濵田 豊彦 (ハマダ トヨヒコ)

教職大学院(大学院教育学研究科) 教育実践創成講座教授

研究者情報  (担当授業科目については、ページ一番下の「授業ガイド(シラバス検索)」をご利用ください。)

その他の所属

  • 東京学芸大学, 広島大学ダイバーシティ&インクルージョン推進機構, 教職大学院(大学院教育学研究科)教育実践創成講座, 教授, 教職大学院長
  • 東京学芸大学, 教育学部 教育実践創成講座 特別支援教育高度化プログラム, 教授
  • 東京学芸大学, 教授
  • 東京学芸大学, 教授

学位

  • 博士(教育学)

所属学協会

  • 日本特殊教育学会
    1986年04月 - 2023年03月
  • 日本聴覚医学会
    1986年04月 - 2023年03月
  • 日本聴覚言語障害学会会員 
    2000年04月 - 2023年03月
  • 日本コミュニケーション障害学会
    2015年07月 - 2023年03月
  • 日本音声言語医学会
    1991年04月 - 2023年03月

免許・資格

  • 小学校教諭一級普通免許状
    1986年03月31日
  • 中学校教諭二級普通免許状 社会
    1986年03月31日
  • 養護学校教諭二級普通免許状
    1986年03月31日
  • 言語聴覚士 
    1999年06月07日

研究分野

  • (人文・社会) 特別支援教育
    特別支援教育
  • (人文・社会) 認知科学

研究キーワード

  • 聴覚障害児教育 
  • 音韻意識の発達
  • 発達障害を合併する聴覚障害児
  • 支援
  • 障害認識
  • 発達障害
  • 音韻
  • 聴覚活用
  • 言語獲得
  • 聴覚障害

研究テーマ

  • ASDを合併する聴覚障害児の類型化と介入効果に関する縦断研究
    2016年04月01日 - 2020年03月31日

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 東京学芸大学
    手話活用児童の英語の音韻形成と英単語書字に関する研究, 基盤研究(C), 2020年04月01日 - 2024年03月01日
  • 筑波技術大学
    人工内耳装用児の音韻意識の発達とエピソードバッファの関連, 基盤研究(C), 2019年04月01日 - 2023年03月01日
  • 東京学芸大学
    ASDを合併する聴覚障害児の類型化と介入効果に関する縦断研究, 基盤研究(B), 2016年04月01日 - 2020年03月01日
  • 筑波技術大学
    人工内耳装用児の音韻意識形成にかかわるリズム知覚と中央実行系の関連, 基盤研究(C), 2016年04月01日 - 2019年03月01日
  • 筑波技術大学
    自閉症スペクトラムを併せ持つ聴覚障害児の言語的特徴と支援方法の検討に関する研究, 若手研究(B), 2014年04月01日 - 2017年03月01日
  • 東京工科大学
    算数障がいを抱える聴覚障がい児の基礎算術運用力の向上を支援するAHSの構築, 基盤研究(C), 2013年04月01日 - 2016年03月01日
  • 筑波技術大学
    人工内耳装用児の音韻意識習得タイプに対応した指導プログラムの開発に関する研究, 基盤研究(C), 2012年04月01日 - 2015年03月01日
  • 東京学芸大学
    発達障害を合併する聴覚障害児の鑑別と指導法の開発に関する研究, 基盤研究(B), 2011年04月01日 - 2014年03月01日
  • 東京学芸大学
    母語の持つ抑揚情報の獲得における聴覚障害の影響に関する研究, 基盤研究(C)
  • 東京学芸大学
    聴覚障害児の残存聴力活用と楽曲の聴取に関する基礎的研究, 萌芽研究
  • 筑波技術大学
    人工内耳を装用した聴覚障害児の音韻意識の発達に関する研究, 萌芽研究
  • 筑波技術大学
    人工内耳装用児の音韻意識の特徴と規定要因に関する研究, 基盤研究(C)
  • 東京学芸大学
    軽度障害を伴う聴覚障害児の実態とその指導法に関する研究, 基盤研究(C)
  • 筑波技術大学
    人工内耳装用児の音韻意識の指導に関する研究, 基盤研究(C)
  • 東京工科大学
    発達障がいを併せ有する聴覚障がい児の算術力向上を支援するAHS構築に関する研究, 基盤研究(C)

書籍等出版物

  • 総合リハビリテーション 特集 障害・疾患を認識する5 聴覚障害 
    2023年01月10日, 聴覚障害児・者の障害認識と障害受容に関する一概説, 医学書院, 0386-9822
  • 特別支援教育のための障害理解 未来に開かれた教育へ
    2022年02月28日, まえがき 2030年の特別支援教育を目指して, 金子書房, 978-4-7608-2853-1
  • 小・中学校 管理職のための よくわかるインクルーシブ教育 課題解決Q&A
    2019年01月23日, 半澤 嘉博, 理論編11インクルーシブ教育を推進するために,教職員へどのような研修を行えばよいのでしょうか, 開隆堂出版, 978-4-304-02161-9
  • 聴覚障害児の学習と指導 発達と心理学的基礎
    2018年09月, 東京, 9784750347301
  • 基礎からわかる 言語障害児教育
    2017年08月, 学苑社(東京)
  • 改訂版 特別支援教育の基礎
    2017年06月, 東京書籍(東京)
  • 標準言語聴覚障害学 第2版
    2015年09月, 医学書院(東京), 9784260021173
  • イラストでわかる!気になる子どもへの支援
    2011年11月, 教育出版(東京), 9784316803548
  • 改定2版 視覚・聴覚・言語障害児の医療・療育・教育
    2011年03月, 金芳堂(京都), 9784765314749
  • 新訂 特別支援教育総論
    2011年03月, NKH出版(東京), 9784595312410
  • 発達障害基本用語事典
    2008年08月, 東京, 9784760832415
  • 聴覚障害
    2008年06月, 大鹿綾 濵田豊彦, 発達障害のある聴覚障害児への教育的支援―事例を通じての報告―, 千葉県市川市, 聴覚障害に発達障害を併せ持つ子どもたち及び保護者を対象とした教育支援活動(ダンボ)の中の指導事例について報告した。ディスレクシアを伴う中度難聴児、LDのため項目数の多い活動に乗れない事例、アスペルガーを伴う事例、自閉症及び衝動性の課題も大きい事例の4事例を挙げた。それぞれの事例にあった取組み方で接していくことで、子どもたちは少しずつかもしれないし、一進一退かもしれないが、確実に変わっていく。発達障害様の困難のある児童に対して、状況を整理し、適切な指導をしていくことの重要性が示唆された。
  • 聴覚障害
    2008年06月, 大鹿綾 濵田豊彦, 発達障害のある聴覚障害児の困難による分類, 千葉県市川市, 全国聾学校99校の通常学級(聴覚障害単一学級)にPRS(LD児・ADHD児診断のためのスクリーニングテスト)を実施して、因子分析およびクラスター分析を行った。その結果、最も該当人数が多かったのはことばの定着や語想起に苦手さをもつ群(第1クラスタ)であった。次に多かったのは運動、社会性、言語面等の様々な困難が混合して現れる群(第3クラスタ)、次いで対人面に困難のある群(第4クラスタ)であった。最も少なかったのは運動に困難のある群(第2クラスタ)であった。
  • 聴覚障害
    2008年06月, 真に個に応じた教育を目指して, 千葉県市川市, 全国調査の結果、聾学校の74%が発達障害の問題を重要な課題と受け止め、43%が既に研修や外部機関との連携を開始していることが示された。聾学校で根づきつつある認識をより一般化していくためには、まず聾学校の中で個々のニーズに応じた特別支援教育が十分になされる必要があり、特別支援教育時代の新しい聾学校の姿を模索していく必要がある。
  • インクルージョン時代の障害理解と生涯発達支援
    2007年10月, 日本文化科学社(東京), 9784821073399
  • 特別支援教育総論
    2007年04月, 日本放送出版協会(東京)
  • 要約筆記者養成テキスト<前期>
    2006年11月, 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会(東京)
  • 教育評価事典
    2006年, 図書文化
  • 視覚・聴覚・言語障害児の医療・療育・教育
    2005年, 金芳堂(京都)
  • 聾学校の自立活動における諸問題(2)-「障害認識」と「社会性」を中心に-
    2005年, 聾教育研究会
  • 聾学校の自立活動における諸問題(1)-「言語力」と「コミュニケーション」を中心に-
    2005年, 聾教育研究会
  • 書評「音楽と記憶 ―認知心理学と情報理論からのアプローチ―」
    2004年
  • 発達の遅れと教育
    2004年, 日本文化科学社
  • シリーズ言語臨床事例集 第11巻 聴覚障害
    2004年, 学苑社
  • 音・音楽の表現を探る
    2003年, 文化書房博文社
  • 月刊「視聴覚教育」シリーズ視聴覚算数教育のすすめ 多様な子どもたちと九九の指導
    2002年, 財団法人日本視聴覚協会教育協会
  • アドバンスシリーズ コミュニケーション障害の臨床7 聴覚書害
    2002年, 協同医書出版社
  • これからの教育と大学
    2001年, 東京学芸大学出版会
  • 介護実力アップシリーズ1 難聴高齢者サポートハンドブック
    2001年, 日本医療企画
  • 難聴児の聴覚活用の発達に関する研究
    1998年, 風間書房

