ADO Masahiko

Humanities and Social Sciences Division Foreign Languages and Foreign Literature English Linguistics and British and American Literature and CultureAssociate Professor

Researcher Information

Other affiliation

  • Tokyo Gakugei University, English, Associate Professor
  • Tokyo Gakugei University, Humanities and Social Sciences DivisionForeign Languages and Foreign Literature 英語学・英米文学・文化研究分野, Associate Professor

Degree

  • 修士(教育学)
Research activity information

Papers

  • 比較級and比較級構文についての一考察
    31 Mar. 2021, 阿戸昌彦, only, English Studies, 東京学芸大学 英語合同研究室, 49
  • 形容詞補部の感嘆節に先行する前置詞の随意的生起
    Jan. 2018, only, 東京学芸大学紀要 人文社会科学系I, 東京学芸大学, 69, 驚きを表す形容詞surprised/amazedの補部にwh感嘆節が生起するときに現代英語では前置詞をとることが多い。しかしながら、この現象を歴史的に見たとき、もともとは前置詞が不要であったが、まずatが、しばらくしてbyが生起するようになったという事実を明らかにした。
  • 名詞+前置詞+Whether節 -歴史的変化の視点を取り入れて―
    Dec. 2016, only, 英語語法文法研究, 英語語法文法学会, 23
  • 後期近代英語から現代英語の「名詞+前置詞+Wh句」
    Dec. 2015, only, English Studies, 東京学芸大学 英語合同研究室, 44
  • The Influence of In-Dropping on Have Difficulty (in) V-ing
    Dec. 2014, only, English Studies, 東京学芸大学英語合同教室, 43, 後期近代英語から現代英語にかけて、前置詞in+V-ingを取っていた述語の中にinを取らなくなったものがある。have difficulty (in) V-ingもその一つであることは知られていたが、前置詞inが脱落した要因、脱落したことでどのような影響があったのかは解明されていない。本稿では1950年頃にはinを取らない例が優勢になったことをコーパスを元に明らかにし、さらに、共起するV-ingに変化があることを示した。ある一定の期間を要求していたinが脱落したことで、瞬間的・状態的意味を表すものが許されるようになって来たことを明らかにした。
  • Have NP V-ingタイプのIPCの成立
    Dec. 2014, only, 英學論考, 東京学芸大学英語合同教室, 43, 現代英語にはhave NP に直接V-ingが後続する表現にうちて、これまで明らかにされていなかった成立過程を歴史的コーパスを用いて事実調査、仮説を立てた。歴史的発達をみると、NPがdifficulty, trouble, experienceの場合は前置詞inを取っていたが、inの意味の希薄化と音的な弱化により脱落して成立したものがある。また、もともとinを持たなかったproblem, fun, a Adj time はそこからの類推により成立してきた。さらに、businessの場合にはto不定詞から取って代わったものとした。
  • The Dropping of Preposition in and its Effect
    On Busy (in) Ving
    Dec. 2013, only, 英學論考, 東京学芸大学 英語合同研究室, 42, 現代英語では形容詞busyが前置詞inを取らずに直接Vingを従えることがある。1860年頃まではinを取る形の方が多く見られたことを大規模なコーパスを用いて検証した。その上で、前置詞inが脱落した要因を、inの有無が意味上問題ではなくなってきたことと仮定した。さらに、inが脱落したことでVingに生ずる動詞の種類が拡張されるようになったことを示した。
  • Degree Word Too in Late Modern English
    Dec. 2012, only, English Studies, 41, 後期近代英語のコーパスから得られたデータを元に、程度詞tooが名詞句内で冠詞aに後続する例について考察。現代英語と共起する形容詞の変化についてtooの機能の変化の影響を仮説。
  • On Degree Word Too
    Dec. 2010, 阿戸昌彦 長原幸雄, joint, 英學論考, 東京学芸大学 英語合同研究室, 39, 現代英語では、通例、「a(n)+形容詞+名詞」に程度詞tooが付くとtoo+形容詞+a(n)+名詞の語順で生ずるが、実例として、a+too+形容詞+名詞も見つかる。後者の語順がどのような場合になぜ許されるのかを探るために、まず、コーパスからの実例を形容詞と名詞の組み合わせで分類することから考察をする。
  • 自由関係節を導くWhoever/Whomeverの分布について
    2001, only, 英語語法文法研究, 英語語法文法学会, /8,70-84
  • 集合名詞の意味呼応と照合理論
    1999, only, 東京学芸大学紀要 第2部門 人文科学
  • Unification of Plurals and checking Theory
    1999, only, 英学論考
  • On There Existential Sentences with Modal Meaning
    1996, only, 文教大学文学部紀要
  • A Note on No Matter Wh-Concessive Clause
    1996, only, Proceedings of TACL Summer Institute of Linguistics 1995
  • On the Licensing of Clausal Arguments
    Dec. 1994, only, LEO, 23