伊藤 かおり (イトウ カオリ)

人文社会科学系 日本語・日本文学研究講座 日本語学・日本文学分野講師

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基本情報

  • eメール

    kaoriitou-gakugei.ac.jp

その他の所属

  • 東京学芸大学, 人文社会科学系 日本語・日本文学研究講座 日本語学・日本文学分野, 講師
  • 東京学芸大学, 国語科教室(教育組織), 講師

学位

  • 修士(教育学)

教育・研究活動状況

  • 教育・研究活動状況

    夏目漱石を中心とした日本近代文学

研究分野

  • (人文・社会) 日本文学
    日本文学

書籍等出版物

  • 国語教科書の定番教材を検討する! ―教科書でつくられる日本人の教養
    2021年01月, 石井正己(編), 「26.こころ ■夏目漱石■―平凡な男の死を特別に見せるレトリック」P158―P163, 三弥井書店
  • 国語教科書の定番教材を検討する!―教科書でつくられる日本人の教養―
    2021年01月20日, 石井正己編著, 三弥井書店, 978-4-8382-3375-5
  • 新装版 吾輩は猫である(下)
    2017年07月, 夏目漱石, 新装版の本文表記・注釈の改訂, 講談社, 1985年に刊行された講談社青い鳥文庫の『吾輩は猫である』を現代の子供たち(小学校高学年から中学生)に理解しやすく本文表記や注釈内容を改訂したもの。
  • 新装版 吾輩は猫である(上)
    2017年07月, 夏目漱石, 新装版の本文表記・注釈の改訂, 講談社, 1985年に刊行された講談社青い鳥文庫の『吾輩は猫である』を現代の子供たち(小学校高学年から中学生)に理解しやすく本文表記や注釈内容を改訂したもの。
  • 夏目漱石『坊っちゃん』をどう読むか
    2017年05月, 石原千秋・いとうせいこう×奥泉光・河合隼雄・小林信彦・小森陽一・大澤真幸・小田島恒志・文月悠光・小平麻衣子・伊藤かおり・大岡昇平・井上ひさし・豊崎由美・丸谷才一・岡本一平・吉本隆明・三浦雅士・小池滋・小野一成・平岡敏夫・有光隆司・芳川泰久, 「〈ポスト・トゥルース〉の時代に読む『坊っちゃん』」, 河出書房新社, 夏目漱石生誕150年を記念して刊行された批評・エッセイ集。これまで『坊っちゃん』がどのように読まれてきたのか、今どのように読みうるのかを提示することを目指した一冊。
  • なぞり書きで楽しむ女流作家の名文
    2017年01月, 枻出版社

論文

  • 孤独な社交ー夏目漱石『明暗』論
    2022年03月, 単著, 学芸国語国文学, 東京学芸大学国語国文学会, 54, 研究論文(学術雑誌)
  • ビアトリクス・ポターの図像学ー国語科教育における視聴覚教材の読解にむけて―
    2022年01月31日, 伊藤かおり, 単著, 東京学芸大学紀要 人文社会科学系Ⅰ, 東京学芸大学, 73, 研究論文(大学,研究機関紀要), これまでの国語科研究では、視聴覚教材は二次的なものとみなされ、その学習効果や本文との影響関係については十分に検討されてこなかった。本稿の目的は、国語科における視聴覚教材(図像テクスト・映像テクスト)を文字テクストとともに比較し、分析的に読む学習のモデルを提案することである。この目的のために、本稿では、ビアトリクス・ポターの絵本『ピーターラビットのおはなし』シリーズやそれを映像化したアニメーションについて、挿絵と言葉、あるいは、映像と音声と言葉とがどのように響き合いながらポターが描いたリアリティーとファンタジーの重層的世界を表現しているのかを分析する。結論部では、ポターの絵本やその改作のような複合的言語教材が学習者にとって有効な教材であることを提示する。
  • アダプテーション理論と教育の紐帯
    2021年03月, 疋田雅昭, 単著, 非言語教材を用いた国語教育を活性化するための実践的研究, (MISC)総説・解説(その他)
  • アダプテーション理論の活用を通した文学教育—発達段階の系統性に配慮した思考力の育成—
    2021年03月, 大澤千恵子, 共著, 非言語教材を用いた国語教育を活性化すつための実践的研究, 東京学芸大学教育実践推進本部「特別研究開発プロジェクト」
  • 早稲田大学図書館蔵浅井真男関係資料目録-アーカイブス教育の一環として-
    2014年03月, 和田敦彦・伊藤かおり・柿原和宏・岸川俊太郎・坂下智昭・中野綾子・森田三咲, 共著, 学術研究, 早稲田大学 教育・総合科学学術院, 63
  • 明治期における〈交際社交術〉の語られ方――漱石文学への視座として――
    2014年03月, 伊藤かおり, 単著, 学術研究, 早稲田大学 教育・総合科学学術院, 63
  • 期待される男たち――夏目漱石『彼岸過迄』論――
    2013年11月, 単著, 日本近代文学, 日本近代文学会, 89
  • 侵食する語りの起源――夏目漱石『彼岸過迄』論
    2013年03月, 伊藤かおり, 単著, 学術研究, 早稲田大学 教育・総合科学学術院, 62
  • 男らしさの反措定―夏目漱石『明暗』論―
    2011年03月, 単著, 近代文学 研究と資料[第二次], 5
  • 女たちのネットワーク―『明暗』論
    2011年03月, 伊藤かおり, 単著, 文学・語学, 全国大学国語国文学会, 199
  • 『蒲団』における戦略――暗闘・女・ネットワーク――
    2010年03月, 単著, 近代文学 研究と資料[第二次], 4

講演・口頭発表等

  • 定番教材・夏目漱石『こころ』を教室で読む意義-ICTを用いたデジタル資料の効果的活用-
    2022年09月18日, 第22回 IB国語研究会, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 〈ポスト・トゥルース〉の時代に読む漱石
    2022年09月02日, ビジネスパーソンにこそ知ってもらいたい教養講座, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 漱石文学における階層間の競争意識
    2022年06月25日, 東京学芸大学国語国文学会令和4年度大会
  • 漱石文学のなかの男と女
    2017年11月, 漱石カフェ
  • 〈趣味〉を偽装する―夏目漱石と近代日本の社交
    2017年03月, 夏目漱石生誕150周年・二松学舎大学創立140周年記念事業 「漢文脈の漱石」, 口頭発表(招待・特別)
  • 怨嗟のネットワーク―井上ひさし『頭痛肩こり樋口一葉』論
    2016年11月, 樋口一葉研究会 第30回例会
  • 何が〈真実〉に見えるのか?――漱石文学における社交
    2016年04月, 漱石没後百年記念国際シンポジウム――漱石研究の新たな展望