論文

  • 聴覚障害児の英語学習における困難さに関する文献的検討
    2025年02月28日, 小林 汰門・濵田 豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 教職大学院, 東京学芸大学, 76, 1
  • 聴覚障害者の英語語彙記憶方略の傾向及び英語学習において求める支援 ―聴覚障害成人からの聞き取りを通して―
    2024年02月29日, 小林 汰門・濵田 豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 教職大学院, 東京学芸大学, 75, 1, 研究論文(大学,研究機関紀要)
  • 聴覚特別支援学校における、英単語のふりがなの振り方と発音習得に関する教員の意識調査
    2024年01月31日, 佐藤楽夏,吉田有里,濵田豊彦, 共著, ろう教育科学, ろう教育科学会, 65巻, 2号, 研究論文(学術雑誌)
  • 聴覚障害児の英語語彙習得に関する一検討―英語語彙短期記憶課題について―
    2023年02月28日, 小林汰門,濵田豊彦,吉田有里, 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学, 74, 研究論文(大学,研究機関紀要)
  • 聴覚障害児の音韻意識の発達におけるワーキングメモリの関係
    2023年01月, 長南浩人,濵田豊彦,澤隆史, 共著, 教育オーディオロジー研究, 日本教育オーディオロジー研究会, 16
  • 特別支援教育に関する現職教員研修の効果的な在り方とは : ワークショップ研修による事例的検討
    2022年02月28日, 福田,弥咲 , 大伴,潔 , 橋本,創一 , 山口,遼 , 溝江,唯 , 澤,隆史 , 奥住,秀之 , 藤野,博 , 濵田,豊彦 , 増田,謙太郎 , 小林玄, 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学, 73, 研究論文(大学,研究機関紀要)
  • 外国籍児童生徒の割合の多い6県を対象にした特別支援学級での支援体制に関する調査研究
    2022年02月28日, 大沼渚,濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学, 73, 研究論文(大学,研究機関紀要)
  • 聴覚障害児の音韻・韻律そして言語力の特集にあたって
    2021年08月, 単著, コミュニケーション障害, 日本コミュニケーション障害学会, 38, 2
  • 特別支援教育における教師の研修ニーズと専門性向上に関する調査報告 : 特別支援学校、通級指導教室の教師を対象として
    2021年02月26日, 福田 弥咲 , 大伴 潔 , 橋本 創一 , 李 受眞 , 山口 遼 , 澤 隆史 , 奥住 秀之 , 藤野 博 , 濵田 豊彦 , 増田 謙太郎, 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学, 72, 研究論文(大学,研究機関紀要)
  • 特別支援教育における現職教員研修の内容に関する研究ー『アセスメント』研修参加者によるケースレポートの分析に基づく検討ー
    2022年03月, 山口遼 橋本創一 福田弥咲 溝江唯 大伴潔 濵田豊彦 藤野博 澤隆史 奥住秀之 小林巌 小林玄 増田謙太郎 井上剛, 共著, 東京学芸大学教育実践研究, 第18集
  • 教員養成系学生における人工知能に関する意識調査
    2018年02月, 工藤 浩二
    萬羽 郁子
    正木 賢一
    石﨑 秀和
    今井 慎一
    金子 嘉宏
    木村 守
    小宮山 利恵子
    小柳 知代
    新海 宏成
    新城 健一
    高橋 真生
    高畑 美希
    新田 英雄
    萩原 静厳
    濵田 豊彦
    松浦 執
    松田 恵示
    南浦 涼介
    森本 康彦, 東京学芸大学紀要総合教育科学系Ⅰ, 69, 研究論文(大学,研究機関紀要)
  • 手話優位である聴覚障害幼児の音韻意識の発達過程について-音声優位群との比較を通して-
    2017年, 大鹿綾
    長南浩人
    濱田豊彦, 音声言語医学, 58, 1, 0030-2813
  • Use of prosodic information by hearing-impaired children-consideration based on utterances and hearing using syntactically ambiguous statements
    2017年, Chikashi Kyan
    Toyohiko Hamada
    Takashi Sawa, Japan Journal of Logopedics and Phoniatrics, Japan Society of Logopedics and Phoniatrics, 58, 4, 研究論文(学術雑誌), 10.5112/jjlp.58.317, 0030-2813, This study investigated the use of prosodic information by hearing-impaired children from the aspects of both utterances and hearing. The subjects were 31 children attending schools for the deaf and special classes for the hard of hearing (average hearing level: 86.2 dBHL (SD=23.4)). They were requested to utter syntactically ambiguous sentences which have two possible interpretations. Their utterances were evaluated for their auditory impression (prosodic use of articulation) by hearing people. The criteria considered were the correlation between hearing level and sound components by sound analysis (e.g. F0 or pause). The results indicated that the hearing level of the low frequency band (250 Hz, 500 Hz) is related to utilization of speech prosodic information. The average hearing level of 90 dBHL is the border value. These findings indicated that differentiation of syntactically ambiguous sentences is related to F0 and a pause. Hearing-impaired children use available sound components to express a syntactic boundary with F0 and a pause.
  • 発達障害のある聴覚障害児への教員の印象判断に関する研究 : チェックリスト(文部科学省,2012)との相違から
    2014年02月28日, 大鹿 綾
    稲葉 啓太
    渡部 杏菜
    長南 浩人
    浜田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学, 65, 2, 1880-4306
  • 学齢期に聴力が90dB以下であった聴覚障害者の聴覚活用の実態について
    2010年, 中川辰雄
    舞薗恭子
    富澤晃文
    長南浩人
    原由紀
    濱田豊彦, Audiology Japan, 53, 5, 0303-8106
  • 高度聴覚障害児の聴覚的フィードバックと聴覚活用及び発話能力の発達
    1997年, 濱田豊彦, 東北大学博士論文
  • 聴覚障害児の音韻意識の発達における音韻ループと実行機能の関係
    2021年08月, 長南 浩人, 濵田 豊彦, 城間 将江, コミュニケーション障害学, 日本コミュニケーション障害学会, 38, 2, 1347-8451
  • インクルーシブな放課後等ディサービスの在り方に関する研究~東京都区内の放課後等ディサービスによる検討~
    2021年03月, 中西郁,大井靖,日高浩一,岩井雄一,丹羽登,濵田豊彦,半澤嘉博,渡邉流理也,渡邉健治, 共著, 十文字学園女子大学紀要, 十文字学園女子大学, 51
  • 特別支援教育における教員の研修ニーズと専門性向上に関する調査研究 : ライセンス(修了証)提供システムの開発に向けた基礎的検討
    2021年, 橋本 創一, 福田 弥咲, 山口 遼, 李 受眞, 大伴 潔, 澤 隆史, 濵田 豊彦, 藤野 博, 増田 謙太郎, 奥住 秀之, 中村 大介, 丹野 哲也, 日本教育大学協会研究年報, 日本教育大学協会第二常置委員会, 39, 1881-7068
  • 聴覚障害幼児の音韻分解能力の発達と口形・視線との関連における検討
    2020年02月29日, 森﨑茜,濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 東京学芸大学, 71
  • 聴覚障害児における就学前の音韻意識発達と就学後の分理解能力との関連性の検討 ―音韻分解課題とJ.COSS日本語理解テストを用いた縦断的研究―
    2020年02月29日, 渡部杏菜,濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 東京学芸大学, 71
  • 知的障害特別支援学校を対象にした「自立活動の時間における指導」についての研究
    2020年, 大井 靖, 中西 郁, 日高 浩一, 岩井 雄一, 丹羽 登, 濵田 豊彦, 渡邉 健治, 蓮香 美園, 上地 ひかり, Journal of Inclusive Education, 一般社団法人 アジアヒューマンサービス学会, 9, 0, 本研究は、自立活動の指導にかかわる事項を検討し、「自立活動の時間における指導」に関する課題を明らかにすることを目的として、全国の国公立知的障害特別支援学校小学部設置校603校を対象として調査を行った。結果、自立活動の指導の内容・方法等の充実策の検討をしている学校は、回答の66%であり、知的障害特別支援学校小学部の約6割で自立活動の指導を「自立活動の時間における指導」として週時程に位置づけて指導されていること、週時程に位置付けていない場合は、学校教育全体で指導している学校が64%と多いことが明らかになった。また、「自立活動の時間における指導」として週時程に位置づけている学校とそうでない学校の比較では、調査項目の多くで顕著な差異が認められなかった。
  • インクルーシブな放課後等デイサービスの在り方に関する研究 : 東京都区内の放課後等デイサービスによる検討
    2020年, 中西 郁, 大井 靖, 日高 浩一, 岩井 雄一, 丹羽 登, 濵田 豊彦, 半澤 嘉博, 渡邉 流理也, 渡邉 健治, 十文字学園女子大学紀要 = Bulletin of Jumonji University, 十文字学園女子大学, 51, 2424-0591
  • 成年聴覚障害者における口形意識の在り方に関する一考察 : 視線分析と質問紙を用いた検討
    2019年02月, 森﨑 茜, 濵田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系 = Bulletin of Tokyo Gakugei University, 東京学芸大学学術情報委員会, 70, 1, 1880-4306
  • 一般就労に向けた特別支援学校の取り組みと支援状況における調査研究
    2019年02月, 池田 早希, 濵田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系 = Bulletin of Tokyo Gakugei University, 東京学芸大学学術情報委員会, 70, 1, 1880-4306
  • 特別支援教育制度開始以降の発達障害の可能性のある聴覚特別支援学校在籍児に関する研究 : 過去10年の全国聴覚特別支援学校調査の動向
    2019年, 大鹿 綾, 渡部 杏菜, 濵田 豊彦, 聴覚言語障害 = The Japanese journal of hearing and language disorders, 日本聴覚言語障害学会, 48, 2, 0300-0338
  • 特別支援学校の専門性を生かすための学校経営の在り方 : 聴覚特別支援学校の教員の役割と学校経営に関する現状と展望
    2018年03月31日, 澤 隆史, 藤野 博, 濵田 豊彦, 小笠原 恵, 奥住 秀之, 村山 拓, 大伴 潔, 小林 巌, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 14, 1349-9580
  • 聴覚障害児の韻律情報活用能力 : 統語的曖昧文を用いた補聴デバイスの違いによる聴取能の比較
    2018年02月, 喜屋武 睦, 濵田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 69, 2, 1880-4306
  • 難聴通級指導教室通級児の聴覚活用及びコミュニケーションにおける困難の様相に関する調査 : SR(復唱)課題による検討
    2018年02月, 鈴木 友里恵, 濵田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 69, 2, 1880-4306
  • ASD児・聴覚障害児の視覚認知に関する文献検討
    2018年02月, 岩田 能理子, 濵田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 69, 2, 1880-4306
  • 教員養成系学生における人工知能に関する意識調査
    2018年02月, 工藤 浩二, 萬羽 郁子, 正木 賢一, 石﨑 秀和, 今井 慎一, 金子 嘉宏, 木村 守, 小宮山 利恵子, 小柳 知代, 新海 宏成, 新城 健一, 高橋 真生, 高畑 美希, 新田 英雄, 萩原 静厳, 濵田 豊彦, 松浦 執, 松田 恵示, 南浦 涼介, 森本 康彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 69, 1, 1880-4306
  • ASD児・聴覚障害児のナラティブに関する文献検討
    2017年02月, 岩田 能理子, 濵田 豊彦, 喜屋武 睦, 天野 貴博, 鈴木 友里恵, 石坂 光敏, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 68, 2, 1880-4306
  • 中学校における校内委員会の組織体制と支援機能についての検討 : 小学校調査との比較を通して
    2017年02月, 大鹿 綾, 半澤 嘉博, 渡邉 流理也, 岩井 雄一, 丹羽 登, 濵田 豊彦, 田中 謙, 岩田 能理子, 渡邉 健治, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 68, 2, 1880-4306
  • 発達障害様の困難のある児童・生徒への聴覚障害特別支援学校の取り組みに関する一考察 : 全国の聴覚障害特別支援学校に対する実態調査の結果に基づいて
    2017年02月, 天野 貴博, 濵田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 68, 2, 1880-4306
  • 発達障害様の困難を示す聴覚障害児に対する教材及び支援方法の工夫に関する一考察(2)
    2017年02月, 喜屋武 睦, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 天野 貴博, 岩田 能理子, 鈴木 友里恵, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 68, 2, 1880-4306
  • 通級指導学級に通うASD児の談話の特徴
    2017年, 石坂 光敏, 濵田 豊彦, 熊井 正之, 大鹿 綾, 稲葉 啓太, 聴覚言語障害 = The Japanese journal of hearing and language disorders, 日本聴覚言語障害学会, 46, 1, 0300-0338
  • 高等学校における校内委員会の組織体制と支援機能についての検討 : 中学校調査との比較を通して
    2017年, 中西 郁, 日高 浩一, 半澤 嘉博, 渡邉 流理也, 岩井 雄一, 丹羽 登, 濵田 豊彦, 田中 謙, 渡邉 健治, 喜屋武 睦, 十文字学園女子大学紀要 = Bulletin of Jumonji University, 十文字学園女子大学, 48, 1, 2424-0591
  • 国立大学附属特別支援学校におけるセンター的機能の現状と課題
    2016年10月, 田中 雅子, 奥住 秀之, 斎藤 遼太郎, 濱田 豊彦, 池田 吉史, SNEジャーナル, 日本特別ニーズ教育学会, 22, 1, 1343-3288
  • 聴覚障害児の英語発話における韻律情報の活用 : 平叙文・疑問文を用いての検討
    2016年, 喜屋武 睦, 濱田 豊彦, 新海 晃, 聴覚言語障害 = The Japanese journal of hearing and language disorders, 日本聴覚言語障害学会, 45, 1, 0300-0338
  • 生活支援作業部会報告(第1部 研究成果報告)
    2015年05月, 會澤 加奈子, 大関 智子, 亀田 隼人, 川井 優子, 齋藤 大地, 清水 麻由, 松本 晃, 宮井 清香, 奥住 秀之, 浜田 豊彦, 村山 拓, 東京学芸大学附属特別支援学校研究紀要, 東京学芸大学附属特別支援学校, 59
  • 発達障害の可能性のある聴覚障害児に対する聾学校の取り組みに関する一考察
    2015年02月, 大鹿 綾, 渡部 杏菜, 喜屋武 睦, 長南 浩人, 浜田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 66, 2, 1880-4306
  • 聴覚障害児の演繹推論に関する研究 : 小学部1・2年生を対象として
    2015年02月, 長南 浩人, 澤 隆史, 濱田 豊彦, ろう教育科学, ろう教育科学会, 56, 2, 0287-1548
  • 聴覚障害幼児の数操作能力と音韻意識の発達に関する検討
    2015年, 渡部 杏菜, 濱田 豊彦, 特殊教育学研究, 一般社団法人 日本特殊教育学会, 53, 1, 0387-3374, 聴覚障害幼児の音韻意識の初期段階の発達に関連する能力を明らかにすることを目的とし、本研究では聴覚障害幼児20名(3歳3か月~4歳10か月)に数・順序に関する課題(提示模倣課題・遮蔽模倣課題・数マッチング課題・拍マッチング課題)と音韻分解課題(模倣による分解検査・音韻分解検査)を実施し、その関連を検討した。その結果、音韻分解課題が可能となり始める4歳前後で、それに先立ち、数・順序に関する課題に大きな発達がみられた。特に視覚的な集合数・順序数の理解・操作の能力の獲得が先行し、音韻分解を可能にしたことが推察された。このことは、聴覚障害児は指文字、キュードスピーチ、かな文字など視覚的なイメージを手がかりにして音韻分析をしているという従来の仮説を一部実証した。
  • 聴覚障害児の韻律情報の活用 : 統語的曖昧文を用いた検討
    2015年, 喜屋武 睦, 濱田 豊彦, 聴覚言語障害, 日本聴覚言語障害学会, 43, 2, 0300-0338
  • 高等部3年間で教えるべき生活知識を考える(第1部 各部研究 : 高等部)
    2014年05月, 會澤 加奈子
    尾高 邦生
    潟山 孝司
    小金井 俊夫
    高野 裕美
    仲野 宏樹
    西尾 真弓
    松本 晃
    宮坂 美帆子
    山本 由佳
    吉澤 洋人
    渡邊 聡
    奥住 秀之
    浜田 豊彦, 東京学芸大学附属特別支援学校研究紀要, 東京学芸大学, 58
  • 発達障害のある聴覚障害児への教員の印象判断に関する研究 : チェックリスト(文部科学省,2012)との相違から
    2014年02月, 大鹿 綾, 稲葉 啓太, 渡部 杏菜, 長南 浩人, 浜田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 65, 2, 1880-4306
  • 生徒の生活によりそう「くらし」の授業づくりIII(第1部 各部研究 : 高等部)
    2013年05月, 會澤 加奈子
    伊東 久美子
    小島 啓治
    尾高 邦生
    小金井 俊夫
    高野 裕美
    西尾 真弓
    松本 晃
    山本 由佳
    吉澤 洋人
    渡邊 聡
    渡邉 健治
    濱田 豊彦
    奥住 秀之, 東京学芸大学附属特別支援学校研究紀要, 東京学芸大学, 57
  • インクルーシブ教育推進に関する学生意識の日韓比較研究 : 知的障害のある児童生徒の教育に関して
    2013年03月, 半澤 嘉博, 渡邉 健治, 濱田 豊彦, 澤 隆史, 岩井 雄一, 権 明愛, 田中 謙, 中村 昌宏, 宮井 清香, 東京家政大学研究紀要, 東京家政大学, 53, 1, 0385-1206
  • 特別支援教育における発達障害を有する聴覚障害児の現状と支援の実際 : 手話活用児を中心に
    2012年08月31日, 濱田 豊彦, 大鹿 綾, コミュニケーション障害学, 29, 2, 13478451
  • 生徒の生活によりそう「くらし」の授業づくりII(第1部 各部研究 : 高等部)
    2012年07月, 會澤 加奈子
    伊東 久美子
    岩本 仁
    小島 啓治
    小金井 俊夫
    高野 裕美
    松本 晃
    山本 由佳
    吉澤 洋人
    渡邊 聡
    渡邉 健治
    濱田 豊彦
    奥住 秀之, 東京学芸大学附属特別支援学校研究紀要, 東京学芸大学, 56
  • 学齢期に聴力が90dB以下であった聴覚障害者のコミュニケーションの実態について
    2011年10月20日, 長南 浩人, 近藤 史野, 原 由紀, 中川 辰男, 濱田 豊彦, 大鹿 綾, 柴崎 美穂, 舞薗 恭子, 富澤 晃文, 間根山 祥之, 音声言語医学, 日本音声言語医学会, 52, 4, 00302813, 本研究は,学童期に良耳の聴力レベルが90 db以下であった聴覚障害者(111人)を対象として,彼らの後期中等教育以降のコミュニケーションの実態を明らかにすることを目的とした.方法には,質問紙法を用い,発信時に使用するコミュニケーション手段,静寂環境下や反響騒音下,あるいはコミュニケーションの相手が複数である場面における音声の理解度,講義や会議の場面で利用する情報保障手段,コミュニケーション場面で利用する方略,遠隔地コミュニケーション場面で利用する方法について回答を求めた.
    その結果,対象者は,音声を主たるコミュニケーション手段とし,特に発信者となる場合は,その傾向が顕著であった.一方,受信者となる場合は,良耳の聴力が80 dB以上の者は,音声聴取に関する環境やコミュニケーションの相手の変化によって音声によるコミュニケーションに困難が生じる場合もあり,それを複数の方略の活用により対処していることが明らかとなった.
  • 生徒の生活によりそう「くらし」の授業づくり (第1部 各部研究 : 高等部)
    2011年06月, 會澤 加奈子, 伊東 久美子, 岩本 仁, 小島 啓治, 尾高 邦生, 小金井 俊夫, 高野 裕美, 滝澤 千恵子, 松本 直巳, 山本 由佳, 吉澤 洋人, 渡邊 聡, 渡邉 健治, 濱田 豊彦, 東京学芸大学附属特別支援学校研究紀要, 東京学芸大学, 55
  • 発達障がいと聴覚障がいを併せ有する児童のための算数用デジタルコンテンツの研究
    2011年03月02日, 池守樹, 松永信介, 稲葉竹俊, 濱田豊彦, 第73回全国大会講演論文集, 2011, 1, 本研究では、発達障がいと聴覚障がいを併せ有する児童の算数理解
    のためのデジタルコンテンツの開発研究を行っており、算数の中でも、
    特にかけ算を扱っている。かけ算は通常、九九による音韻によって
    習得するが、聴覚に障がいがあると九九の習得や、より一般のかけ算
    の理解に困難をきたす傾向がある。また、本研究の主たる被験者は
    発達障がいを併せ有するため、学習における集中力の持続や注意力
    において課題を抱えている児童が多い。そこで、本研究では、発達
    障がいと聴覚障がいを併せ有する児童のかけ算理解を支援するために、
    児童が集中してかけ算の学習に取り組めるデジタルコンテンツ及び
    有効的な活用方法を探究することを目的とする。
  • 手話併用環境にある聴覚障害児の音韻分解能力の発達における検討
    2011年02月, 近藤 史野, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 62, 2, 18804306
  • 聴覚障害児の韻律の獲得と聴力レベルとの関係に関する検討
    2010年10月20日, 濱田 豊彦, 音声言語医学, 日本音声言語医学会, 51, 4, 00302813, 韻律情報は,文字には含まれない音声言語特有の特徴であることから,その弁別には,日常生活のなかでみずから聴覚を活用し,獲得していくことが求められる.したがって韻律の獲得は聴覚活用の指標になると考えた.そこで本研究では,聴覚障害児64名を対象にアクセントとイントネーションの聴取弁別課題を行い,聴力レベルとの関係から検討した.
    その結果,平均聴力レベルでは,イントネーションは約85dBHL以下の者のほとんどが有意な弁別が可能であったのが,アクセントでは約70dBHL以下と難聴が軽い者でないと聴取弁別できなかった.したがってアクセントよりもイントネーションのほうが重度の聴覚障害児でも聴取弁別が可能であることが示唆された.このことは,イントネーションがアクセントよりも多様な音響信号を含み,持続時間の変化など,より重度な聴覚障害児においても活用が可能な信号を含んでいることを意味すると推察された.
  • 学齢期に聴力が90dB以下であった聴覚障害者の聴覚活用の実態について
    2010年10月15日, 中川 辰雄, 舞薗 恭子, 富澤 晃文, 長南 浩人, 原 由紀, 濱田 豊彦, Audiology Japan, 日本聴覚医学会, 53, 5, 03038106
  • 「豊かな人間関係」につながる指導内容の検討と授業づくり : 中学部における「くらし」の再考から (第1部 各学部研究 : 中学部)
    2010年06月, 池尻 加奈子, 鈴木 笑実, 中澤 恵, 中村 昌弘, 野原 隆弘, 原田 純二, 蓮香 美園, 松田 久美子, 矢間 直世, 山内 裕史, 伊藤 友彦, 加瀬 進, 濱田 豊彦, 東京学芸大学附属特別支援学校研究紀要, 東京学芸大学附属特別支援学校, 54
  • 発達障害を合併する事例への支援
    2010年04月20日, 濱田 豊彦, 音声言語医学, 日本音声言語医学会, 51, 2, 00302813, 文部科学省が実施した調査 (2002) において, 発達障害様の困難のある児童生徒が6.3%在籍していることが示唆された. ところが, 聴覚障害児の場合その発達障害合併事例の実態はつかめていない. それ故, 発達障害事例の人数をつかむための調査を行った. 全国の聾学校を対象にアンケート調査を実施した. その結果, LD様困難例が30.0%, ADHD様困難例が9.1%, 高機能自閉様の困難例が4.6%となった. いずれも聴児に比べ高率であった.
    全質問項目を因子分析して困難を分類し, 因子得点を基に児童生徒をクラスタ分析した. その結果, 聾学校小学部では6つの群が抽出された.
    クラスタの典型事例に対する指導経過を紹介した. 今後, 群化されたそれぞれの典型例と思われる事例について, 有効な支援方法を検討していくことが課題となると考える.
  • 聴覚障害児の助数詞の獲得と聴力との関係に関する一研究
    2010年02月, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 61, 1, 18804306
  • 聴覚障害児の指文字の成立とその模倣に関する一研究
    2010年02月, 近藤 史野, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 61, 1, 18804306
  • アスペルガー症候群の診断を持つ聴覚障害児への継続支援と変容に関する一考察
    2010年02月, 大鹿 綾, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 61, 1, 18804306
  • 発達障害のある聴覚障害児の指導について(自主シンポジウム32,日本特殊教育学会第47回大会シンポジウム報告)
    2010年01月31日, 濱田 豊彦, 澤 隆史, 大鹿 綾, 近藤 史野, 山田 萌香, 臼井 なずな, 特殊教育学研究, 日本特殊教育学会, 47, 5, 03873374
  • 学習面・行動面に著しい困難のある聴覚障害児の類型に関する一考察
    2010年, 大鹿 綾, 濱田 豊彦, 特殊教育学研究, 一般社団法人 日本特殊教育学会, 47, 5, 0387-3374, 本研究では学習面・行動面に著しい困難のある聴覚障害児の特徴を明らかにするため、全国聾学校を対象にスクリーニングテストを行った。全質問項目を因子分析して困難を分類し、因子得点をもとに児童生徒をクラスター分析した。結果、小学部では「言語」「計算」「不注意」に困難のある群(17%)、「言語」に著しい困難のある群(13%)、「計算」に著しい困難のある群(9%)、「多動・衝動性」困難群(9%)、「対人関係・こだわり」困難群(9%)、著しい困難のみられない群(43%)の6クラスターに分けられた。中学部では「言語」「計算」困難群(11%)、「多動・不注意」困難群(9%)、「言語」に著しい困難のある群(9%)、「対人関係・こだわり」困難群(8%)、「計算」困難群(8%)、著しい困難のみられない群(54%)の6クラスターに分けられた。今後、各群の典型例を抽出し具体的に困難を明らかにしながら、効果的な支援方法を検討する必要がある。
  • 「小1プロブレム」への対応と課題--幼児期から学齢期への移行を支援するために (社会の変化に対応する学校教育)
    2010年, 大伴 潔, 渡邉 健治, 濱田 豊彦, 学校教育研究所年報, 学校教育研究所, 54, 09113436
  • 幼稚園・保育所における特別な支援について--小1プロブレム、幼保小連携を踏まえて (特集:就学前と高等学校における特別な支援)
    2009年10月, 渡邉 健治, 大伴 潔, 濱田 豊彦, SNEジャーナル, 日本特別ニーズ教育学会, 15, 1, 13433288
  • 子どもたちのコミュニケーションの充実を目指した授業づくり(小学部,第1部 各学部研究)
    2009年06月, 岡田 理恵子, 神谷 千恵子, 増澤 貴宏, 宮坂 美帆子, 小島 良子, 井上 剛, 宮川 博子, 阿部 万里子, 山本 正子, 小金井 俊夫, 安永 啓司, 小笠原 恵, 奥住 秀之, 浜田 豊彦, 東京学芸大学附属特別支援学校研究紀要, 東京学芸大学, 53
  • 聴覚障がい児のための短期記憶WBT教材の開発
    2009年03月10日, 山田 萌香, 松永 信介, 稲葉 竹俊, 濱田 豊彦, 大鹿 綾, 全国大会講演論文集, 71, 0
  • 発達障害のある聴覚障害児に対する教師の印象判断に関する一考察
    2009年02月, 濱田 豊彦, 大鹿 綾, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学紀要出版委員会, 60, 18804306
  • 発達障害様の困難のある聴覚障害児の典型事例の抽出とその特徴に関する研究
    2009年02月, 大鹿 綾, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学紀要出版委員会, 60, 18804306
  • PRSを用いた発達障害様困難を持つ聴覚障害児の特徴に関する一考察--類型化の試み
    2008年10月, 大鹿 綾, 平田 正吾, 濱田 豊彦, 國分 充, 学校教育学研究論集, 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科, 18, 13447068
  • 聴覚障害児の読書力と英語の学習効果に関する一研究
    2008年02月, 濱田 豊彦, 高木 恵, 大鹿 綾, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学紀要出版委員会, 59, 18804306
  • LDを併せ有する聴覚障害児の事例報告と教育的支援に関する一考察--音読の流暢性について
    2008年02月, 大鹿 綾, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学紀要出版委員会, 59, 18804306
  • 早期から聴覚を活用した教育を受けた聴覚障害者の自己肯定感に関する研究--当事者とその保護者へのアンケート調査を通して
    2007年07月, 濱田 豊彦, 間根山 祥行, ろう教育科学, ろう教育科学会, 49, 2, 02871548
  • 聾学校高等部卒業生の課題と就労支援について--職場での課題と卒業後の支援の現状
    2007年02月, 岩本 朋恵, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学紀要出版委員会, 58, 18804306
  • 手話併用環境にある聴覚障害児の音韻意識の経時的変化に関する検討--かな単語書字の成立との対比から
    2007年, 長島 理英, 濱田 豊彦, 聴覚言語障害, 日本聴覚言語障害学会, 36, 3, 03000338
  • 聴覚障害児のための音韻処理能力測定の試み(2)転記課題の成績と発話の明瞭性
    2006年02月, 濱田 豊彦, 長島 理英, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学, 57, 18804306
  • 聴覚障害児のための音韻処理能力測定の試み2 : 転記課題の成績と発話の明瞭性
    2006年02月, 濱田 豊彦, 長島 理英, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学紀要出版委員会, 57, 1880-4306
  • 聴覚障害といわゆる発達障害を併せ持つ児童の実態に関する調査研究--全国聾学校へのアンケートの試み
    2006年, 大鹿 綾, 濱田 豊彦, 聴覚言語障害, 日本聴覚言語障害学会, 35, 3, 03000338
  • 聴覚障害児のための音韻処理能力測定の試み--転記課題による検討
    2005年03月, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 東京学芸大学紀要出版委員会, 56, 03878910
  • 灼熱の地に汗を流したカンボジアPKO (特集 新国軍作戦史 グローバル自衛隊)
    2004年03月, 浜田 豊彦, 丸, 潮書房, 57, 3
  • 聴覚障害児の聴覚活用と乗法九九の習得に関する一研究--正答率からの検討
    2003年03月, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 東京学芸大学紀要出版委員会, 54, 03878910
  • シリーズ 視聴覚算数教育のすすめ(3)多様な子どもたちと九九の指導
    2002年12月, 濱田 豊彦, 視聴覚教育, 日本視聴覚教育協会, 56, 12, 00373664
  • 発声の揺らぎが聴覚障害児の音読の明瞭性に及ぼす影響
    2002年03月, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 東京学芸大学紀要出版委員会, 53, 03878910
  • 補聴音の特性変化による音質の評定--SD法による検討
    2001年03月, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 東京学芸大学, 52, 03878910
  • 聴覚障害児における楽曲の識別 : 和太鼓を使用した場合
    2001年, 杵鞭 広美, 須藤 貢明, 濱田 豊彦, 特殊教育学研究, 日本特殊教育学会, 38, 4, 0387-3374, 和太鼓で演奏した楽曲の識別実験を、教員養成大学に在籍する15名の健常な大学生とろう学校に在籍する9名の聴覚障害児を対象に行った。識別実験の課題は、小学校の音楽の教科書に記載されている5つの楽曲の2小節あるいは4小節を1テーマとして構成した。実験1の40の課題における健常大学生群の識別率の平均値は約95%を示し、実験2の30の課題における聴覚障害児群の識別率の平均値は約88%と、2つの識別実験とも高い数値を示した。また、健常大学生と聴覚障害児は同じような楽曲間の異聴傾向を示し、楽曲におけるリズムパターンの類似性が異聴させやすいことがわかった。実験1は和太鼓のような単一音色の楽曲が、容易に識別できる音響信号であることを示した。実験2はテンポやリズムを主な要素とした単純な音で構成された楽曲を、聴覚障害児が容易に識別できることを示した。これらの結果は、和太鼓で演奏した楽曲が聴覚活用の指導において有意な音響刺激であることを示唆した。
  • 障害受容しているとされる中途聴覚障害者に関する調査研究
    2000年03月, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 東京学芸大学紀要出版委員会, 51, 03878910
  • 楽曲の識別における測定尺度に関する研究(1)情報伝達率の導入
    2000年03月, 須藤 貢明, 杵鞭 広美, 濱田 豊彦, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 東京学芸大学, 51, 03878910
  • 補聴器適合における騒音感の低減について
    1999年05月06日, 濱田 豊彦, 日本聴能言語学会学術講演会予稿集, 25
  • 簡易防音室での聴力測定に関する基礎的研究1
    1997年03月, 須藤 貢明, 戸谷 誠, 浜田 豊彦, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 東京学芸大学, 48, 03878910
  • 「高度聴覚障害児の聴覚的フィードバックと聴覚活用および発話能力の発達」(博士論文要旨)
    1997年, 濱田 豊彦, 教育心理学年報, 日本教育心理学会, 36
  • 補聴器装用時の騒音感について
    1996年12月, 浜田 豊彦, 川崎医療福祉学会誌, 川崎医療福祉大学, 6, 2, 09174605, 補聴器適合に用いる環境音を選択するにあたり, 難聴者が騒音感を訴える音を調査した.70例の成人難聴者と15例の聾学校在籍児を対象とした.そして(1)聴力レベル(2)聴力型(3)中途難聴と聾学校生徒(4)装用期間という観点から不快とする音を分類した.その結果, 2つの知見が得られた.第一は, 先述の4つの条件で騒音感を覚える音が異なっていることであり, 第二は聞こえの低下している帯域に主要成分を持つ環境音にほとんどの難聴者が騒音感を覚えることであった.
  • 高齢難聴者の聴力の経時的変化 : 更生相談所来所ケースの分析から
    1996年09月05日, 濱田 豊彦, 塚田 賢信, 内藤 百合子, Audiology Japan, 39, 5, 03038106
  • 「高度聴覚障害児の聴覚的フィードバックと聴覚活用および発話能力の発達」(博士論文要旨)
    1996年, 濱田 豊彦, 教育心理学年報, 日本教育心理学会, 35
  • 高齢難聴者の聴力の経時的変化 更生相談所来所ケースの分析から:更生相談所来所ケースの分析から
    1996年, 浜田 豊彦, 塚田 賢信, 内藤 百合子, AUDIOLOGY JAPAN, 日本聴覚医学会, 39, 5, 0303-8106
  • 更生相談所の来所する高齢難聴者の語音弁別能
    1995年09月05日, 濱田 豊彦, 塚田 賢信, 内藤 百合子, Audiology Japan, 日本聴覚医学会, 38, 5, 03038106
  • コミュニケ-ション用機器とソフト-5-身体障害者用電話機
    1995年05月, 市川 洌, 浜田 豊彦, 総合リハビリテ-ション, 医学書院, 23, 5, 03869822
  • 装用児自身による補聴器の利得設定の試み 単音節聴取弁別能力の経時的変化からの検討:―単音節聴取弁別能力の経時的変化からの検討―
    1994年, 濱田 豊彦, 音声言語医学, 日本音声言語医学会, 35, 1, 0030-2813, 装用児自身による補聴器の音響利得の設定が何歳頃から可能なのかという点を, 21例の難聴児を対象にAided Hearing Thresholdと単音節聴取弁別能力との縦断的変化の特徴を検討することにより考察した.その結果, 単音節の聴取弁別能力が発達したのは4歳~7歳で, その期間に難聴児自身に音響利得の設定をさせたところ, 聴取弁別能力の発達に伴って補聴器の音響利得を増幅させる傾向がみられた.逆に, 聴取弁別検査で無作為反応をしている難聴児の中には就学期以降の年齢でも十分な音響利得を得られない状態でボリューム設定している者がいた.これらの違いは, 補聴器を介して得られる聴覚的情報を難聴児自身が有用なものとして捕らえられているか否の違いであると考察した.
    以上のことから, 難聴児自身に補聴器の音響利得を選択させるには, 聞くことに対するモチベーションの獲得が前提条件となり, 4歳頃から可能であると考えられた.
  • <原著>文理解力と物語理解力の乖離の原因に関する一考察: 失語症患者と正常児での比較
    1992年, 吉岡 豊, 森 壽子, 藤野 博, 瀬尾 邦子, 濱田 豊彦, 寺尾 章, 川崎医療福祉学会誌, 川崎医療福祉大学, 2, 1, 09174605, 本研究では42例の失語症患者と3歳から8歳の正常児94例を対象に, 文理解力と物語理解力を調査し, 失語症患者と正常児の相違点を考察した.課題として文理解力の評価には2種類の3文節能動文を用い, 物語理解力の評価には失語症鑑別検査(老研版)を用いた.主な知見は以下の如くであった.1.失語症患者では物語理解力が文理解力よりも良好であった.両課題の成績には乖離が見られ, 特に重度・中度群で著しく, 軽度群では差がやや縮まった.2.正常児ではどの年齢でも物語理解力と文理解力はほぼ並行して発達した.また, 理解良好な者の比率は4〜5歳代で有意に上昇した.以上の結果から, 文理解力と物語理解力の乖離は失語症患者に特有な現象であることが確認された.その原因としては, 文理解力には主に左脳の能力が, 物語理解力には右脳の能力も関与しているためと考えられた.
  • <原著>補聴域値(AHT) と重度聴覚障害児の発話の明瞭性の関係
    1992年, 濱田 豊彦, 森 寿子, 川崎医療福祉学会誌, 川崎医療福祉大学, 2, 1, 09174605, 本研究では重度聴覚障害児の発話の明瞭性と聴覚的フィードバック(裸耳聴力, 補聴域値, 語音聴取能力)の関係について検討を行った.聾学校及び難聴学級に在籍する40例の難聴児に対し, 日本語単音節/単語の発話検査とスピーカ法での聴力検査及び語音聴取検査を実施した.主な知見は以下の通りであった. 1.裸耳聴力(特に250Hz)は発話の明瞭性に大きくかかわっていた. 2.裸耳聴力に比べて補聴域値と発話の明瞭性には明確な相関関係がなかった. 3.聴覚活用の程度(語音聴取能力)と発話の明瞭性との間に有意な相関があった. このことより「平均補聴域値を60dBSPL以下に保つこと」が明瞭な発話を得るための必要条件と考えられた. 4.単音節発話明瞭度を30%以上に向上させることが難聴児の音声によるコミュニケーションを円滑にさせるための一つの目安になった.
  • <原著>難聴児の発話音素の獲得過程についての横断的研究
    1992年, 濱田 豊彦, 森 寿子, 川崎医療福祉学会誌, 川崎医療福祉大学, 2, 2, 09174605, 難聴児が音素を明瞭に発音できるようになる過程を聾学校の小学部から高等部までの142例を対象に横断的に調査した。各難聴児に日本語100音節をランダムに発音させ,磁気テープに録音した。そして健聴者3名で各音素の明瞭度を評価した。その結果以下の知見が得られた。1.難聴児の発話音素の獲得は就学年齢以降も継続する。2.有声音の方が無声音よりも獲得が早い。3.構音運動が視覚的・触覚的に捕らえやすい音素が早期に獲得される。4.ひとつの音素の獲得は,同一構音点をもつ他の音素獲得を促す。
  • <原著>文理解力と物語理解力の乖離の原因に関する一考察: 失語症患者と正常児での比較
    1992年, 吉岡 豊, 森 壽子, 藤野 博, 瀬尾 邦子, 濱田 豊彦, 寺尾 章, 川崎医療福祉学会誌, 2, 1, 0917-4605
  • <原著>補聴域値(AHT) と重度聴覚障害児の発話の明瞭性の関係
    1992年, 濱田 豊彦, 森 寿子, 川崎医療福祉学会誌, 2, 1, 0917-4605
  • <原著>難聴児の発話音素の獲得過程についての横断的研究
    1992年, 濱田 豊彦, 森 寿子, 川崎医療福祉学会誌, 2, 2, 0917-4605
  • <原著>失語症患者の読解・読書能力に関する研究 : 言語・心理学的能力との相関
    1991年10月11日, 森 寿子, 吉岡 豊, 瀬尾 邦子, 藤野 博, 濱田 豊彦, 川崎医療福祉学会誌, 川崎医療福祉大学, 1, 1, 0917-4605, 34例の失語症患者の読解能力(Reading Comprehension Ability, 以下RCA)を金子書房版読解・読書能力診断検査を用いて調査し, 失語指数(Aphasia Quotient, 以下AQ), 動作性知能(Performance IQ, 以下PIQ), 言語性知能(Verbal IQ, 以下VIQ)との相関関係を検討した.34例は全例が左脳損傷・右利きで, 平均年齢52歳4ヵ月であった.結果は次の如くであった.1.34例のRCAは3歳8ヵ月〜11歳9ヵ月の範囲にあり, 平均RCAは6歳10ヵ月であった.また, 34例の平均PIQは78.1,26例の平均VIQは72.4(8例は測定不能)であった.RCAとAQ(r=0.75), RCAとPIQ(r=0.63), RCAとVIQ(r=0.60)にはそれぞれ正の相関があり, 特にAQとの相関が最も強かった.2.AQ・PIQ・VIQ全てが80以上であった9例(26%)の読解能力は7歳レベル以上であった.しかし, AQの高い健忘失語のものでも, 文章・文脈を読みこなすレベル(小学校低学年用課題)に到達できないものが多かった.
  • <短報>左前頭葉切除の1小児例における言語機能の検討(症例報告)
    1991年10月11日, 吉岡 豊, 藤野 博, 瀬尾 邦子, 濱田 豊彦, 森 寿子, 川崎医療福祉学会誌, 川崎医療福祉大学, 1, 1, 0917-4605, 頭部外傷・痙攣発作による小児の言語症状は多く報告されているが, 脳腫瘍によるものは少ない.今回, 筆者は神経膠腫のため左前頭葉を切除した9歳の1小児例(K.S.)を経験し, 手術後3カ月時(9歳4カ月)から12カ月時(10歳)にかけて種々の言語検査を行うことができた.その結果, 明らかな失語症状は示さず, 脳腫瘍による言語症状は頭部外傷などとは別に扱った方がよいと思われる結果を得た.症例の経過および諸検査の結果は以下の通りであった.1)手術後3日目から発話が認められた.2)術後3カ月時(9歳4カ月)のWISC-R知能検査の結果は, 言語性IQ85,動作性IQ82,全IQ82であった.術後4カ月時(9歳5カ月)のKohs検査によるPIQは192であった.3)語い力は, 術後7カ月(9歳8カ月)時点では年齢相当レベルの語い年齢(10歳3カ月)であった.また, 対面呼称にも問題はなかった.4)理解力・文法能力ともに検査上問題は認められず, 助詞の使用も適切で日常生活に支障はなかった.5)発話能力に問題はなく, 構音障害も認められず, 流暢な発話であった.6)文字言語力については, 音読・読解に問題はなかったが, 漢字の書字には時に誤りが認められ.この傾向は術後12カ月時(10歳)でも見られた.7)加減算・九九に問題はなく, 3桁÷2桁の計算も術後7カ月(9歳8カ月)で可能となった.8)聴覚的記銘力は数字で5桁, 物品名で3つとやや劣っていたが, 視覚記銘力は正常だった.9)術後性格的にはおとなしくなり, 声も小さく無口になった.また集中力も低下した.学業成績は病前の「上の下」から「中の下」に低下した.国語・算数の文章題がやや苦手となった.10)本例は10歳8カ月時に死亡した.以上の経過と検査結果から, 本例に失語症はないと思われた.また, 非言語性知能に低下が認められなかったことから, 本例の言語機能は左半球内で再編成されたものと思われた.本例は新しい課題の学習にやや困難を示したが, これは記銘力の低下によるものと推測された.脳機能を解明するためには, 今後も本例のような失語症を示さない症例の知見の集積が必要であると考えられた.
  • <短報>Wernicke失語の一例における呼称障害と改善過程での錯語の役割(症例報告)
    1991年10月11日, 藤野 博, 瀬尾 邦子, 濱田 豊彦, 吉岡 豊, 森 寿子, 川崎医療福祉学会誌, 川崎医療福祉大学, 1, 1, 0917-4605, Wernicke失語の一症例に対し, 一定期間呼称課題を実施し, 得られた反応のパターンとその継時的変化について報告した.さらに呼称の障害と改善過程での錯語の役割について考察した.発症後5ヵ月から8ヵ月までの3ヵ月間に197語の課題語について, 平均約2ヵ月の間隔を置き2回通り呼称訓練を行い, 1回目と2回目の訓練中に得られた反応(総数)の変化を検討した.反応のパターンは(1)正答(2)錯語反応(3)無反応に分類した, さらに錯語は課題語と意味的関係のある錯語と関係のない錯語に分類・整理した.呼称正答率は1回目は64%, 2回目は80%で呼称の改善が認められた.次に1回目と2回目で反応パターンの異なった60語についてその変化を見ると, 1回目に錯語反応であった41語(68%)は2回目にはすべて正答となっていた.また, 1回目の錯語総数は105語で, 64語(61%)に目標語との意味的関係が認められた.2回目の錯語総数は66語で52語(79%)に意味的関係が認められた.これらの結果は呼称の改善過程において錯語が重要な役割を果たし, 錯語, 特に目標語と意味的関係のある錯語の出現は改善のひとつの指標となる可能性を示唆していた.この結果はGoodglassらによって提唱されたWernicke失語と健忘失語における意味野の障害の仮説を支持するものであった.同時にHowardらによる呼称訓練における意味レベルに対するアプローチの重要性の指摘に根拠を与える臨床事実であると考えられ, 呼称障害の訓練のあり方を示唆するものであった.
  • 難聴児における語音明瞭度検査と語音弁別検査に関する研究-1-語音の同定とカテゴリ-判断について
    1991年03月, 須藤 貢明, 浜田 豊彦, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 東京学芸大学紀要出版委員会, 42, 03878910
  • 失語症患者50例のABRの検討
    1991年, 森 寿子, 浜田 豊彦, 佐藤 幸弘, 秋定 健, AUDIOLOGY JAPAN, 日本聴覚医学会, 34, 5, 0303-8106
  • 393 旋律の弁別能力の発達について(認知スタイル(音楽・美術),発達33,口頭発表)
    1990年, 濱田 豊彦, 須藤 貢明, 日本教育心理学会総会発表論文集, 一般社団法人 日本教育心理学会, 32, 0, 2189-5538
  • 難聴児における補聴域値の改善に伴う語音聴取能力の発達
    1989年, 濱田 豊彦, 特殊教育学研究, 一般社団法人 日本特殊教育学会, 27, 1, 0387-3374, 語音の聴取は補聴器装用の最も大きな目的の一つである。ところが、多くの高度難聴児は、語音聴取に必要とされる音素体系を習得していない等のために、十分に語音を聴取することができない。そこで本研究では難聴児が日常得ている補聴器の増幅レベルの改善が、音素体系を習得させるための有力な手段になると仮定し、その改善に伴う語音聴取の初期段階の能力の変化を継時的に測定した。その結果12名中7名が補聴器の増幅レベルの改善に伴い語音聴取能力を発達させた。このことは、日常の補聴状態が語音聴取能力の発達を促す有力な要因となっていることを実証した。さらに、A.H.T.(Aided Hearing Threshold)及び学年ごとの分析から下記のことが明示できた。(1)平均A.H.Tが60dBSPL以下の時、語音聴取能力の初期段階の発達を促すことができる。(2)語音聴取能力の習得において年齢が重要な要因となっている。
  • 難聴児における語音聴取能力の発達と伝達情報量による測定
    1988年03月, 須藤 貢明, 浜田 豊彦, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学, 東京学芸大学紀要出版委員会, 39, 03878910
  • 高度難聴児における補聴のレベルの改善に伴う語音弁別能の変化
    1988年, 浜田 豊彦, 須藤 貢明, AUDIOLOGY JAPAN, 日本聴覚医学会, 31, 5, 0303-8106
  • イヤーモールドの基礎的研究:金属製ダミー・イヤーによる
    1988年, 須藤 貢明, 浜田 豊彦, AUDIOLOGY JAPAN, 日本聴覚医学会, 31, 5, 0303-8106
  • 特別支援教育における教師の研修ニーズと専門性向上に関する調査研究 : 効果的・効率的な研修システムの検討
    2020年12月, 福田 弥咲, 橋本 創一, 山口 遼, 李 受眞, 大伴 潔, 澤 隆史, 濵田 豊彦, 奥住 秀之, 藤野 博, 増田 謙太郎, 中村 大介, 丹野 哲也, 共著, 発達障害支援システム学研究 = Japanese journal on the study of support system for developmental disabilities, 日本発達障害支援システム学会, 19, 2, 1346-9118
  • 聴覚障害幼児の音韻意識形成の指導方法に関する調査研究 : 聴覚特別支援学校幼稚部教員への質問紙調査を通して
    2020年06月, 森﨑 茜, 濵田 豊彦, 共著, ろう教育科学 : 聴覚障害児教育とその関連領域 = Soundless world : the Japanese journal of research on the deaf, ろう教育科学会, 62, 1, 0287-1548
  • 発達障害様の困難のある聴覚障害児に関する全国聾学校調査:―聴児調査 (文科省、 2012) との比較を中心に―
    2018年12月, 大鹿 綾, 濵田 豊彦, 共著, AUDIOLOGY JAPAN, 一般社団法人 日本聴覚医学会, 61, 5, 0303-8106
  • 特別支援学校の専門性を生かすための学校経営の在り方 : 聴覚特別支援学校の教員の役割と学校経営に関する現状と展望
    2018年03月31日, 澤 隆史, 藤野 博, 濵田 豊彦, 小笠原 恵, 奥住 秀之, 村山 拓, 大伴 潔, 小林 巌, SAWA T, FUJINO H, HAMADA T, OGASAHARA K, OKUZUMI H, MURAYAMA T, OTOMO K, KOBAYASHI I, 澤 隆史(東京学芸大学総合教育科学系特別支援科学講座), 藤野 博(東京学芸大学総合教育科学系特別支援科学講座), 濵田 豊彦(東京学芸大学総合教育科学系特別支援科学講座), 小笠原 恵(東京学芸大学総合教育科学系特別支援科学講座), 奥住 秀之(東京学芸大学総合教育科学系特別支援科学講座), 村山 拓(東京学芸大学総合教育科学系特別支援科学講座), 大伴 潔(東京学芸大学教育実践研究支援センター), 小林 巌(東京学芸大学教育実践研究支援センター), SAWA T(Department of Education for Children with Special Needs Tokyo Gakugei University), FUJINO H(Department of Education for Children with Special Needs Tokyo Gakugei University), HAMADA T(Department of Education for Children with Special Needs Tokyo Gakugei University), OGASAHARA K(Department of Education for Children with Special Needs Tokyo Gakugei University), OKUZUMI H(Department of Education for Children with Special Needs Tokyo Gakugei University), MURAYAMA T(Department of Education for Children with Special Needs Tokyo Gakugei University), OTOMO K(Center for the Research and Support of Educational Practice Tokyo Gakugei University), KOBAYASHI I(Center for the Research and Support of Educational Practice Tokyo Gakugei University), 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 東京学芸大学教育実践研究支援センター, 14, 1349-9580
  • 聴覚障害児の韻律聴取能力と周波数弁別能との関係に関する検討
    2017年12月, 喜屋武 睦, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 共著, AUDIOLOGY JAPAN, 日本聴覚医学会, 60, 5, 0303-8106
  • 聾学校におけるキューサインの使用の経緯に関する一考察 ―文献調査と当時を知る教員に対する聞き取り調査に基づいて―
    2016年02月, 天野貴博
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 67, 学校現場でのキューサインの扱い方、意義や効果を調査し、今後の聴覚障害教育におけるキューサインの意義と可能性について考察することを目的とした。そこで、長期にわたって聾学校で勤務し、キューサインの使用の経緯を教育現場で経験的に知る5人の教員への聞き取り調査を行った。その結果、導入の経緯については、いずれも聴覚口話法の限界との関連が見られた。キューサインが使われなくなった理由については、教員側の要因、子どもの要因、手話の再評価の3点であることが分かった。
  • Fixation Effects on Forward and Backward Recall in a Spatial Working Memory Task
    2015年06月, Yuhei Oi
    Yoshifumi Ikeda
    Hideyuki Okuzumi
    Mitsuru Kokubun
    Toyohiko Hamada
    Takashi Sawa, 6, 2
  • 聴覚障害幼児の集合数の獲得と音韻意識の発達に関する一研究 ―音韻分解課題を用いての検討-
    2015年02月, 渡部杏菜
    濵田豊彦
    大鹿綾
    深井さゆり, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 66, 聴覚障害児には指文字やかな文字等の視覚的手段を手がかりにして、音韻意識を形成していく者がいる。その過程で聴覚障害児には単語を構成する語音の脱落がみられ、語音の集合を理解することに困難さがみられる。このことから、集合数を理解する能力が聴覚障害児の音韻意識の初期段階の発達において重要な基礎的能力となっていると仮定した。そこで2歳7ヶ月~5歳10ヶ月の聴覚障害幼児31名に数マッチング課題と音韻分解課題を実施し、集合数の理解能力と音韻分解能力の関係性を検討した。

