訂や特別支援教育制度への転換等、国の施策に応じて組み込まれていた。また、重度・重複障害教育等、学校教育における課題が継続的に実施されていた。近年、初任者研修は2 年目・3 年目教員に対しても行われるようになった。授業研究等の実践的な内容が取り組まれ、日々の実践における課題解決や校内研修とのつながりが重視されていることが示唆された。
  • イングランドにおける特別な教育的ニーズのある子どもの学校選択を支える仕組み : 各地方教育当局に存在する職種に注目して
    2015年12月, 内海 友加利・真城 知己, 共著, 発達障害支援システム学研究, 日本発達障害支援システム学会, 14, 2, 1346-9118
  • イングランドにおける特別な教育的ニーズのある生徒の中等学校選択制度の特徴 : アプリケーション・フォームに注目して
    2015年03月, 内海 友加利・真城 知己, 共著, 千葉大学教育学部研究紀要, 千葉大学教育学部, 63, 1348-2084, 日本の特別支援教育に関わる就学制度は変化しつつある。公立小中学校における学校選択制度を導入する自治体が増加傾向にあることから,特別支援教育の対象である生徒も含め,今後より多くの自治体で学校選択制度が取り入れられるであろう。本論文では,特別な教育的ニーズのある生徒の学校選択に注目した。すでに制度が存在するイングランド各州の学校選択の際に使用されるアプリケーション・フォーム(希望申請書)を収集し,特徴を考察した。その結果,書式には判定書の発行の有無について記入する項目があり,特別な教育的ニーズのある生徒の場合も共通のアプリケーション・フォームが使用されていた。判定書を発行されている特別な教育的ニーズのある生徒は判定書の指示によって学校が指定される。判定書を発行されていないが特別な教育的ニーズのある生徒の場合には,専門家や親が地方教育当局と協議をして優先的に就学先を決定するシステムとなっていた。アプリケーション・フォームの項目や手続きは州によって異なる点もあるが,このシステムを利用して特別な教育的ニーズのある生徒も複数の選択肢の学校の中から希望する就学先を選択する制度が用意されていた。

講演・口頭発表等

  • 養成・採用・研修の一体化を通した特別支援学校教師の専門性向上の在り方Ⅲ ―自立活動の指導に関わる専門性に着目して―
    2024年09月08日
  • 養成・採用・研修の一体化を通した特別支援学校教師の 専門性向上の在り方Ⅱ ―特別支援学校教諭免許状コアカリキュラム導入過程における現状と課題―
    2023年08月26日