    その結果、聴覚障害児において、集合数が獲得されると、音韻分解能力が発達する可能性が示された。特に4個の集合数を理解することは「4の壁」と言われるように時間がかかることであり、その壁を越えることが音韻分解を成立させる条件であることが示唆された。また、集合数を数えて理解するのではなく、一握的に集合として理解することが音韻分解能力を容易にしていく可能性も示
  • 通級指導を受けているASD児の談話能力に関する一研究
    2015年02月, 石坂光敏
    濵田豊彦
    大鹿綾
    稲葉啓太
    堀口昂誉
    喜屋武睦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 66, 小学校通常学級で教員を悩ませるトラブルの多くにASD児が関与し、そのトラブルの多くが彼らの社会性・コミュニケーションスキルに起因するという実感がある。そしてトラブルの直接的な原因として彼らの語用論的課題が考えられる(古池2009)。そこで、研究1として、通常学級2年生の定型発達児42名を対象に、語彙・文法課題により18名を抽出し、会話がほとんどない4種類の4コマ漫画のストーリーと落ちを説明させた。そして17名が通過した一種類の4コマ漫画を小学校低学年から用いられる「談話能力のものさし」とした。次に研究2として、通常学級に在籍する通級児童1~6年生29名(知的障害以外の発達障害の診断名を有する)を対象に、語彙と文法課題を実施し、「談話能力のものさし」を用い談話分析を行った。そしてASD児の談話の特徴を評価し語彙等の言語能力との関係を概観した。その結果、ASD児の中には、語彙や文法面が高い評価にもか
  • ろう学校在籍児の談話分析に関する一研究 -映像評価とトランスクリプト評価の対比を中心に-
    2015年02月, 堀口昂誉
    濵田豊彦
    安田遙
    石坂光敏, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 66, 手話併用環境である聴覚障害児の談話に影響を与える要因について分析することと、談話分析の方法論を検討することを目的とした。

    ろう学校に在籍し、日常的に手話を活用している聴覚障害児13名(小学部2年~4年)に、質問-応答関係検査「お風呂の入り方」、4コマ漫画説明課題、状況絵説明課題の3つの課題を実施し、説明時の様子をビデオに記録した。その映像から評価する対面評価と、映像から説明内容を文字起こしし、トランスクリプトを付け加えた文章を読み、評価する文面評価の2つの評価を行い、対面評価、文面評価それぞれに、評価者の数値から各対象児の中央値を算出したものから相関についても検討した。

    その結果、13名分の対面評価の中央値と文面評価の中央値について、相関係数を算出した。質問-応答関係検査(r=0.65, p<.05)4コマ漫画説明課題(r=0.63,p<.05)状況絵説明課題(r=0.71, p<.01)と3課題全てで有意な相関が示され、手話併用状況の談話もトラン
  • 全国市区町村における特別支援教育の推進体制についての研究
    2013年10月, 半澤嘉博
    渡邉健治
    岩井雄一
    濱田豊彦
    渡邉流理也
    田中謙
    中村昌宏
    宮井清香, SNEジャーナル, 19, 1, 市町村における特別支援教育の推進状況についてどのような相違があるのかを明らかにするために,全国1719箇所の教育委員会にアンケート調査を実施した(回収率34.7%)。その結果、巡回相談や支援員の配置は進んでいるものの推進計画や推進委員会の設置は遅れていることが明らかになった。
  • ヨーテボリ地域の聴覚障害児のための教育の進展と学校教育に関する研究 ―人工内耳装着児の増加と学校経営の観点からの考察―
    2013年02月28日, 伴 亨夫
    濵田豊彦
    大鹿 綾
    稲葉啓太, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 64, 2, 人工内耳が普及することで、バイリンガル聾教育を実践している聾学校でも、積極的に聴覚活用を進める教育(FMシステムの活用や通常の学校に在籍する難聴児のため巡回指導など)がなされていた。また、スウェーデンでは、学級編成には柔軟性があり、教員の勤務形態はバライティに富んでいた。それ故に教育委員会レベルでなく、学校をあずかる校長の権限を強化することで学校運営が円滑に行われているのではないかと推察した。
  • 聴覚障害児の学校選択の要因に関する研究 ―難聴通級指導教室および特別支援学校(聴覚障害)の調査から―
    2012年09月, 安田遥
    濵田豊彦, 聴覚言語障害, 41, 1, 関東圏のある自治体のすべての難聴通級とろう学校小学部に在籍している児童、それぞれの保護者と担当教員を対象に聴覚障害児の学校選択に関する質問紙調査を行った。在籍するすべての聴覚障害児童のうち64.2%の回答が得られ、「聴力レベル」「音声コミュニケーションの活用程度」「就学前に関わっていた教育・療育機関」により就学先が異なっていた。聴力レベル80dBを境界に、軽い児童は通級、重い児童はろう学校と学校種が概ね分かれており、聴力から判断するのとは逆の選択をした児童の分析から、「重複障害の有無」「(聾)集団に対する家族の考え方」「言語発達の様子」等も学校選択の重要な要因となっていた。

    また、保護者が悩む時期の分析では、障害発見期と就学前後にピークがあること、就学前教育機関等の影響が大きいことが示され、障害発見直後から教育・療育機関が連携を図り、幅広い視点から、本人・保護者が多様な社会資源を知り、経験する機会の
  • 特別支援教育における発達障害を有する聴覚障害児の現状と支援の実際:手話活用児を中心に
    2012年08月31日, 濵田豊彦
    大鹿綾, コミュニケーション障害学, 29, 2, 手話を主たるコミュにケーション手段とする者の中で配慮を要する程度の学習や行動に著しい困難を示す聴覚障害児童の実態を調査した。その結果、「学習面」で著しい困難を示す児童30.2%、「不注意」、「多動性-衝動性」のいずれかに著しい困難を示す児童は10.5%。また、「対人関係やこだわり等」に著しい困難を示す児童は3.4%であり、聴児の調査に比して高率であった。

    また、高機能自閉症とアスペルガー症候群の診断を受けた2事例に対して、ソーシャルスキル・トレーニングを実施した。同じく手話をコミュニケーション手段とする聴覚障害児であっても、指導経過の中でそれぞれ必要とされる配慮や工夫が異なり、個別の対応が求められることが明らかとなった。

    これらを受けて特別支援教育時代の障害特性に応じた専門性のある指導の在り方について総合的に考察した。
  • 通常学校に在籍する聴覚障害児の学級適応
    2012年03月, 安田遥
    濵田豊彦
    大鹿綾, 広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要, 10, 東京都内の小学校に在籍し、難聴通級指導教室に通級している聴覚障害児の学級適応状況について、通級教員を対象に質問紙調査を行い、適応状況に影響を及ぼす要因について聴力と学力の観点から検討を行った。

    調査の結果、良耳平均聴力レベル70dB以下の児童が75%を占め、難聴の程度が軽中等度の児童が多かったが、重度の児童も25%存在した。学級適応の指標とした「友人とのトラブル頻度」が高い児童について、明確な要因は見いだされなかったが、「授業中に発言や質問」が少ない児童については、学習内容の理解の困難が影響している可能性が示唆された。「今後の進路」の判断においては、音声コミュニケーションの活用程度と学習内容の理解度が学校生活への適応に大きく影響している様子がみられ、音声でのやり取りに負担が大きい場合や学習の遅れが著しい場合には、ろう学校の少人数集団で本人の理解に合わせやすい学習環境が検討されていた。また、語彙力の発
  • 発達障害のある聴覚障害児の集団活動における支援の実践
    2012年03月, 大鹿綾
    安田遥
    濵田豊彦, 広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要, 10, コミュニケーション障害である聴覚障害に発達障害を併せ有すると、他者との関わりが必要である集団場面において著しい困難が予想される。本稿では、「発達障害のある聴覚障害児のための学習活動・ダンボ」における集団活動の概要と、継続的な集団活動への支援を通した児童の変容と課題を報告した。一斉指導においては、コミュニケーション手段や理解度の多様な児童らに対し、ロールプレイや大画面ディスプレイの利用など視覚教材の提示の工夫を行うことで理解を促し、「あそび」に集中できるようにした。併せて、活動に目標や見通しを持たせたり、活動の区切りを明確にすることに配慮している。また、集団活動への参加に課題のある児童に対しては、個別指導中に集団活動の練習をしたり、集団活動における役割を与えることでスムーズな参加を促した。継続的な支援の中で集団活動への参加が円滑となってきたが、児童同士の関わりをより深めるためには大人を介さず
  • 聴覚障害児の韻律の獲得と聴力レベルとの関係に関する検討
    2010年10月, 濵田豊彦, 音声言語医学, 51, 4, 10.5112/jjlp.51.341, 0030-2813, 言語は自然に獲得されるものである。聴覚障害児の場合、聴覚入力に制限があるために音声言語の獲得が遅れるとされるが、言語の諸側面と聴力との関係を整理したものは少ない。本研究では、64名の聴覚障害児を対象にアクセントとイントネーションの聴取弁別と聴力レベルの関係を整理した。

    その結果、平均聴力レベルでは、イントネーションは約85dBHL以下の者のほとんどが有意な弁別が可能であったのが、アクセントでは約70dBHL 以下と難聴が軽い者でないと聴取弁別できなかった。また、低音域(250Hz)の聴力レベルにおいても、高音域(4000Hz)の聴力レベルにおいても、アクセントに比べおよそ15dBほど重い聴力でもイントネーションの聴取弁別は可能であった。すなわち、アクセントよりもイントネーションの方が重度の聴覚障害児でも聴取弁別が可能であった。

    日本語のイントネーションもアクセントも、ピッチの変化を聞き分けることにより弁別していると考えられるが、
  • 発達障害を合併する事例への支援.
    2010年04月, 濵田豊彦, 音声言語医学, 51, 2
  • アスペルガー症候群の診断を持つ聴覚障害児への継続支援と変容に関する一考察
    2010年03月, 大鹿綾
    濵田豊彦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅰ, 61, 3年間を通して相手にけがをさせたり、パニックになるようなことは全くなくなった。また、○/×がはっきりしているようなものなど知識として整理しやすいものはa児にとって理解しやすく、また行動にも般化しやすかった。状況に応じた行動バリエーションを知識として蓄えていくことは有効であったと考える。心情理解課題では大枠の理解はできるようになってきたものの、複雑な感情や感情の理由まで深く理解することはまだ難しい様子が見られる。自身の経験と照らし合わせて考えると想像しやすい様子なので、今後様々な生活経験を積んでいくことも重要であると考える。また語彙力や文章力が身についてきたことも、文章からの心情理解が伸びてきたことに影響しているのではないかと考える。状況把握においてa児の注目する点には独特さがみられ、このことから誤った状況判断をしてしまうことがある。また高学年になり、友人間での会話や人間関係が複雑になる中で、
  • 学習面・行動面に著しい困難のある聴覚障害児の類型に関する一考察
    2010年01月, 大鹿綾
    濵田豊彦, 特殊教育学研究, 47, 5, 本研究の目的は二次障害も含み、発達障害(LD、ADHD、高機能自閉症など)様の困難のある聴覚障害児の困難の特徴を明らかにすることである。全国聾学校小学部(98校)及び中学部(89校)を対象にスクリーニングテストを行った。全質問項目を因子分析し、次に因子得点を基に児童生徒をクラスタ分析した。

    小学部では85校(87%)、中学部では70校(79%)から返答を得た。結果、小学部では6クラスタが見出された。第1クラスタは「対人関係・こだわり」に困難のある群(9%)、第2クラスタは「言語」「計算」「不注意」に困難のある群(17%)、第3クラスタは特に著しい困難のない群(43%)、第4クラスタは「多動・衝動性」に困難のある群(9%)、第5クラスタは「言語」に著しい困難のある群(13%)、第6クラスタは「計算」に困難のある群(9%)であった。

    中学部でも同様に6クラスタが抽出された。第1クラスタは特に著しい困難のない群(54%)、第2クラスタは「言語」「計算」に困難のある群
  • 幼稚園・保育所における特別な支援について―小1プロブレム、幼保小連携をふまえて―
    2009年10月, 渡邉健治
    大伴潔
    濱田豊彦
    小笠原恵
    田中謙, SNEジャーナル, 15, 1, 就学前児に対する特別支援教育の実態について全国の市区町村教育委員会へアンケート調査を実施した。その結果を踏まえ、先駆的取組を行っている自治体の実践を紹介した。
  • 発達障害のある聴覚障害児に対する教師の印象判断に関する一研究.
    2009年02月, 濵田豊彦
    大鹿綾, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 60, 全国の聾学校教師を対象に、在籍児に対する発達障害の有無について印象で判定をさせた。その結果、以下の4点が示めされた。



    1)子どもに発達障害の可能性があることを担任教師は前任者から多くの場合引き継いでおり、そうでない場合も多くは担当開始して直後にそのことに気づくこと。

    2)発達障害を疑う幼児・児童・生徒(サスペクト児)の割合は、学部に関わらす、概ね16%であったこと(「判断できない」等を含むと20%弱)であり、チェックシートを用いた先行研究よりは割合が低いものの、聴児の中でサスペクトとされる割合より明らかに高いこと

    3)発達障害を疑うきっかけとして、最も多かったのは「言葉」に関する事項であったが、学年が進むに連れて学習場面や対人関係での困難が顕著となること

    4)他機関との連携を行っている割合は10~15%程度で少ないこと
  • PRSを用いた発達障害様困難を持つ聴覚障害児の特徴に関する一考察 ―類型化の試み―
    2008年10月, 大鹿綾
    平田正吾
    濱田豊彦
    國分充, 学校教育学研究論集, 18, 本研究の目的は、発達障害(LD、ADHD、高機能自閉症等)の疑いのある聴覚障害児の特徴と、その割合を明らかにすることである。全国聾学校小学部の通常学級担任を対象にPRS(LD児・ADHD児診断のためのスクリーニング・テスト)を活用して調査を行った。担任が発達障害様の特徴を示すとした21.2%(132名)の児童に対してPRS聴障版が実施された。結果、全体の約12%が言語性困難サスペクト、約13%が非言語性困難サスペクト、約16%が総合サスペクトであるとされた。さらに、発達障害の疑いのある聴覚障害児の特徴をより具体的に明らかにするため、PRS聴障版の質問項目を因子分析し、抽出された5因子における因子得点から実施児童をクラスタ化した。結果、①言語表出が苦手なものの集団適応の良い群、②運動能力のみが極端に低く、言語能力は良好である群、③運動、社会性、言語表出に困難を持ち、視覚的手がかりが使いやすい群、④言語知識は豊富なもの
  • 早期から聴覚を活用した教育を受けた聴覚障害者の自己肯定感に関する研究 ―当事者とその保護者へのアンケート調査を通じて―
    2007年07月, 濱田豊彦
    間根山祥行, ろう教育科学, 49, 2, 早期から聴覚を活用する教育を受けてきた聴覚障害者とその保護者107組に対して、現在の障害認識や生活の満足度に関するアンケート調査を行った。本人の障害に起因する深刻な悩みは73.5%が経験しており、その内容としてはいずれの時期もコミュニケーション(発音の不明瞭さ含む)を挙げているものが一番多かった。中でも、小学時代は問題が未整理のまま悩んでいる者が多いことが示された。これらの解決の糸口としては「大切な人として受けとめてもらえた経験」があげられた。聴覚を活用した教育を振り返って保護者に評価させたところ、適切であったとしたものが86%を占めたが、幼児期の課題として「補助手段を使った方がもっと楽にコミュニケーションできたと思う」「親として無理を強いた」等の意見も挙げられた。このことから、手話など多様なコミュニケーション手段の中の重要なものの一つとして聴覚活用が位置づけられる必要性が示唆された。生活の満足度では
  • 手話併用環境にある聴覚障害児の音韻意識の経時的変化に関する検討 ―かな単語書字の成立との対比から―
    2007年02月, 長島理英
    濵田豊彦, 聴覚言語障害, 36, 3, 我々は、6人の聴覚障害幼児の音韻意識とかな単語書字の獲得について調べた。

    彼らは、音声と手話を併用するコミュニケーション環境にあった。その結果以下の知見が得られた。

    (1)音声言語に手話を併用する環境にある最重度の聴覚障害児であっても、音韻分解は遅くとも5歳代で、かな単語書字は5~6歳代前半で獲得する。

    (2)手話を併用する環境にある重度の聴覚障害児の音韻認識およびかな単語書字の形成においては以下の3パターンがみられた。

    (a)文字を習得する前に音韻分解が獲得されるような、聴児の発達に概ね合致するパターン。(b)文字は書けても単語の書字で混乱のあるパターン。(c)音韻分解課題では文字数での分解になるがかな単語書字では困難を示さないパターン。

    (3)手話併用環境にある聴覚障害児が言語的な分節単位である音韻の獲得が聴児に対して遅れるのか否かは、今後より低年齢児を対象とした研究が必要である。また、音韻
  • 聾学校高等部卒業生の課題と就労支援について ―職場での課題と卒業後の支援の現状―
    2007年01月, 岩本朋恵
    濵田豊彦, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 58, 全国聾学校と聾学校卒業生を採用したことのある企業を対象に職場での問題と学校の支援の状況についてアンケートを行ったところ、聾学校卒業生の職場の現状では、本人の社会性の未熟さ、コミュニケーションの違いによる人間関係の構築が困難であることが問題とされていた。そのため、職場で孤立する傾向があることがどのような職種においても共通してあげられていた。また、これらの問題に対し、学校、企業とともに課題意識が高いことが一致していた。

    学校の支援の現状では、職場で起きている問題について、学校は卒業後も本人や企業との連絡をとっており、その問題の詳細についても把握している傾向が強いことがわかった。さらに、企業、学校ともに問題発生時に相談・助言できる支援体制を求めていることが明確になった。企業側の求める人間像としては実務能力より人間性重視を求める傾向が強く、聾学校においても実社会で通用する人間関係の構築する力を付け
  • 聴覚障害児のための音韻処理能力測定の試み2
    2006年11月, 濵田豊彦
    長島理英, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 57, ろう学校に在籍する高度・重度聴覚障害児を被検者とし、転記課題と発話の明瞭性との相関を調べたところ、両検査の相関係数-.23~.18で有意な関係が見られなかった。このことは、発話明瞭度が一音節ごとの音韻意識と関連があるのに対し、転記課題は単語や文の中の音韻を高速に正確に処理する能力との関連が強いために、有意な相関は得られなかったと考察した。

    今後は語や文のレベルを扱う課題との関連を検討する必要のあることが示唆された。
  • 聴覚障害幼児のモーラ分解能力の発達と口形への注視時間との関連における検討
    2020年11月, 森﨑茜,濵田豊彦, 共著, 聴覚言語障害, 日本聴覚言語障害学会, 49, 2, 研究論文(学術雑誌), 0300-0338
  • 知的障害特別支援学校を対象にした「自立活動の時間における指導」についての研究
    2020年08月, 大井靖,中西郁, 日高浩一, 岩井雄一, 丹羽登,濵田豊彦, 渡邉健治, 蓮香美園, 上地ひかり, 共著, Journal of Inclusive Education, 一般社団法人 アジアヒューマンサービス学会, 9, 研究論文(学術雑誌), 本研究は、自立活動の指導にかかわる事項を検討し、「自立活動の時間における指導」に関する課題を明らかにすることを目的として、全国の国公立知的障害特別支援学校小学部設置校603校を対象として調査を行った。結果、自立活動の指導の内容・方法等の充実策の検討をしている学校は、回答の66%であり、知的障害特別支援学校小学部の約6割で自立活動の指導を「自立活動の時間における指導」として週時程に位置づけて指導されていること、週時程に位置付けていない場合は、学校教育全体で指導している学校が64%と多いことが明らかになった。また、「自立活動の時間における指導」として週時程に位置づけている学校とそうでない学校の比較では、調査項目の多くで顕著な差異が認められなかった。
  • 聴覚障害幼児における音韻意識形成の発達的特徴 ―音情報と文字情報の優位性の違いから―
    2020年03月, 渡部杏菜,濵田豊彦,櫛山櫻,大鹿綾, 共著, 学校教育学研究論集, 東京学芸大学大学院 連合学校教育学研究科, 41, 研究論文(学術雑誌), 読み書きの発達において、音韻意識の習得は不可欠である。実態に応じて音韻意識の形成を促し、読み書きを指導していくために、音のイメージによって音韻意識を形成するのか、文字のイメージも活用して音韻意識を形成するのかで聴覚障害児を分類し、それぞれの音韻意識の発達と単語の読みならびに書きの発達の特徴を明らかにすることを目的とした。
  • 聴覚特別支援学校に在籍する人工内耳装用児の実態について:ー発達障害に関わる全国調査を通してー
    2019年12月, 大鹿 綾, 濵田 豊彦, 共著, AUDIOLOGY JAPAN, 一般社団法人 日本聴覚医学会, 62, 5, 0303-8106
  • 特別支援教育制度開始以降の発達障害の可能性のある聴覚特別支援学校在籍児に関する研究 ―過去10年の全国聴覚特別支援学校調査の動向―
    2019年11月30日, 大鹿綾,渡部杏菜,濵田豊彦, 共著, 聴覚言語障害, 日本聴覚言語障害学会, 48, 2, 0300-0338
  • 一般就労に向けた特別支援学校の取り組みと支援状況における調査研究
    2019年02月, 池田 早希, 濵田 豊彦, Saki IKEDA, Toyohiko HAMADA, 池田 早希(埼玉県立和光特別支援学校), 濵田 豊彦(東京学芸大学 特別支援科学講座 支援方法学分野), Saki IKEDA(Saitama Prefecture Wako Special Support School), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系 = Bulletin of Tokyo Gakugei University, 東京学芸大学学術情報委員会, 70, 1, 1880-4306
  • 成年聴覚障害者における口形意識の在り方に関する一考察 : 視線分析と質問紙を用いた検討
    2019年02月, 森﨑 茜, 濵田 豊彦, Akane MORISAKI, Toyohiko HAMADA, 森﨑 茜(東京学芸大学大学院 教育学研究科(修士課程) 特別支援教育専攻), 濵田 豊彦(東京学芸大学 特別支援科学講座 支援方法学分野), Akane MORISAKI(Graduate School of Tokyo Gakugei University), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系 = Bulletin of Tokyo Gakugei University, 東京学芸大学学術情報委員会, 70, 1, 1880-4306
  • 成年聴覚障害者における口形意識のあり方に関する一考察.東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ
    2019年02月28日, 森﨑茜,濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 70
  • 一般就労に向けた特別支援学校の取り組みと支援状況における調査研究
    2019年02月28日, 池田早希,濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 東京学芸大学, 70
  • 聴覚障害児の韻律聴取能力と聴覚機能との関係に関する検討
    2018年12月, 喜屋武 睦, 濵田 豊彦, 共著, AUDIOLOGY JAPAN, 一般社団法人 日本聴覚医学会, 61, 6, 0303-8106,

    要旨 : 聴覚障害児の韻律の活用とそれに係る聴覚機能 (周波数弁別能及び時間分解能) との関連について検討した。二通りの意味解釈が可能な統語的曖昧文において, 韻律の変化によって統語境界が生じる箇所が変化 (解釈が変化) するよう音声加工を施した韻律聴取課題 (韻律ピッチ課題と韻律ポーズ課題) を設定し, 補聴閾値上 25dBSL で提示しいずれの意味かを指さしで回答させた。また, 聴覚機能として純音を用いて周波数弁別能 (500Hz) と白色雑音を用いて時間分解能を測定した。その結果, 聴覚障害児は時間処理が周波数処理よりも優れている傾向が示された。また, 韻律の活用と聴覚機能 (ピッチ課題と周波数弁別能, ポーズ課題と時間分解能) には有意な相関が示され, 非言語音による弁別力が言語音である韻律の弁別にも寄与することが示唆された一方で, 韻律の活用が聴覚機能のみでは説明できない対象児もいた。今後は, 個々の言語力を含めた観点で検討する必要があるものと考えられた。

  • 高等学校における校内委員会の組織体制と支援機能についての検討―中学校調査との比較を通して―
    2018年03月24日, 中西 郁, 日高 浩一, 半澤 嘉博, 渡邉 流理也, 岩井 雄一, 丹羽 登, 濵田 豊彦, 田中 謙, 渡邉 健治, 喜屋武 睦, 共著, 十文字学園女子大学紀要 = Bulletin of Jumonji University, 48, 1, 2424-0591, 本研究では、大鹿他(2017)が実施した公立中学校調査を参考にして、全国の公立高等学校3,469校を対象として質問紙調査を行い、1,634校から回答を得た(回答率は45.4%)。 調査内容は、(1) 課程・学科について、(2) 学校の支援体制について、(3) 特別支援教育コーディネーターについて、(4) 校内委員会について、(5) 校内委員会で検討した支援について、(6) 特別支援学校との連携・巡回指導・専門家チームについて、(7) 交流及び共同学習についてであり、その回答結果を中学校での特別支援教育の取組状況と比較した。その結果、特別支援コーディネーターに関する調査項目における中学校との比較では、特別支援コーディネーターとして養護教諭の占める割合が高くなっているところに特徴があった。役割においても、「校内研修の企画・運営」「障害のある生徒の進路指導に関する調整」など高等学校独自の課題への対応として、養護教諭がキーパーソンとして重責を担っていることが明らかになった。校内委員会については、開催回数が中学校に比べて少なく、その取り組みについては「研修計画の立案」とともに、「特別支援学校に対する助言・援助の要請」の回答が高くなっていた。高等学校も特別支援学校も設置主体が都道府県であることを利点として、特別支援学校の資源を十分に活用し、小中学校には見られない、高等学校独自の支援体制を構築していくことが望まれることが示唆された。また、校内委員会で検討した支援に関しては、中学校と比べて学習面より行動面での支援が多くなっており、高等学校段階における思春期対応の重要性を示唆しているともいえる。高等学校の特色である各学校の設置目的を実現するうえでも、本研究で示された中学校と異なる高等学校での校内委員会等の組織体制と支援機能等の特徴を踏まえ、中学校での支援の連続性を図る高等学校の取組方策等が検討されることを期待する。
  • 教員養成系学生における人工知能に関する意識調査
    2018年02月, 工藤 浩二, 萬羽 郁子, 正木 賢一, 石﨑 秀和, 今井 慎一, 金子 嘉宏, 木村 守, 小宮山 利恵子, 小柳 知代, 新海 宏成, 新城 健一, 高橋 真生, 高畑 美希, 新田 英雄, 萩原 静厳, 濵田 豊彦, 松浦 執, 松田 恵示, 南浦 涼介, 森本 康彦, Koji KUDO, Ikuko BAMBA, Kenichi MASAKI, Hidekazu ISHIZAKI, Shinichi IMAI, Yoshihiro KANEKO, Mamoru KIMURA, Rieko KOMIYAMA, Tomoyo F. KOYANAGI, Hironari SHINKAI, Kenichi SHINJO, Maiku TAKAHASHI, Miki TAKAHATA, Hideo NITTA, Seigen HAGIWARA, Toyohiko HAMADA, Shu MATSUURA, Keiji MATSUDA, Ryousuke MINAMIURA, Yasuhiko MORIMOTO, 工藤 浩二(東京学芸大学), 萬羽 郁子(東京学芸大学), 正木 賢一(東京学芸大学), 石﨑 秀和(東京学芸大学), 今井 慎一(東京学芸大学), 金子 嘉宏(NPO法人 東京学芸大こども未来研究所), 木村 守(東京学芸大学), 小宮山 利恵子(リクルート次世代教育研究院), 小柳 知代(東京学芸大学), 新海 宏成(東京学芸大学), 新城 健一(株式会社ホオバル), 高橋 真生(NPO法人 東京学芸大こども未来研究所), 高畑 美希(NPO法人 東京学芸大こども未来研究所), 新田 英雄(東京学芸大学), 萩原 静厳(リクルート次世代教育研究院(現所属:株式会社トレタ)), 濵田 豊彦(東京学芸大学), 松浦 執(東京学芸大学), 松田 恵示(東京学芸大学), 南浦 涼介(東京学芸大学), 森本 康彦(東京学芸大学), Koji KUDO(Tokyo Gakugei University), Ikuko BAMBA(Tokyo Gakugei University), Kenichi MASAKI(Tokyo Gakugei University), Hidekazu ISHIZAKI(Tokyo Gakugei University), Shinichi IMAI(Tokyo Gakugei University), Yoshihiro KANEKO(Tokyo Gakugei Univ. Children Institute for the Future), Mamoru KIMURA(Tokyo Gakugei University), Rieko KOMIYAMA(Recruit Institute for Next Generation Education), Tomoyo F. KOYANAGI(Tokyo Gakugei University), Hironari SHINKAI(Tokyo Gakugei University), Kenichi SHINJO(HORBAL Inc.), Maiku TAKAHASHI(Tokyo Gakugei Univ. Children Institute for the Future), Miki TAKAHATA(Tokyo Gakugei Univ. Children Institute for the Future), Hideo NITTA(Tokyo Gakugei University), Seigen HAGIWARA(Recruit Institute for Next Generation Education (currently Toreta Inc.)), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), Shu MATSUURA(Tokyo Gakugei University), Keiji MATSUDA(Tokyo Gakugei University), Ryousuke MINAMIURA(Tokyo Gakugei University), Yasuhiko MORIMOTO(Tokyo Gakugei University), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 69, 1, 1880-4306
  • ASD児・聴覚障害児の視覚認知に関する文献検討
    2018年02月, 岩田 能理子, 濵田 豊彦, Noriko IWATA, Toyohiko HAMADA, 岩田 能理子(東京学芸大学大学院 連合学校教育学研究科), 濵田 豊彦(東京学芸大学 特別支援科学講座 支援方法学分野), Noriko IWATA(Graduate School of Tokyo Gakugei University), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 69, 2, 1880-4306
  • 難聴通級指導教室通級児の聴覚活用及びコミュニケーションにおける困難の様相に関する調査 : SR(復唱)課題による検討
    2018年02月, 鈴木 友里恵, 濵田 豊彦, Yurie SUZUKI, Toyohiko HAMADA, 鈴木 友里恵(東京学芸大学大学院 教育学研究科), 濵田 豊彦(東京学芸大学 特別支援科学講座 支援方法学分野), Yurie SUZUKI(Graduate School of Education Tokyo Gakugei University (Master's Course)), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 69, 2, 1880-4306
  • 聴覚障害児の韻律情報活用能力 : 統語的曖昧文を用いた補聴デバイスの違いによる聴取能の比較
    2018年02月, 喜屋武 睦, 濵田 豊彦, Chikashi KYAN, Toyohiko HAMADA, 喜屋武 睦(東京学芸大学大学院 教育学研究科), 濵田 豊彦(東京学芸大学 特別支援科学講座 支援方法学分野), Chikashi KYAN(The United Graduate School of Education Tokyo Gakugei University), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 69, 2, 1880-4306
  • 聴覚障害児の韻律情報の活用に関する検討:―統語的曖昧文を用いた発話・聴取の両面からの検討―
    2017年12月, 喜屋武 睦, 濵田 豊彦, 澤 隆史, 共著, 音声言語医学, 日本音声言語医学会, 58, 4, 0030-2813,

    本研究では聴覚障害児の韻律情報の活用について発話と聴取の両面から検討を行った.対象児は関東地方の聴覚特別支援学校および難聴通級指導教室に通う聴覚障害児31名(平均聴力レベルの平均86.2 dBHL(SD=23.4))である.各対象児に対し2通りの意味解釈が可能な統語的曖昧文をそれぞれの意味で発話させた.その発話についての聴者による韻律情報の活用の程度に関する聴覚印象評価(韻律明瞭度)に影響を与える音響成分(F0やポーズなど),韻律明瞭度と聴力レベルとの関係について,そして発話および聴取による韻律活用との関係について検討を行った.その結果,統語的曖昧文の言い分けにはF0とポーズの変化が関係していること,韻律の言い分けには低周波数帯(250 Hz)の聴力レベルが関係すること,また,平均聴力レベル90 dBHLが境界値となることが示された.聴取可能な音響成分によって聴覚障害児なりにF0やポーズを駆使して統語境界を発話のなかで明示していることが示された.

  • ASD を併せ有する聴覚障害児一事例への二年間の継続的介入に関する一考察
    2017年12月, 大鹿 綾, 喜屋武 睦, 濵田 豊彦, 共著, AUDIOLOGY JAPAN, 日本聴覚医学会, 60, 5, 0303-8106
  • 発達障害様の困難を示す聴覚障害児に対する教材及び支援方法の工夫に関する一考察(2)
    2017年02月, 喜屋武 睦, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 天野 貴博, 岩田 能理子, 鈴木 友里恵, Chikashi KYAN, Toyohiko HAMADA, Aya OSHIKA, Takahiro AMANO, Noriko IWATA, Yurie SUZUKI, 喜屋武 睦(東京学芸大学大学院 連合学校教育学研究科), 濵田 豊彦(東京学芸大学 特別支援科学講座 支援方法学分野), 大鹿 綾(筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター), 天野 貴博(東京学芸大学大学院 教育学研究科), 岩田 能理子(東京学芸大学大学院 教育学研究科), 鈴木 友里恵(東京学芸大学大学院 教育学研究科), Chikashi KYAN(The United Graduate School of Education Tokyo Gakugei University), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), Aya OSHIKA(Research and Support Center on Higher Education for the hearing and Visually Impaired National University Corporation Tsukuba University of Technology), Takahiro AMANO(Graduate School of Special Needs Education Tokyo Gakugei University), Noriko IWATA(Graduate School of Special Needs Education Tokyo Gakugei University), Yurie SUZUKI(Graduate School of Special Needs Education Tokyo Gakugei University), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 68, 2, 1880-4306
  • 発達障害様の困難のある児童・生徒への聴覚障害特別支援学校の取り組みに関する一考察 : 全国の聴覚障害特別支援学校に対する実態調査の結果に基づいて
    2017年02月, 天野 貴博, 濵田 豊彦, Takahiro AMANO, Toyohiko HAMADA, 天野 貴博(東京学芸大学大学院), 濵田 豊彦(東京学芸大学 特別支援科学講座 支援方法学分野), Takahiro AMANO(Graduate School of Tokyo Gakugei University), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 68, 2, 1880-4306
  • 中学校における校内委員会の組織体制と支援機能についての検討 : 小学校調査との比較を通して
    2017年02月, 大鹿 綾, 半澤 嘉博, 渡邉 流理也, 岩井 雄一, 丹羽 登, 濵田 豊彦, 田中 謙, 岩田 能理子, 渡邉 健治, Aya OSHIKA, Yoshihiro HANZAWA, Ruriya WATANABE, Yuichi IWAI, Noboru NIWA, Toyohiko HAMADA, Ken TANAKA, Noriko IWATA, Kenji WATANABE, 大鹿 綾(筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター), 半澤 嘉博(東京家政大学 家政学部 児童教育学科), 渡邉 流理也(新潟大学 教育学部 教育科学講座), 岩井 雄一(十文字学園女子大学 人間生活学部 児童教育学科), 丹羽 登(関西学院大学 教育学部 教育学科), 濵田 豊彦(東京学芸大学 特別支援科学講座 支援方法学分野), 田中 謙(山梨県立大学 人間福祉学部 人間形成学科), 岩田 能理子(東京学芸大学大学院), 渡邉 健治(畿央大学 教育学部 現代教育学科), Aya OSHIKA(Tsukuba University of Technology), Yoshihiro HANZAWA(Tokyo Kasei University), Ruriya WATANABE(Niigata University), Yuichi IWAI(Jumonji University), Noboru NIWA(Kansei Gakuin University), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), Ken TANAKA(Yamanashi Prefetual University), Noriko IWATA(Graduate School of Tokyo Gakugei University), Kenji WATANABE(Kio University), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 68, 2, 1880-4306
  • ASD児・聴覚障害児のナラティブに関する文献検討
    2017年02月, 岩田 能理子, 濵田 豊彦, 喜屋武 睦, 天野 貴博, 鈴木 友里恵, 石坂 光敏, Noriko IWATA, Toyohiko HAMADA, Chikashi KYAN, Takahiro AMANO, Yurie Suzuki, Mitsutoshi ISHIZAKA, 岩田 能理子(東京学芸大学大学院), 濵田 豊彦(東京学芸大学 特別支援科学講座 支援方法学分野), 喜屋武 睦(東京学芸大学大学院), 天野 貴博(東京学芸大学大学院), 鈴木 友里恵(東京学芸大学大学院), 石坂 光敏(東京都日野市立東光寺小学校), Noriko IWATA(Graduate School of Tokyo Gakugei University), Toyohiko HAMADA(Tokyo Gakugei University), Chikashi KYAN(Graduate School of Tokyo Gakugei University), Takahiro AMANO(Graduate School of Tokyo Gakugei University), Yurie Suzuki(Graduate School of Tokyo Gakugei University), Mitsutoshi ISHIZAKA(Tokoji Elementaly School), 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 68, 2, 1880-4306
  • HATOプロジェクト構成大学に対する障害学生支援の実態調査
    2016年03月, 相羽 大輔, 岩田 吉生, 小田 侯朗, 青柳 まゆみ, 飯塚 一裕, 萩原 拓, 齊藤 真善, 蔦森 英史, 濵田 豊彦, 澤 隆史, 冨永 光昭, 井坂 行男, 西山 健, 共著, 障害者教育・福祉学研究, 愛知教育大学障害児教育講座, 12, 1883-3101, 本稿はHATOプロジェクトに参加する4 つの教員養成系大学(北海道教育大学札幌校・旭川校,愛知教育大学,東京学芸大学,大阪教育大学)に実施した障害学生支援の実態調査に関する中間報告であった。各大学に質問紙調査を実施した結果,各大学の支援体制や支援活動の状況が整理できた。このうち,支援体制についてみると,専門委員会,支援部署,学内規定を持つ大学は2 校しかないことが示された。支援活動については,支援体制が整備されなければ実施しにくい内容(懇談会・支援者養成・理解啓発活動)と支援体制がなくても実施しやすい内容(FD研修・SD研修・学外研修派遣)が明らかにされた。一方,本調査では,教員養成系大学に特徴的な支援事例として,①実習・実技系の授業場面,②教育臨床活動場面,③就職活動場面での支援事例が収集でき,聴覚障害学生や発達障害学生の合理的配慮の内容が具体化された。今後は更なる支援事例を収集するための面接調査を行い,良質なデータベースの構築を目指すことが課題となった。
  • HATOプロジェクト構成大学における特別支援教育の学校支援ボランティアの実態
    2016年03月, 岩田 吉生, 小田 侯朗, 青柳 まゆみ, 飯塚 一裕, 相羽 大輔, 萩原 拓, 齊藤 真善, 蔦森 英史, 濵田 豊彦, 澤 隆史, 冨永 光昭, 井坂 行男, 西山 健, 共著, 障害者教育・福祉学研究, 愛知教育大学障害児教育講座, 12, 1883-3101, 本研究では,教員養成大学の特別支援教育の学校支援ボランティアの実態を調査し,対象校,頻度,支援内容,学年,人数の現状と課題について検討することを目的とする。尚,今回の調査大学は,HATOプロジェクト(大学間連携による教員養成の高度化支援)の連携大学である,北海道教育大学・愛知教育大学・東京学芸大学・大阪教育大学の4大学とした。その結果,4大学で,特別支援学校および小中学校において,特別支援教育の学校支援ボランティア活動が実施されていた。また,一部の大学では,特別支援教育が主専攻ではない学生たちも特別支援教育の学校支援ボランティア活動に参加し,障害のある子どもの指導・支援や教材・教具の作成等の学びを深めていることが明らかにされた。今後は,HATOの4大学の他,全国の教員養成大学・学部の特別支援教育の学校支援ボランティアの現状と課題を調査し,教育実習以外に,学生が障害のある子どもたちへの指導・支援を学ぶ場を提供する上での在り方について検討していくことが求められる。
  • HATOプロジェクト構成大学における特別支援学校教員養成カリキュラムの現状と課題
    2016年03月, 飯塚 一裕, 青柳 まゆみ, 小田 侯朗, 岩田 吉生, 相羽 大輔, 萩原 拓, 齊藤 真善, 蔦森 英史, 濵田 豊彦, 澤 隆史, 冨永 光昭, 井坂 行男, 西山 健, 共著, 障害者教育・福祉学研究, 愛知教育大学障害児教育講座, 12, 1883-3101, 本研究では,教員養成大学における特別支援教育の専門課程の理論と実践力養成のための指導の在り方を調査し,各大学における講義・演習・教育実習等のカリキュラムや実践活動等の現状と課題について検討すること,また専門課程等以外の学生に対して特別支援学校教諭免許状を取得させるためのカリキュラムについて調査を行い,それらの学生の指導に関する現状と課題を検討することを目的とした。調査の結果,地域の実情や現在の教育現場の課題を考慮した上で,高い専門性と実践力を備えた教員を養成していくことが大きな課題として挙げられた。また,主専攻・副選考を問わず,特別支援学校教諭免許状の取得が可能な大学が全国的に増えていることから,実習先の確保が今後の重要な課題であることが明らかになった。尚,今回の調査大学は,HATO プロジェクト(大学間連携による教員養成の高度化支援)の連携大学である,北海道教育大学・愛知教育大学・東京学芸大学・大阪教育大学の4大学とした。
  • 聾学校におけるキューサインの使用の経緯に関する一考察 : 文献調査と当時を知る教員に対する聞き取り調査に基づいて
    2016年02月, 天野 貴博, 濵田 豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 67, 2, 1880-4306
  • 発達障害様の困難を示す聴覚障害児に対する教材及び支援方法の工夫に関する一考察
    2016年02月, 喜屋武 睦, 大鹿 綾, 濵田 豊彦, 白石 健人, 天野 貴博, 石坂 光敏, 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 67, 2, 1880-4306
  • 音韻分解課題の誤反応からみた聴覚障害幼児の音韻意識の発達特徴
    2016年02月, 渡部 杏菜, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 共著, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 67, 2, 1880-4306
  • 生活支援作業部会報告(第1部 研究成果報告)
    2015年05月, 會澤 加奈子, 大関 智子, 亀田 隼人, 川井 優子, 齋藤 大地, 清水 麻由, 松本 晃, 宮井 清香, 奥住 秀之, 濵田 豊彦, 村山 拓, アイザワ カナコ, オオゼキ トモコ, カメダ ハヤト, カワイ ユウコ, サイトウ ダイチ, シミズ マユ, マツモト アキラ, ミヤイ サヤカ, オクズミ ヒデユキ, ハマダ トヨヒコ, ムラヤマ タク, 會澤 加奈子(東京学芸大学附属特別支援学校), 大関 智子(東京学芸大学附属特別支援学校), 亀田 隼人(東京学芸大学附属特別支援学校), 川井 優子(東京学芸大学附属特別支援学校), 齋藤 大地(東京学芸大学附属特別支援学校), 清水 麻由(東京学芸大学附属特別支援学校), 松本 晃(東京学芸大学附属特別支援学校), 宮井 清香(東京学芸大学附属特別支援学校), 奥住 秀之(東京学芸大学), 濵田 豊彦(東京学芸大学), 村山 拓(東京学芸大学), 東京学芸大学附属特別支援学校研究紀要, 東京学芸大学附属特別支援学校, 59
  • 聴者と聴覚障害者の韻律情報の活用に関する文献的検討
    2015年02月, 喜屋武 睦, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 石坂 光敏, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 66, 2, 1880-4306
  • 聴覚障害幼児の集合数の獲得と音韻意識の発達に関する一研究 : 音韻分解課題を用いての検討
    2015年02月, 渡部 杏菜, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 深井 さゆり, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 66, 2, 1880-4306
  • 通級指導を受けているASD児の談話能力に関する一研究
    2015年02月, 石坂 光敏, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 稲葉 啓太, 堀口 昂誉, 喜屋武 睦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 66, 2, 1880-4306
  • ろう学校在籍児の談話分析に関する一研究 : 映像評価とトランスクリプト評価の対比を中心に
    2015年02月, 堀口 昂誉, 濵田 豊彦, 安田 遥, 石坂 光敏, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 66, 2, 1880-4306
  • 聴覚障害児の状況理解における眼球運動 : 状況画注視時における停留時間を指標として
    2014年02月, 稲葉 啓太, 濵田 豊彦, 澤 隆史, 大鹿 綾, 石坂 光敏, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 65, 2, 1880-4306
  • 聴覚障害幼児の数・順序に関する能力と音韻意識に関する一研究
    2014年02月, 渡部 杏菜, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 65, 2, 1880-4306
  • 公立幼稚園における障害児の教育に関する一研究
    2013年02月, 田中 謙, 渡邉 健治, 濵田 豊彦, 澤 隆史, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 64, 2, 1880-4306
  • 児童の受動文の読みプロセスに関する一考察 : 一事例を対象とした眼球運動計測による検討
    2013年02月, 澤 隆史, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 稲葉 啓太, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 64, 2, 1880-4306
  • 聾学校に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童に関する全国実態調査 : 文部科学省(2002)を活用して
    2013年02月, 大鹿 綾, 稲葉 啓太, 濵田 豊彦, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 64, 2, 1880-4306
  • ヨーテボリ地域の聴覚障害児のための教育の進展と学校教育に関する研究 : 人工内耳装着児の増加と学校経営の観点からの考察
    2013年02月, 伴 亨夫, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 稲葉 啓太, 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 東京学芸大学学術情報委員会, 64, 2, 1880-4306
  • 特別支援教育における発達障害を有する聴覚障害児の現状と支援の実際 : 手話活用児を中心に (特集 聴覚障害児者のコミュニケーション障害と社会参加・活動の支援)
    2012年08月, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, コミュニケーション障害学, 日本コミュニケーション障害学会, 29, 2, 1347-8451
  • 通常の学校に在籍する聴覚障害児の学級適応
    2012年03月, 安田 遥, 濵田 豊彦, 大鹿 綾, 広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要, 広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター, 10, 1883-5406, 東京都内の小学校に在籍し,難聴通級指導教室に通級している聴覚障害児の学級適応状況について,通級教員を対象に質問紙調査を行い,適応状況に影響を及ぼす要因について聴力と学力の観点から検討を行った。調査の結果,良耳平均聴力レベル70dB以下の児童が75%を占め,難聴の程度が軽中等度の児童が多かったが,重度の児童も25%存在した。学級適応の指標とした「友人とのトラブル頻度」が高い児童について,明確な要因は見いだされなかったが,「授業中に発言や質問」が少ない児童については,学習内容の理解の困難が影響している可能性が示唆された。「今後の進路」の判断においては,音声コミュニケーションの活用程度と学習内容の理解度が学校生活への適応に大きく影響している様子がみられ,音声でのやり取りに負担が大きい場合や学習の遅れが著しい場合には,ろう学校の少人数集団で本人の理解に合わせやすい学習環境が検討されていた。また,語彙力の発達が遅れている児童については,学習に限らず様々な場面の困難に語彙の少なさが影響している可能性が示唆された。
  • 発達障害のある聴覚障害児の集団活動における支援の実践 : 学習活動「ダンボ」での取り組みから
    2012年03月, 大鹿 綾, 安田 遥, 濵田 豊彦, 広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要, 広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター, 10, 1883-5406, コミュニケーション障害である聴覚障害に発達障害を併せ有すると,他者との関わりが必要である集団場面において著しい困難が予想される。本稿では,「発達障害のある聴覚障害児のための学習活動・ダンボ」における集団活動の概要と,継続的な集団活動への支援を通した児童の変容と課題を報告した。一斉指導においては,コミュニケーション手段や理解度の多様な児童らに対し,ロールプレイや大画面ディスプレイの利用など視覚教材の提示の工夫を行うことで理解を促し,「あそび」に集中できるようにした。併せて,活動に目標や見通しを持たせたり,活動の区切りを明確にすることに配慮している。また,集団活動への参加に課題のある児童に対しては,個別指導中に集団活動の練習をしたり,集団活動における役割を与えることでスムーズな参加を促した。継続的な支援の中で集団活動への参加が円滑となってきたが,児童同士の関わりをより深めるためには大人を介さずにやりとりできる手段や能力が必要であり,発達障害的な困難さを支援すると同時に,きこえにくさへ十分に対応していくことや,自己の障害認識の重要さが示唆された。
  • 聴覚障害児の学校選択の要因に関する研究 : 難聴通級指導教室および特別支援学校(聴覚障害)の調査から
    2012年, 安田 遥, 濵田 豊彦, 聴覚言語障害, 日本聴覚言語障害学会, 41, 1, 0300-0338
  • 聴覚障害児の韻律活用能力と聴覚機能との関係に関する検討
    2018年12月, 喜屋武睦
    濵田豊彦, 共著, Audiology Japan, 61, 6
  • 特別支援学校における「学び続ける教員」のあり方と学校経営・教員研修―知的特別支援学校に焦点を当てて―
    2018年03月, 奥住秀之
    小林巌
    村山拓
    澤隆史
    國分充
    濵田豊彦
    藤野博
    小笠原恵
    大伴潔, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 14
  • 特別支援学校の専門性を活かす学校経営のあり方―聴覚特別支援学校の教員の役割と学校経営に関する現状と展望―
    2018年03月, 澤隆史
    藤野博
    濵田豊彦
    小笠原恵
    奥住秀之
    村山拓
    大伴潔
    小林巌, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 14
  • 高等学校における校内委員会の組織体制と支援機能についての検討-中学校調査との比較を通じてー
    2018年03月, 中西郁
    日高浩一
    半澤嘉博
    渡邉流理也
    岩井雄一
    丹羽登
    濵田豊彦
    田中謙
    渡邉健治
    喜屋武睦, 共著, 十文字学園女子大学紀要, 48, 1
  • 聴覚障害児の韻律活用能力-統語的曖昧文を用いた補聴デバイスによる聴取能の比較-
    2018年02月, 喜屋武睦
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 69
  • 難聴通級指導教室通級児の聴覚活用及びコミュニケーションにおける困難の様相に関する調査―SR(復唱)課題による検討―
    2018年02月, 鈴木友里恵
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 69
  • ASD児・聴覚障害児の視覚認知に関する文献検討
    2018年02月, 岩田能理子
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 69
  • 通級指導学級に通うASD児の談話の特徴
    2017年06月, 石坂光敏
    濵田豊彦
    熊井正之
    大鹿綾
    稲葉啓太, 共著, 聴覚言語障害, 46, 1, ASD児17名を対象に、語彙課題、統語課題、そして談話能力スケールを用いて談話課題を行った。そして、語彙等の能力と談話能力との比較を行うとともに、談話の質的・量的分析を行い、定型発達児の能力と比較した。
  • 発達障害様の困難のある児童・生徒への聴覚障害特別支援学校の取り組みに関する一考察―全国の聴覚障害特別支援学校に対する実態調査の結果に基づいて―
    2017年02月, 天野貴博
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 68
  • 中学校における校内委員会の組織体制と支援機能についての検討―小学校調査との比較を通して―
    2017年02月, 大鹿綾
    半澤嘉博
    渡邉流理也
    岩井雄一
    丹羽登
    濵田豊彦
    田中謙
    岩田能理子
    渡邉健治, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 68
  • 発達障害様の困難を示す聴覚障害児に対する教材及び支援方法の工夫に関する一考察(2)
    2017年02月, 喜屋武睦
    濵田豊彦
    天野貴博
    岩田能理子
    鈴木友里恵, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 68
  • ASD児・聴覚障害児のナラティブに関する文献検討
    2017年02月, 岩田能理子
    濵田豊彦
    喜屋武睦
    天野貴博
    鈴木友里恵
    石坂光敏, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 68
  • 国立大学附属特別支援学校におけるセンター的機能の現状と課題
    2016年10月30日, 田中雅子
    奥住秀之
    斎藤遼太郎
    濵田豊彦
    池田吉史, 共著, SNEジャーナル, 22, 1
  • 聾学校におけるキューサインの使用の経緯に関する一考察 ―文献調査と当時を知る教員に対する聞き取り調査に基づいて―
    2016年02月, 天野貴博,濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 東京学芸大学, 67, 学校現場でのキューサインの扱い方、意義や効果を調査し、今後の聴覚障害教育におけるキューサインの意義と可能性について考察することを目的とした。そこで、長期にわたって聾学校で勤務し、キューサインの使用の経緯を教育現場で経験的に知る5人の教員への聞き取り調査を行った。その結果、導入の経緯については、いずれも聴覚口話法の限界との関連が見られた。キューサインが使われなくなった理由については、教員側の要因、子どもの要因、手話の再評価の3点であることが分かった。
  • 音韻分解課題の誤反応からみた聴覚障害幼児の音韻意識の発達特徴
    2016年02月29日, 渡部杏菜
    濵田豊彦
    大鹿綾, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 67
  • 発達障害様の困難を示す聴覚障害児に対する教材及び支援方法の工夫に関する一考察
    2016年02月29日, 喜屋武睦
    大鹿綾
    濵田豊彦
    白石健人
    天野貴博
    石坂光敏, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 67
  • )聾学校におけるキューサインの使用の経緯に関する一考察 ―文献調査と当時を知る教員に対する聞き取り調査に基づいて―
    2016年02月28日, 天野貴博
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 67
  • 音韻分解課題の誤反応からみた聴覚障害幼児の音韻意識の発達特徴
    2016年02月, 渡部杏菜
    濵田豊彦
    大鹿綾, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 67, 音韻分解課題の誤反応から聴覚障害幼児の音韻意識の特徴を明らかにすることを目的とした。2歳7ヶ月~5歳10ヶ月の28名の聴覚障害幼児に音韻分解課題を実施し、モーラ単位で分解できなかった単語を抽出し、分類を行った。その結果、促音の未分化 (こっ/ぷ) が顕著にみられるが、5歳代にはほとんどみられなくなり、同じ時期に拗音・拗長音の過分化 (ち/ょ/こ、き/ゅ/う/り) が多くみられることが示された。5歳代は (指) 文字等の視覚的手段が発達していく時期であり、文字に合わせた分解をしているために、促音を認知できるようになり、拗音部分の過分化が生じたと考えられた。
  • 発達障害様の困難を示す聴覚障害児に対する教材及び支援方法の工夫に関する一考察
    2016年02月, 喜屋武睦
    大鹿綾
    濵田豊彦
    白石健人
    天野貴博
    石坂光敏, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 67, 学習面や行動面に困難を示す聴覚障害児における「対人・こだわり」困難群、「言語・計算・不注意」困難群、「多動・衝動性」困難群、「計算」困難群)への指導における教材や支援方法上の工夫及び留意点について概観した。今後、聴覚障害児教育に従事する教員の日々の指導に活用できるよう、本研究で概観した教材及び支援方法を始め、様々な教育活動上の工夫をデータベース化することを目指したい。
  • 聴覚障害児の英語発話における韻律情報の活用 ―平叙文・疑問文を用いての検討―
    2016年, 喜屋武睦
    濵田豊彦
    新海晃, 共著, 聴覚言語障害, 45, 1
  • )小学校における特別支援教育体制についての検討 ―校内委員会の組織体制と支援機能を中心として―
    2015年10月, 渡邉流理也
    半澤嘉博
    岩井雄一
    丹羽登
    濵田豊彦
    田中謙
    渡邉健治, 共著, SNEジャーナル, 21, 1
  • Fixation Effects on Forward and Backward Recall in a Spatial Working Memory Task
    2015年06月, Yuhei Oi, Yoshifumi Ikeda, Hideyuki Okuzumi, Mitsuru Kokubun, Toyohiko Hamada ,Takashi Sawa, 共著, Psychology Published Online, SciRes, 6, 2
  • 聴覚障害幼児の数操作能力と音韻意識の発達に関する検討
    2015年05月, 渡部杏菜
    濵田豊彦, 共著, 特殊教育学研究, 53, 1, 聴覚障害幼児の音韻意識の初期段階の発達に関連する能力を明らかにすることを目的とし、聴覚障害幼児20名 (3歳3ヶ月~4歳10ヶ月) の数操作能力と音韻意識を調査した。数・順序に関する課題 (提示模倣課題・遮蔽模倣課題・数マッチング課題・拍マッチング課題)、音韻分解課題 (模倣による分解検査・音韻分解検査) を実施した。その結果、4歳前後に徐々にモーラ単位で音韻分解が可能となった。それに先立って、数・順序に関する課題は発達した。特に視覚的な集合数・順序数の理解・操作の能力の獲得が先行し、音韻分解が可能になったことを示した。
  • 聴覚障害児の韻律情報の活用―統語的曖昧文を用いた検討―
    2015年04月, 喜屋武睦
    濵田豊彦, 共著, 聴覚言語障害, 43, 2, 統語的曖昧性の解釈において聴児と比較すると明確ではないが,各統語境界におけるピッチやポーズ長を変化させることにより統語的曖昧性の解釈に変化が生じているものも多く見られた。
  • 知的障害者における空間性短期記憶と眼球運動の関連性についての予備的検討
    2015年03月, 大井雄平
    池田吉史
    奥住秀之
    濵田豊彦
    澤隆史
    小林巌, 共著, 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 11
  • 聴覚障害児の演繹推論に関する研究-小学部1・2年生を対象として-
    2015年02月, 長南浩人
    澤隆史
    濵田豊彦, 共著, ろう教育科学, 56, 2
  • 発達障害の可能性のある聴覚障害児に対する聾学校の取り組みに関する一考察
    2015年02月, 大鹿綾
    渡部杏菜
    喜屋武睦
    長南浩人
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 66
  • 聴者と聴覚障害者の韻律情報の活用に関する文献的検討
    2015年02月, 喜屋武睦
    濵田豊彦
    大鹿綾
    石坂光敏, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 66, 本稿は音声言語特有の側面である言語の韻律情報の活用に関して、聴者・聴覚障害者において現在明らかになっている事実について先行研究を概観し、今後検討されるべき課題について論じたものである。まず、聴者における韻律情報の活用のうち、韻律情報と統語構造との関係について検討している研究について概観した。聴者においては、F0を主とした韻律情報によって統語境界の明確化を行っていることが示された。次いで、聴覚障害者の韻律情報の活用では、韻律情報の活用は聴力レベルとの関連性の高さが示されているが、聴覚障害児の音声の音韻的側面を用いた研究と同様に韻律情報における量的な研究が今後必要であると指摘した。最後に、音声の入力に制限のある聴覚障害児の聴覚活用について今後検討されるべき課題を提示した。
  • 発達障害に関する第二回全国聾学校調査について –第一回調査との比較を中心に-
    2014年04月30日, 大鹿綾
    稲葉啓太
    渡部杏菜
    長南浩人
    濵田豊彦, 共著, 聴覚言語障害, 42, 2, 0300-0338, 「学習面」または「行動面」に著しい困難を示すとされた児童は37.4%であった。これは教員による発達障害があるかもしれないという印象評価(27.7%)と比較すると高率であった。
  • 聴覚障害幼児の数・順序に関する能力と音韻意識に関する一研究
    2014年02月, 渡部杏菜
    濵田豊彦
    大鹿綾, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 65, 数・順序等に関する能力が音韻分解や指文字表出の基礎的能力となっていることが示唆された。また、特に数・順序等に関する能力と指文字との関連は強く、数・順序の理解や指文字の理解を促すことで聞こえに制限がある聴覚障害児の音韻分解能力の発達も促すことができる可能性も示唆した。
  • 聴覚障害児の状況理解における眼球運動-状況図注視時における停留時間を指標として-
    2014年02月, 稲葉啓太
    濵田豊彦
    澤隆史
    大鹿綾
    石坂光敏, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 65, 状況説明課題の正答群と誤答群に分けて、それぞれの群の注視の仕方を調べることで、傾向の差が明らかになったものもあった。まず、聴児正答群と聴障児正答群においては、4つの要素に対する停留時間に差が見られた。聴児・聴障児正答群では、ケーキに対する停留時間が有意に少なかった。この結果から、状況画を正確に読み取るためには状況を説明するために必要な要素に注目できているかが影響していることが示唆された。
  • 発達障害のある聴覚障害児への教員の印象判断に関する研究-チェックリスト(文部科学省,2012)との相違から-
    2014年02月, 大鹿綾
    稲葉啓太
    渡部杏菜
    長南浩人
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 65, 2012年に全国聾学校に実施した発達障害の可能性のある聴覚障害児に関する第二回調査を実施した。本研究では学校へのアンケート結果を基に分析を行った。発達障害への取り組みを既に始めているとした学校が49.5%、重要な課題として認識しているとした学校が29.7%であり、第一回調査より4.6ポイント高くなっており、聾学校でも発達障害に関しての理解・認識が広まっていることが示された。具体的な取り組みとしては校内研修(71.1%)、医療との連携(51.1%)が上位であった。また、児童へのスクリーニング検査結果(大鹿ら,2014)と比較すると、既に取り組みを行っている学校ほど、スクリーニング検査結果と教員の印象との差異が小さいことが示された。その場合の具体的な取り組みとして、医療機関等との連携、支援員の配置等の人的サポートが特徴的であった。
  • 聴覚障害幼児の数・順序に関する能力と音韻意識に関する一研究
    2014年02月, 単著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 65
  • 聴覚障害児の状況理解における眼球運動-状況図注視時における停留時間を指標として-
    2014年02月, 稲葉啓太
    濵田豊彦
    澤隆史
    大鹿綾
    石坂光敏, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 65
  • 全国市区町村における特別支援教育の推進体制についての研究
    2013年10月, 半澤嘉博,渡邉健治,岩井雄一,濱田豊彦,渡邉流理也,田中謙,中村昌宏,宮井清香, 共著, SNEジャーナル, SNE学会(日本特別ニーズ教育学会), 19, 1, 市町村における特別支援教育の推進状況についてどのような相違があるのかを明らかにするために,全国1719箇所の教育委員会にアンケート調査を実施した(回収率34.7%)。その結果、巡回相談や支援員の配置は進んでいるものの推進計画や推進委員会の設置は遅れていることが明らかになった。
  • インクルーシブ教育推進に関する日韓比較研究 ―知的障害のある児童生徒の教育に関して―
    2013年03月, 半澤嘉博
    渡邉健治
    濱田豊彦
    澤隆史
    岩井雄一
    権明愛
    田中謙
    中村昌宏
    宮井清香, 共著, 東京家政大学研究紀要, 53, 1
  • ヨーテボリ地域の聴覚障害児のための教育の進展と学校教育に関する研究 ―人工内耳装着児の増加と学校経営の観点からの考察―
    2013年02月28日, 伴 亨夫・濵田豊彦・大鹿 綾・稲葉啓太, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 東京学芸大学, 64, 2, 人工内耳が普及することで、バイリンガル聾教育を実践している聾学校でも、積極的に聴覚活用を進める教育(FMシステムの活用や通常の学校に在籍する難聴児のため巡回指導など)がなされていた。また、スウェーデンでは、学級編成には柔軟性があり、教員の勤務形態はバライティに富んでいた。それ故に教育委員会レベルでなく、学校をあずかる校長の権限を強化することで学校運営が円滑に行われているのではないかと推察した。
  • 聾学校に在籍する特別な教育的支援を要する児童に関する全国調査 ―文部科学省(2002)を活用して―
    2013年02月28日, 大鹿綾
    稲葉啓太
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 64, 2, 本研究では、文部科学省(2002)が実施した発達障害に関する実態調査を原案に、全国聾学校小学部において発達障害様の困難のある聴覚障害児について調査した。小学部では、85校(設置校中86.7%)から回答があり、有効回答は1040名分(全国小学部在籍児中59.2%)であった。結果、「学習面」で著しい困難を示す児童は31.2%、「不注意」「多動性―衝動性」に著しい困難を示す児童は9.2%、「対人関係やこだわり等」に著しい困難を示す児童は4.1%であった。以上より、「学習面」か「行動面」に著しい困難を示す児童は33.8%であった。また、良耳平均聴力レベルと困難さの関係を見たところ、有意な相関は見られなかった。
  • 児童の受動文の読みプロセスに関する一考察 ― 一事例を対象とした眼球運動計測による検討―
    2013年02月28日, 澤隆史
    濵田豊彦
    大鹿綾
    稲葉啓太, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 64, 2, 眼球運動を手がかりに文章理解の特徴の整理を一事例(小学生)を対象に整理した。
  • 公立幼稚園における障害児の教育に関する一研究
    2013年02月28日, 田中謙
    渡邉健治
    濵田豊彦
    澤隆史, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 64, 2, 全国の公立幼稚園を対象に障害児の受け入れ状況及び特別支援の進展状況について調査した。
  • インクルーシブ教育推進に関する日韓比較研究 ―知的障害のある児童生徒の教育に関して―
    2013年, 半澤嘉博
    渡邉健治
    濱田豊彦
    澤隆史
    岩井雄一
    権明愛
    田中謙
    中村昌宏
    宮井清香, 共著, 東京家政大学研究紀要, 53, 1, 韓国では、障害のある児童生徒がいる教室にボランティアや保護者、専門的な指導員、介助員などが入ることはあるが、担任以外の教員が、チームティーチングなどの複数担任で指導に入ることは少なかった。別教材の用意に関しても、韓国では、障害がある児童生徒は、基本的に国語、算数(数学)の授業は特別支援学級で受けることになっていて、体系的な教科書も整備されている。しかし、通常の学級では、国語、算数(数学)の授業以外の教科等の授業で、担任による教科書以外の個別教材の用意などはあまり行っていない状況であった。このような背景により、通常の学級での個別支援の具体的な方策についての回答が少なかったのではないかと考えられる。
  • 特別支援教育に関する小中学校の教員の意識に関する調査 -ある自治体の教員調査を通じて-
    2012年11月05日, 権明愛
    半澤嘉博
    田中謙
    岩井雄一
    澤隆史
    濱田豊彦
    渡邉健治, 共著, SNEジャーナル, 18, 1, 小中学校の通常の学級を担当している教員を対象に、特別支援教育に関する調査を行い、教員が小中学校の通常の学級における特別支援教育をどのように考えているか明らかにすることを目的とした。全国的に見れば、通常の学級における特別支援教育の推進体制は十分な状態にあるとは言い難い状況にあるが、環境整備や個別の課題提示、保護者との密な連絡など障害のある児童生徒への具体的な支援の実施、障害のある児童生徒に対する指導の工夫が他の児童生徒の指導に役に立っているという見解がえられた。
  • 特別支援教育における発達障害を有する聴覚障害児の現状と支援の実際:手話活用児を中心に
    2012年08月31日, 濵田豊彦,大鹿綾, 共著, コミュニケーション障害学, 日本コミュニケーション障害学会, 29, 2, 手話を主たるコミュにケーション手段とする者の中で配慮を要する程度の学習や行動に著しい困難を示す聴覚障害児童の実態を調査した。その結果、「学習面」で著しい困難を示す児童30.2%、「不注意」、「多動性-衝動性」のいずれかに著しい困難を示す児童は10.5%。また、「対人関係やこだわり等」に著しい困難を示す児童は3.4%であり、聴児の調査に比して高率であった。
    また、高機能自閉症とアスペルガー症候群の診断を受けた2事例に対して、ソーシャルスキル・トレーニングを実施した。同じく手話をコミュニケーション手段とする聴覚障害児であっても、指導経過の中でそれぞれ必要とされる配慮や工夫が異なり、個別の対応が求められることが明らかとなった。
    これらを受けて特別支援教育時代の障害特性に応じた専門性のある指導の在り方について総合的に考察した。
  • 学齢期に聴力が90dB以下であった聴覚障害者のコミュニケーションの実態について
    2011年11月, 長南浩人
    近藤史野
    原由紀
    中川辰男
    濱田豊彦
    大鹿綾
    柴崎美穂
    舞園恭子
    冨澤晃文
    間根山祥之, 共著, 音声言語医学, 52, 4, 0030-2813
  • 発達障害を合併する事例への支援.
    2010年04月, 濵田豊彦, 単著, 音声言語医学, 日本音声言語医学会, 51, 2
  • 聴覚障害児の指文字の成立とその模倣に関する一研究
    2010年03月, 近藤史野
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅰ, 61, 本研究では、指文字がまだ数文字程度しか表出できない聴覚障害幼児4名を対象に指文字模倣課題を縦断的に実施することで、指文字の形成過程を考察した。その結果、まず手形を捉え、指文字一文字ずつの模倣ができるようになっていくことで、音声表象としての役割を認識し、最終的に単語単位での表出が可能になっていくという順序性があることが推察された。
  • 聴覚障害児の助数詞の獲得と聴力との関係に関する一研究
    2010年03月, 濵田豊彦, 単著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅰ, 61, 64名の聴覚障害児(平均聴力は92dBHL)を対象に、彼らの助数詞の連濁の獲得に関して、聴力レベルの関係から整理をした。

    その結果、以下の3つの示唆がえられた。

    1)平均聴力レベルと助数詞の活用には相関があること。

    2)聴覚の活用から助数詞のルールを獲得するためのクリティカルポイントとしては80dB近傍ではないかということ。

    3)聴力レベルの分布から外れる聴覚障害児の中には、聴覚障害以外の何らかの因子が働いていること。
  • 幼稚園・保育所における特別な支援について―小1プロブレム、幼保小連携をふまえて―
    2009年10月, 渡邉健治,大伴潔,濱田豊彦,小笠原恵,田中謙, 共著, SNEジャーナル, 日本特別ニーズ教育学会, 15, 1, 就学前児に対する特別支援教育の実態について全国の市区町村教育委員会へアンケート調査を実施した。その結果を踏まえ、先駆的取組を行っている自治体の実践を紹介した。
  • 発達障害のある聴覚障害児に対する教師の印象判断に関する一研究.
    2009年02月, 濵田豊彦,大鹿綾, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 東京学芸大学, 60, 全国の聾学校教師を対象に、在籍児に対する発達障害の有無について印象で判定をさせた。その結果、以下の4点が示めされた。

    1)子どもに発達障害の可能性があることを担任教師は前任者から多くの場合引き継いでおり、そうでない場合も多くは担当開始して直後にそのことに気づくこと。
    2)発達障害を疑う幼児・児童・生徒(サスペクト児)の割合は、学部に関わらす、概ね16%であったこと(「判断できない」等を含むと20%弱)であり、チェックシートを用いた先行研究よりは割合が低いものの、聴児の中でサスペクトとされる割合より明らかに高いこと
    3)発達障害を疑うきっかけとして、最も多かったのは「言葉」に関する事項であったが、学年が進むに連れて学習場面や対人関係での困難が顕著となること
    4)他機関との連携を行っている割合は10~15%程度で少ないこと
  • 発達障害様の困難のある聴覚障害児の典型事例の抽出とその特徴に関する研究
    2009年02月, 大鹿綾
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 60, 発達障害様困難のある聴覚障害児に関する調査から困難の特徴別に抽出された群を基に、典型事例を抽出した。本研究では第1クラスタ及び第2クラスタからそれぞれ1事例ずつを取り出した。各クラスタの因子得点平均値と抽出事例の因子得点を比較すると、それぞれ類似したパターンを示し、さらに実際の困難の様子とも一致が見られた。また、各事例の具体的困難に対して、発達障害という観点からアプローチすることで、有効な支援方法を新たに提案できる可能性が期待された。
  • LDを併せ有する聴覚障害児の事例報告と教育的支援に関する一考察―音読の流暢性について―
    2008年02月, 大鹿綾
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 59
  • 聴覚障害児の読書力と英語の学習効果に関する一研究
    2008年02月, 濵田豊彦
    高木恵
    大鹿綾, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 59, 本研究では、聴覚障害中学生の日本語力(読書力診断検査結果)と英語力の関係及び英語課題における成績の変化について分析を行った。その結果、以下4点が示された。

    1)聴覚障害生徒の日本語力と英語力には高い相関が示された。

    2)日本語力の高い聴覚障害生徒は効果的に英語の学習を進めることができるが、日本語力の低い生徒の場合、英語力の向上が見出しにくかった

    3)聴力と英語の能力との間には有意な相関がなかったことから、視覚的な手掛かりを使いながら効果的に英語の学習を行っている聴覚障害生徒の存在が示唆された。

    4)日本語力の低い聴覚障害生徒に対しては、一人一人に合わせた学習方法と学習内容の精選が特に必要であると考察できた。
  • 聴覚障害といわゆる発達障害を併せ持つ児童の実態に関する調査研究―全国聾学校へのアンケートの試み―
    2007年11月, 大鹿綾
    濱田豊彦, 共著, 聴覚言語障害, 35, 3, 聾学校小学部通常学級在籍児童を対象に、聴覚障害にいわゆる発達障害(LD、AD/HD、高機能自閉症等)を併せ持つと考えられる児童の実態を調査した。全国聾学校にアンケートを送付した結果、33校(33%)から協力が得られ、対象児童は622名(全国通常学級在籍児童の46%)であった。その内明らかな重複障害児とされた100名を除いた622名を対象に調査したところ、132名(21%)に対していわゆる発達障害様の特徴が見られるとされた。また、明らかな重複障害児を含め、聴覚障害に何らかの困難を併せ持つ児童の割合は32%であり、これらは共に海外での先行研究と同様の傾向であった。一方で、いわゆる発達障害を併せ持つと考えられる児童の内、聴覚障害以外の診断を受けている者は28%に過ぎないこと、「該当児はいない」とした学校が23校あったことから、聞こえにくさによるものとの区別のつきにくさ、情報の整理や認識が不足している現状が示唆された。
  • 聾学校高等部卒業生の課題と就労支援について ―職場での課題と卒業後の支援の現状―
    2007年01月, 岩本朋恵
    濵田豊彦, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 58
  • 聴覚障害児のための音韻処理能力測定の試み2
    2006年11月, 濵田豊彦,長島理英, 共著, 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 57, ろう学校に在籍する高度・重度聴覚障害児を被検者とし、転記課題と発話の明瞭性との相関を調べたところ、両検査の相関係数-.23~.18で有意な関係が見られなかった。このことは、発話明瞭度が一音節ごとの音韻意識と関連があるのに対し、転記課題は単語や文の中の音韻を高速に正確に処理する能力との関連が強いために、有意な相関は得られなかったと考察した。  
    今後は語や文のレベルを扱う課題との関連を検討する必要のあることが示唆された。
  • 聴覚障害児のための音韻処理能力測定の試み
    2005年, 単著, 東京学芸大学紀要 第1部門, 56
  • 発声の揺らぎが聴覚障害児の音読の明瞭性に及ぼす影響
    2002年, 単著, 東京学芸大学紀要 第1部門, 53/,233-237
  • 聴覚障害児における楽曲の識別-和太鼓を使用した場合-
    2001年, 杵鞭広美
    須藤貢明, 共著, 特殊教育学研究, 38/4,11-20
  • 補聴音の特性変化による音質の評定-SD法による検討-
    2001年, 単著, 東京学芸大学紀要 第1部門
  • 楽曲の識別における測定尺度に関する研究(]G0001[)-情報伝達率の導入-(共著)
    2000年, 単著, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学
  • 障害受容しているとされる中途聴覚障害者に関する調査研究
    2000年, 単著, 東京学芸大学紀要 第1部門 教育科学
  • 装用児自身による補聴器の利得設定の試み
    1994年, Toyohiko Hamada, 単著, 音声言語医学, 35, 1, 10.5112/jjlp.35.1, 0030-2813, Twenty-one children with severe or profound hearing impairment were longitudinally tested for AHT (aided hearing thereshold) and phoneme recognition ability over three to five years. The results suggest the following findings: 1. To acquire intentional auditory activity in children with severe or profound hearing impairment, it is important that AHT remains below 60 dBSPL until the age of school matriculation. 2. If individual around a child with hearing impairment, such as family or teachers, understand the importance of a hearing aid, the hearing-impaired child can learn to select phonetic gain independently after about four years of age. 3. Children with hearing impairment, who have not could acquire motivation for use of the hearing aid, can’t select phonetic gain independently after the age of school matriculation. 4. The most important requirement are to acquire and maintain motivation for use of the hearing aid. © 1994, The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics. All rights reserved.
  • 難聴児における補聴域値の改善に伴う語音聴取能力の発達
    1989年, 単著, 特殊教育学研究

体育・芸術等の実績

  • 要約筆記者養成テキスト第2版上
    201803
  • 要約筆記者養成テキスト第2版下
    201803
  • きこえの支援センター公開シンポジウム
    201509
  • 聴覚障害者の精神保健福祉を考える研修会2015 報告集
    201508
  • 聴覚障害児教育の専門性を身につけるための指導用教材DVD 乳幼児教育相談編・保護者支援編
    201403
  • 第一分科会「障害の実態と施設実践」第2分散会 ~障害実態に応じた発達保障~報告
    200710
  • 第11分科会「心の教育と健全な発達」
    200611
  • 「聴覚生理と聴覚障害」「聴覚障害者のコミュニケーション」,要約筆記者養成テキスト<前期>
    2006
  • 講義録 補聴器についてやさしく学ぼう
    2005

講演・口頭発表等

  • 日本における教師教育の高度化
    2024年05月18日, 《中国教師発展報告2023》成果発表会及び師範生の高質発展における学術セミナー
  • 聴覚障害児の音韻活用能力と英語語彙習得に関する一研究-音韻ループの働きに着目して-
    2024年06月02日, 日本コミュニケーション障害学会学術研究会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の発達性読み書き障害スクリーニング指標作成の試み
    2024年09月06日, 日本特殊教育学会第62回大会
  • 障害児の英語語彙習得に関する一検討 -1音節単語の誤り分析から
    2024年09月06日, 日本特殊教育学会第62回大会
  • 勝手読みの頻発する聴覚障害児の困難要因について
    2308年27月
  • 聴覚障害者の英語に関するインタビュー調査(2)―中学校・高等学校における英語教科に着目して―
    2308年26月
  • 特別支援学級に在籍する外国籍生徒への支援体制に関する調査研究
    2021年09月20日, 日本特殊教育学会第59回大会
  • 聴覚障害児の書記表現と音韻意識の発達に関する一研究-被害の状況表現の違いから-
    2021年09月20日, 日本特殊教育学会第59回大会
  • 聴覚障害児の談話の特徴と視線の特徴の関連について
    2021年07月31日, 日本コミュニケーション障害学会第47回学術講演会
  • 聴覚障害児の構文理解に音韻意識の発達が及ぼす影響 J.COSS日本語理解テストと音韻分解課題を用いて
    2020年09月, 日本特殊教育学会第58回大会
  • ASDを合併する聴覚障害児一事例の談話と視線の関連について
    2020年09月, 日本特殊教育学会第58回大会, ポスター発表
  • 聴覚特別支援学校に在籍する人工内耳装用児に実態について―発達障害に関わる全国調査を通じて―
    2019年11月07日, 日本聴覚医学会学術講演会
  • 特別支援学校教員の養成を取り巻く現状と課題
    2019年09月22日, 第57回日本特殊教育学会大会, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
  • 発達障害を併せ有する聴覚障害児の顕著な特徴について聴覚障害児版発達障害のスクリーニング方法の開発にむけて
    2019年09月22日, 第57回日本特殊教育学会大会
  • SDを合併する聴覚障害児の談話と視線の関連について -聴覚障害児との比較を通して-
    2019年09月22日, 第57回日本特殊教育学会大会
  • 聴覚障害児の音韻意識習得型と単語書字に関する縦断的研究 音韻分解課題の誤答分析による分類を用いて
    2019年09月22日, 第57回日本特殊教育学会大会
  • 聴覚障害児の構文理解力と発話における音響的特徴の変化との関係に関する検討
    2019年09月22日, 第57回日本特殊教育学会大会
  • 聴覚障害幼児の音韻意識形成の指導方法に関する一研究 聴覚特別支援学校幼稚部教員へのアンケート調査を通して
    2019年09月22日, 第57回日本特殊教育学会大会CD, ポスター発表
  • 聴覚障害児の関係節構文における理解力と音読時の韻律情報の活用能力との関係に関する検討
    2019年05月12日, 第45回日本コミュニケーション障害学会学術講演会
  • 発達障害様の困難のある聴覚障害児に関する全国聾学校調査 ―聴児調査(文科省、2012)との比較を中心に―
    2018年10月, 第63回日本聴覚医学会総会・学術講演会, 口頭発表(一般)
  • 難聴通級指導教室・特別支援学級における発達障害に関する全国調査 -教員の印象調査と指導形態から-
    2018年10月, 第63回日本音声言語医学会総会・学術講演会, 口頭発表(一般)
  • 聴覚障害児の音韻意識の習得の仕方が単語書字に与える影響 音韻分解検査を用いた縦断的研究
    2018年09月, 第56回日本特殊教育学会大会
  • 成年聴覚障害者における口形意識の在り方に関する一考察 -視線分析と質問紙を用いた検討-
    2018年09月, 第56回日本特殊教育学会大会
  • 成年聴覚障害者における口形意識の在り方に関する一考察 -視線分析と質問紙を用いた検討-
    2018年09月, 第56回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の音韻意識の習得の仕方が単語書字に与える影響 音韻分解検査を用いた縦断的研究
    2018年09月, 第56回日本特殊教育学会大会, その他
  • 子どものコミュニケーション・チェックリスト第二版(CCC-2)日本語版の聴覚障害児における有用性の検討
    2018年09月, 第56回日本特殊教育学会, ポスター発表
  • 第3回発達障害に関する全国聾学校調査結果について
    2018年09月, 第56回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の韻律聴取と聴覚特性及び言語力との関係(1)
    2017年09月, 第55回日本特殊教育学会, 口頭発表(一般)
  • 集団を苦手とする聴覚障害児に対する支援の一事例
    2017年09月, 第55回日本特殊教育学会, ポスター発表
  • ADHD様の困難のある聴覚障害児と母親の変容に関する事例報告 ―3年間の支援記録及び連絡ノートをもとにして―
    2017年09月, 第55回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • LD様の困難を示す聴覚障害児に対する支援の検討
    2017年07月, ろう教育科学会第59回大会, 口頭発表(一般)
  • ASDを合併する聴覚障害児のナラティブの特徴と視線の関係について
    2017年07月, ろう教育科学会第59回大会, 口頭発表(一般)
  • ろう学校に在籍する人工内耳装用児の音韻分析の特徴 ―音韻分解に課題における誤反応の分析―
    2017年07月, ろう教育科学会第59回大会, 口頭発表(一般)
  • 聴覚障害児における韻律情報の活用に関する検討(3) 韻律情報の活用における聴取と発話の関係について
    2016年09月, 朱鷺メッセ
  • 聴覚障害児における韻律情報の活用に関する検討(3) 韻律情報の活用における聴取と発話の関係について
    2016年09月, 朱鷺メッセ, 口頭発表(一般)
  • 聴覚障害児の生活を支える 生活支援の観点から教育の役割を考える
    2016年09月, 第54回日本特殊教育学会大会, 口頭発表(一般)
  • 国立大学附属特別支援学校におけるセンター的機能の現状と課題
    2016年09月, 第54回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • 発達障害を併せ持つ聴覚障害児に対する支援の一事例 -4年間の指導を通して-.
    2016年09月, 朱鷺メッセ, ポスター発表
  • ASDを併せ有する聴覚障害児に対する感情理解への支援―視覚的教材・ICTを活用した教育的介入を通して―
    2016年02月, 朱鷺メッセ, ポスター発表
  • 聴覚障害幼児の音韻分解課題における誤反応の検討
    2015年09月, 第53回日本特殊教育学会大会, 口頭発表(一般)
  • 難聴児における韻律情報を用いた聴覚活用について(2) ―発話における韻律情報の活用―
    2015年09月, 第53回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • 中国の聴覚障害児の文法の誤用に関する研究(1) ―受動文・処置文に着目して―
    2015年09月, 第53回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • キューサインの使用の経緯に関する一考察 ー当時を知る教員に対する聞き取り調査に基づいてー
    2015年09月, 第53回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • 自閉症スペクトラムを併せ有する聴覚障害児の言語的特徴と介入効果に関する一検討
    2015年09月, 第53回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • 通常学級に在籍するASD児の談話分析の試み2 -語用障害が原因となる児童間のトラブル解決のために-
    2015年09月, 第53回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • THE STUDY OF SUSPECTED DEVELOPMENT DISORDERS FOR ALL OF THE SCHOOL FOR THE DEAF IN JAPAN
    2015年07月, 22nd International Congress on the Education of the Deaf, ポスター発表
  • EFFECT OF AUTISTIC SPECTRUM DISORDER (ASD) ON THE LANGUAGE ACQUISITION OF DEAF CHILDREN WITHOUT MENTAL RETARDED
    2015年07月, 22nd International Congress on the Education of the Deaf, ポスター発表
  • 音韻意識の発達に困難を示す聴覚障害幼児に関する一考察(1) -音韻意識発達遅滞群抽出の試み-
    2014年09月, 第52回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • ASD 児及び ASD を合併する聴覚障害児の典型例と支援の検討-視線分析と状況画の理解からの分類-
    2014年09月, 第52回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • 難聴児における韻律情報を用いた聴覚活用について(1)-韻律情報が統語的曖昧性の解消に果たす役割-
    2014年09月, 第52回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • 聴覚障害幼児における数・順序操作能力と音韻分解能力の関連性について
    2014年09月, 第52回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • ろう学校在籍児の談話分析に関する一研究 1 -映像評価とトランスクリプト評価の対比を中心に-
    2014年09月, 第52回日本特殊教育学会大会, ポスター発表
  • 通常学級に在籍する ASD 児の談話分析の試み 1 -語用障害が原因となる児童間のトラブル解決のために-
    2014年09月, 第52回日本特殊教育学会大会, その他
  • 手話動作を用いた助詞指導ツール開発に関する一考察 ―場所と時を表す「に」・「で」に注目して―
    2013年09月, 日本特殊教育学会第51回大会, ポスター発表
  • 「聴覚障害児の状況理解における眼球運動」ー状況画注視時における停留時間を指標としてー
    2013年09月, 日本特殊教育学会第51回大会, ポスター発表
  • 学習言語における聴覚障害児の韻律情報について
    2013年08月, 日本特殊教育学会第51回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の聴覚活用と語彙力・文法力の関係に関する研究 言語習得における聴取弁別能力の促進効果について
    2012年09月, 日本特殊教育学会第50回大会
  • 聴覚障害児の聴覚活用と語彙力・文法力の関係に関する研究 言語習得における聴取弁別能力の促進効果について
    2012年09月, 日本特殊教育学会第50回大会, ポスター発表
  • 自閉症スペクトラムに聴覚障害が及ぼす影響2 ―聴児と聴覚障害児の比較検討―
    2012年09月, 日本特殊教育学会第50回大会, ポスター発表
  • LD・ADHDのある聴覚障害児一事例への継続支援による変容に関する一考察-発達障害のある聴覚障害児のための指導会における4年間の介入-
    2012年09月, 日本特殊教育学会第50回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児における複合名詞アクセント規則の活用と聴覚補償上の条件に関する一研究-複合名詞アクセントの合計評価点とアクセント聴取弁別力
    2012年09月, 日本特殊教育学会第50回大会, ポスター発表
  • 自閉症スペクトラムに聴覚障害が合併することのワーキングメモリに及ぼす影響に関する一研究
    2012年09月, 日本特殊教育学会第50回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の音韻意識の発達に聴覚活用が及ぼす影響に関する一研究
    2012年09月, 日本特殊教育学会第50回大会, ポスター発表
  • コミュニケーション手段による発達障害様の困難の差異-聾学校小学部の聴覚障害児の学習における著しい困難の様相-
    2012年09月, 日本特殊教育学会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の聴覚活用と語彙力・文法力の関係に関する研究 言語習得における聴取弁別能力の促進効果について
    2012年02月, 日本特書教育学会第51回大会
  • 聴覚障害児の聴覚活用と語彙力・文法力の関係に関する研究 言語習得における聴取弁別能力の促進効果について
    2012年02月, 日本特書教育学会第51回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児における複合名詞アクセント規則の活用と聴覚補償上の条件に関する一研究
    2011年09月, 日本特殊教育学会第49回大会, ポスター発表
  • 補聴効果の得られない聴覚障害幼児の音韻意識と文字の習得―1事例の発達を通しての検討―
    2011年09月, 日本特殊教育学会第49回大会, その他
  • 自閉症スペクトラムに聴覚障害が及ぼす影響1―聴児と聴覚障害児の比較検討―
    2011年09月, 日本特殊教育学会第49回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の学級適応に関する調査(1)難聴通級指導教室の通級形態による支援体制と満足度の違い
    2011年09月, 日本特殊教育学会第49回大会, ポスター発表
  • 発達障害のある聴覚障害児に対する評価基準の検討(2)
    2010年09月, 日本特殊教育学会第48回大会
  • 発達障害のある聴覚障害児に対する評価基準の検討(2)
    2010年09月, 日本特殊教育学会第48回大会
  • 発達障害のある聴覚障害児に対する評価基準の検討(1
    2010年09月, 日本特殊教育学会第48回大会, ポスター発表
  • 「豊かな人間関係」につながる指導内容の検討と授業作り
    2010年09月, 日本特殊教育学会第48回大会, ポスター発表
  • 手話併用環境にある聴覚障害児の音韻の初期発達について―聴力の違いによる検討―
    2010年09月, 日本特殊教育学会第48回大会, ポスター発表
  • 教育現場の実践を促進する効果的な巡回相談の検討ー特別支援教育に関する教員のコンサルテーションニーズの調査ー
    2010年09月, 日本特殊教育学会第48回大会, 口頭発表(一般)
  • A Study of How to Replicate and Acquire the Fingerspelling for the Hearing Impaired Children
    2010年07月, ICED 2010, ポスター発表
  • A CLUSTER STUDY ON DEAF CHILDREN WITH DEVELOPMENTAL DISABILITIES(LD, ADHD, AND HIGH FUNCTIONING AUTISM)
    2010年07月, ICED 2010, ポスター発表
  • A SURVEY OF DEAF STUDENTS WITH DEVELOPMENTAL DISABILITIES IN JAPAN.
    2010年07月, ICED 2010, ポスター発表
  • 聴覚障害児の指文字の成立とその模倣に関する一研究 ―指文字の成立という観点から-
    2009年09月, 近藤史野,濵田豊彦,大鹿綾
  • 手話併用環境の聴覚障害幼児の音韻意識の発達 ―音韻分解成績の縦断変化-.
    2009年09月, 日本特殊教育学会第47回大会
  • 手話併用環境の聴覚障害幼児の音韻意識の発達 ―音韻分解成績の縦断変化-.
    2009年09月, 日本特殊教育学会第47回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の指文字の成立とその模倣に関する一研究 ―指文字の成立という観点から-
    2009年09月, 近藤史野,濵田豊彦,大鹿綾, その他
  • アスペルガーを併せ有する聴覚障害児の変容に関する一考察
    2009年09月, 日本特殊教育学会第47回大会, ポスター発表
  • A SURVEY ON CLUSTERING IMPAIRED CHILDREN HAVIND ADDITIONAL DEVELOPMENTAL DISABLITIES
    2009年08月, 10th Asia Pacific Congress on Deafness, ポスター発表
  • A SURVEY OF STUDENTS WITH HEARING IMPAIRMENT AND DEVELOPMENTAL DISABILITIES IN JAPAN.
    2009年08月, 10th Asia Pacific Congress on Deafness, ポスター発表
  • PRS(LD児・ADHD児診断のためのスクリーニング・テスト)を用いた発達障害様の困難のある聴覚障害児の類型化と特徴
    2008年10月, 日本音声言語医学会, 口頭発表(一般)
  • 重度聴覚障害児の音韻意識の発達とかな単語書字の形成に関する研究
    2008年10月, 日本音声言語医学会, 口頭発表(一般)
  • 聾学校における発達障害児に関する調査研究(2)―チェックリストによる子どもの類型化とその特徴―
    2008年09月, 日本特殊教育学会, ポスター発表
  • 聾学校における発達障害児に関する調査研究(1)―聾学校教員の印象判断を中心に―
    2008年09月, 日本特殊教育学会, その他
  • ADSを併せ持つ聴覚障害児へのソーシャルスキルトレーニング1―ソーシャルナラティブの適応方法の検討―
    2007年09月, 日本特殊教育学会第45回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の音韻処理能力・測定に関する一研究 ―計算スパンテストによる試み―
    2007年09月, 日本特殊教育学会第45回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の音韻分解と書字に関する研究(2)―縦断的調査からの検討―
    2007年09月, 日本特殊教育学会第45回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害幼児のコミュニケーションと遊びの広がりに関する一考察
    2007年09月, 日本特殊教育学会第45回大会, ポスター発表
  • かな単語の習得に困難がある聴覚障害児に対する記憶方略の検討 ―軽度発達障害を伴う聴覚障害児3事例による検討―
    2007年09月, 日本特殊教育学会第45回大会, ポスター発表
  • 聴覚障害に軽度発達障害を併せ持つ児童の実態に関する一考察 全国アンケート調査の試み
    2007年09月, ポスター発表
  • 聾学校高等部での「個別の教育支援計画」活用の課題 全国聾学校高等部設置校へのアンケート調査
    2007年09月, その他
  • 地域の障害児支援活動に参加する学生の意識調査 ―特別支援教育を専攻する学生の支援活動経験を通じての気づきの分析―
    2007年09月, ポスター発表
  • 東京学芸大学の取り組みと向かうべき姿
    2006年11月, 平成18年度障害学生就学支援セミナー, 口頭発表(招待・特別)
  • 聴覚障害と言語性LDを併せ持つ児童とその記憶方略に関する一考察
    2006年, 日本音声言語医学会, 口頭発表(一般)
  • 聴覚障害幼児の受容コミュニケーションの経時的変化に関する一考察
    2006年, 日本音声言語医学会, 口頭発表(一般)
  • 聴覚障害児の音韻分解と書字に関する研究(1)-3事例からの検討-
    2006年, 日本特殊教育学会, ポスター発表
  • 聴覚障害児の暗唱九九と転記課題との関連性 -転記課題における音韻処理能力測定の試み-
    2006年, 日本特殊教育学会, ポスター発表
  • 聾学校高等部卒業生の課題と就労支援について
    2006年, 日本特殊教育学会, ポスター発表
  • ろう学校を活用した教員養成の試み ―放課後チュータ-活動を通した学生の変化―
    2006年, ポスター発表
  • 聴覚障害とLDを併せ持つ子どもの特徴と学習支援 -書字表出に特別な困難を持つ聴覚障害児一事例に関する記憶方略の検討-
    2005年, その他
  • 聴覚障害児の韻律と楽曲の弁別に関する研究(1) -アクセント・イントネーションと移調・メロディの聴取弁別を通して-
    2005年, その他
  • 聴覚障害児の音高および和音の聴取弁別に関する一研究
    2005年, その他
  • 聴覚障害児の発話の明瞭度と音韻処理能力に関する一考察 ―転記課題の活用からー
    2005年, ポスター発表
  • 転記課題を用いた音韻処理能力測定の試み -聴児を対象にした検討-
    2005年, ポスター発表
  • 聴覚障害児におけるかな単語書字の習得―誤りの分析を中心に―
    2004年, ポスター発表
  • 聴覚障害児のアクセント・イントネーションの活用―発話の違いの分析を中心に―
    2004年, ポスター発表
  • 聴覚障害児の発話明瞭度と九九の処理時間に関する一研究
    2004年, ポスター発表
  • 聾学校における個別の教育(指導)計画に関する調査研究
    2003年, 口頭発表(一般)
  • 聴覚障害児の読書力に関連する諸能力に関する基礎的研究3-読書力と文章力の継時的変化(その2)-
    2002年, ポスター発表
  • 聴覚障害児の韻律的情報の活用(1)-アクセントとイントネーションの聴取能力からの検討-
    2002年, ポスター発表
  • 音読明瞭度検査の評価の信頼性-評価者の人数と評価者への提示順序の信頼性からの検討-
    2002年, ポスター発表
  • 聴覚障害児の音声方言の獲得に関する研究(1)-一聾学校における方言語彙の使用と語尾変化からの検討-
    2002年, その他